人口構成比率が変化し、国民の高齢化が進展しています。2025年には団塊の世代が75歳以上となり、国民の3人に1人が65歳以上、5人に1人が75歳以上となります。このため、疾患を有する高齢者も増加し、医療と介護の需要が急速に増大する見通しとなっています。地域差はありますが、おおよそ現在と比すれば4割前後の増加になるとの見通しです。 また、有病者、要介護者という数字だけでは見えてこない課題もあります。世帯構成比率が変化し、高齢者のみの世帯が増加することが見込まれているからです。たとえば、生涯未婚率(50歳時の未婚率)でみると、1980年には、男性 2.6%、女性 4.5%であったのに対し、2015年には、男性 22.7%、女性 13.6%という急激な変化を認めています。 とりわけ、無縁状態のままに独居の高齢男性が増えてゆけばどうなるのでしょう。ゴミだしする体力がなくなれば、ゴミに埋もれてゆくか
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