【対談】 高齢者の健康状態を守るために コロナ禍で求められる社会的処方 近藤 克則氏(千葉大学予防医学センター社会予防医学研究部門 教授/国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター老年学評価研究部長) 飯島 勝矢氏(東京大学高齢社会総合研究機構 機構長/同大未来ビジョン研究センター 教授) 高齢者が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染すると重篤化しやすいことが明らかとなる中,多くの高齢者は外出自粛を余儀なくされている。その一方,外出自粛により転倒・骨折リスクの増加や,認知機能の低下などを引き起こしやすくなるとの指摘もあり,コロナ禍における感染予防と外出自粛に伴う影響というアンビバレントな問題への対応が急務である。 COVID-19への感染予防を想定した生活が続くと考えられる今後,高齢者へ介入を行う医療者にはどのようなかかわりが求められていくのだろうか。COVID
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