埼玉新聞より「誤調剤容疑75歳死亡 薬剤師2人書類送検」 調剤ミスで春日部市の無職女性を死亡させたとして、県警捜査1課と春日部署は19日、越谷市七左町、「小嶋薬局本店サンセーヌ薬局」の管理薬剤師(65)を業務上過失致死容疑で、同薬局の経営者で県薬剤師会会長の経営者(76)を業務上過失傷害容疑で、それぞれさいたま地検に書類送検した。 同課によると、自動錠剤包装機で調剤された薬の誤調剤による死亡事故は全国初という。 管理薬剤師の送検容疑は昨年3月25日、脳梗塞の後遺症で同薬局を利用したYさん=当時(75)=に自動錠剤包装機を使って「胃酸中和剤」を調剤した際、厚労省から毒薬指定され、重症筋無力症などの治療に使う「コリンエステラーゼ阻害薬」を調剤。同年4月1日、誤調剤に気付いたが服用中止の指示や薬剤の回収をせず、同月7日にYさんを臭化ジスチグミン中毒で死亡させた疑い。 経営者の送検容疑は、薬局開設
読売新聞より「校庭ボール遊び、なぜ小5少年側に高額賠償命令」 愛媛県今治市で小学校の校庭から飛び出たサッカーボールをオートバイの80歳代男性が避けようとして転倒、その際のけがが原因で死亡した事故を巡り、大阪府内の遺族が訴えた民事訴訟で、大阪地裁がボールを蹴った当時小学5年の少年(19)の過失を認め、両親に約1500万円の賠償を命じた。 校庭でのボール遊びが、高額の賠償命令につながったのはなぜか。 判決(6月27日)などによると、2004年2月の事故時は放課後で、少年は校庭のサッカーゴールに向け、ボールを蹴っていた。 ゴール後方に高さ約1・3メートルの門扉とフェンス、その外側に幅約2メートルの溝があったが、ボールは双方を越え、男性が転倒した道路まで届いた。 裁判で少年側は 「校庭でボールを使って遊ぶのは自然なこと」 と主張したが、判決は 「蹴り方次第でボールが道路に飛び出し、事故が起きること
朝日新聞より「「ホメオパシーで長女死亡」助産師と母親和解 山口地裁」 2010年12月22日8時10分 生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 同日、山口地裁で双方の代理人弁護士と裁判官が話し合い、和解が決まった。 関係者によると、和解には「内容を口外しない」との条件が含まれており、和解の理由や金額について、双方の代理人は「話すことはできない」と答えた。 訴状によると、女性は2009年8月、この助産師の指導のもと自宅で長女を出産した。 しかし助産師は長女に、出血症を予防するためのビタミンK2シロップを投与せず、長女は同年10月、ビタミンK欠乏性出血
朝日新聞より「学生への「職業指導」、大学・短大に義務化へ 文科省」 学生が自立して仕事を探し、社会人として通用するように、大学や短大の教育課程に職業指導(キャリアガイダンス)を盛り込むことが2011年度から義務化される。 文部科学省が25日、設置基準を改正し、大学側もカリキュラムや就職活動などの支援体制の見直しに入る。 義務化の背景には、厳しい雇用状況や、職業や仕事の内容が大きく変化するなかで、大学側の教育や学生支援が不十分という指摘がある。 さらに新卒就職者の3割が3年以内に離職するなど、定着率の悪さも問題になっていた。 このため、大学教育のあり方を議論していた中央教育審議会(文科相の諮問機関)でも、学生支援の充実や、職業指導を明確化する方向性を打ち出していた。 就職支援に関して、各大学や短大は、就職支援センターやキャリアセンターを学内につくって対応している。 義務化で、卒業後を意識した
ロイターより「オバマ米大統領側近、公的保険制度導入案で妥協の可能性示唆」 [ワシントン 6日 ロイター] アクセルロッド大統領上級顧問とギブズ大統領報道官は6日、公的保険制度を導入する案を大統領が依然として支持しているとしながらも、大統領は妥協する可能性があることを示唆した。 オバマ大統領は9日夜、上下院合同会議で医療保険制度改革に関する重要な演説を行う予定。 そのなかで同大統領が、医療保険制度改革の目玉とされる保険業界と競合する公的保険制度の導入案を維持するかどうかが注目される。 この件に関しては、民主党リベラル派のペロシ下院議長は、どのような改革案になったとしても公的保険制度は必ず含まれなければならないとの立場をとっているものの、民主党穏健派およびその他の大多数の民主党議員は公的保険制度の導入は支持していない。 こうしたなか、アクセルロッド大統領上級顧問は6日朝のNBCの「ミート・ザ・
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