ワンチップにWi-FiからGPIOなどの周辺デバイスを搭載したワイヤレスSoC「ESP8266」を搭載したモジュールで“IoTを手作りしてみよう”というこの連載、前回まではTera termなどのターミナルエミュレーターを使い、人間のオペレーションが介在する形でESP8266の通信機能を確かめてきました。 今回からはESP8266にマイコンを接続し、今まで手動にて操作していたことをマイコンに肩代わりさせます。これによりM2M(Machine to Machine)的なソリューションに対応できるようになります。 サーバから見た場合、インターネット利用の多くは端末の向こう側にはユーザー(ヒト)がいます。例えばブラウザでWebサイトを見たり、動画サイトに接続して映画を鑑賞したりといった具合に、サーバからユーザーに対するサービスです。 これに対してM2Mでは、サーバがサービスする相手はヒトではなく