神奈川県厚木市下荻野のアパートの一室で5月30日、斎藤理玖(りく)ちゃん=当時(5)=とみられる白骨遺体が見つかった事件で、理玖ちゃんの母親(32)から県警へ連絡があり、理玖ちゃんの死亡は報道で知り、「家を出てからは1回もアパートには帰っていない」と話していることが3日、県警捜査1課への取材で分かった。 事件をめぐっては、理玖ちゃんの父親のトラック運転手、斎藤幸裕容疑者(36)=同市愛甲=が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されている。 同課によると、母親は、「平成17年春ごろ、(斎藤容疑者の)ドメスティック・バイオレンス(DV、配偶者・恋人からの暴力)がひどかったので家を出た」と、理玖ちゃんの遺体が見つかったアパートを出ていった理由を説明。 アパートを出ていく際の状況については、「(斎藤容疑者が)仕事から帰ってきた後、『買い物に行ってくる』と言って、そのまま家を出てしまった」という。また、斎藤
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