前回訪問したばかりですが、また大阪市中央区にある空堀商店街に来てしまいました。 大阪大空襲で焼け野原となった大阪の中心部で、奇跡的に焼け残った空堀通にある、戦後すぐからの商店街です。 ここは上町台地の北西のへりですから、もともと大きな段差があるところ。 そして、大阪冬の陣までは、「空堀(からほり)」とも呼ばれる大坂城の大きな外堀、つまり凹みがあった場所です。 でも、この空堀は、冬の陣後の和議条件として徳川方により破壊され、埋められています。 その後、大阪城の再建時より、瓦土を採取するために200年以上も掘り続けた結果、「野漠(ノバク)の窪地」ができてしまいました。 空堀商店街周辺は、いくつもの理由で凹凸がやたらと多い、興味深いエリアです。 今回も、商店街の西端からスタート。 通路は、カーブしながら登っていきます。 これは、上町台地のへりにある尾根道を、空堀通が通っているためでしょう。 「鰹
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