ベルリン市内の、わりと街中の古いアパートメントの一室だったマニュエル・ゲッチングの家を訪れたのは、1995年7月のことだった。「外が騒がしくて申し訳ないね。ちょうどこの週末はラヴパレードをやっているから。ふだんのベルリンはもっと静かなんだけどね」と彼は苦笑しながら、日本から取材にやって来た数名を部屋に迎えい入れてくれた。「いや、ぼくらはそのラヴパレードのためにベルリンに来たんです」と正直に即答できなかったのは、それをあまり良きモノとは捉えていないのであろうゲッチングの表情を見てしまったからである。言うまでもなく当時彼の作品を強烈に欲していたのは、ラヴパレードの根幹にあるハウス/テクノの聴衆だったのだけれど。 すでにこの頃、ハウス/テクノの文脈で再評価された70年代以降のドイツのロックはいろいろあった。『フューチャー・デイズ』や『ゼロ・セット』、クラスターやハルモニア、初期のポポル・ヴーやタ
Moog Modularシンセサイザーの共同開発者であり、Moogのための作品を世界で初めて発表したハーバート・ドイチュが逝去 ハーバート・ドイチュ(Herbert Deutsch) 1932年、アメリカ・ニューヨークに生まれたハーバート・ドイチュは、幼少期から音楽と作曲を学び、マンハッタン音楽学校(Manhattan School of Music)で学士/修士を取得。1963年にボブ・モーグ(Bob Moog)博士と邂逅し、共同で“作曲家を支援する新しい楽器”の開発に取り組み、翌1964年、Moog Modularシンセサイザーを完成させました。中でもMoog Modularシンセサイザーの大きな特徴であるキーボード・インターフェースは、ハーバート・ドイチュが開発したものと言われています。ハーバート・ドイチュはまた、Moog Modularシンセサイザーのための楽曲を世界で初めて発表し
12月11日から12日早朝にかけて計4回配信された、坂本龍一のピアノソロコンサート「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」から、「Merry Christmas Mr. Lawrence」の映像がYouTubeで公開された。 「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」は、現在ステージ4のがんとの闘病中で、通常の形式でコンサートをやりきる体力がすでに残っていないという坂本が、1日数曲のペースで事前収録した演奏をつなぎ、1本のライブ映像になるように編集したオンラインコンサート。監督のNeo Soraをはじめとしたニューヨークから招集した映画制作チームが撮影を担当し、坂本が「日本で一番いいスタジオ」と太鼓判を押す東京・NHK放送センターの509スタジオで収録が行われた。 「Merry Christmas Mr.
The Smile - Live at Montreux Jazz Festival 2022 is available now on all platforms: https://thesmile.ffm.to/montreux-jazz Courtesy of FFJM/Montreux Jazz Festival © 2022 Executive Producer - Mathieu Jaton Executive Producer - Nick Bonard Executive Producer - Thibaud Megevand Rights & Clearances Supervisor - Maureen Forde Executive Producer - Aurélie Ullrich Creative Director - Yann Orhan Director
ロバート・モーグ(ボブ・モーグ/Robert Moog / Bob Moog)と共にモーグ・シンセサイザーを共同開発した作曲家/発明家/教授のハーブ・ドイチ(Herb Deutsch)が死去。Moog Music Inc.のSNSアカウントで発表。90歳でした。 以下、Moog Music Inc.の声明より 「本日、私たちの友人であるハーブ・ドイチ教授の人生を祝福します。 ハーブは同僚として、ボブが工具職人としての情熱を見出す手助けをしました。そして彼らはエンジニアとアーティストが創造的な夢を実現するためのモデルを共に開発しました。楽器のデザイナーは、アーティストの心と創造のニーズを理解しなければならないという信念は、今日に至るまでMoogで行うすべてのことの核心となっています。 ハーブは作曲家として、曲がいかに物語を語る上で最も偉大な言語の一つであるかを世界に示す手助けをしました。彼は
LOUIS COLE / 飄々とした佇まいに、笑いも含めた最高のグルーヴ! 超絶テクと歓喜と快楽に満ちた、東京公演のライブレポートを公開! 来日公演の各会場で即完となった帽子のオンライン受注がスタート! Photo by Tadamasa Iguchi LOUIS COLE BIG BAND JAPAN TOUR 2022 SUPPORT ACT: GENEVIEVE ARTADI 2022.12.07 Wed @ O-East 2018年に続き全公演ソールドアウトとなった今回の来日公演。すし詰めとなったO-EASTのフロアには、白馬に乗った勇姿がデザインされた日本公演限定ポスターを手にする人も多くみかけられて、期待値が半端ではない。 ルイス・コールとのユニット、ノウワーとしての活動でも知られるジェネヴィーヴ・アルターディがオープニング・アクトとして登場。同じくビッグバンドの一員であるチキ
Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto from live streaming "Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022" Sunday, December 11, 2022 @Tokyo/JAPAN Music Written and Performed by Ryuichi Sakamoto Director Neo Sora Produced by Norika Sora Director of Photography Bill Kirstein Mixed & Mastered by ZAK at st-robo Editor Neo Sora, Takuya Kawakami Presented by KAB Inc. commmons / Avex Entertainmen
音楽家の坂本龍一(70)が11日正午(日本時間)、無観客で事前収録した2年ぶりのピアノ・ソロコンサート「Ryuichi Sakamoto:Playing the Piano 2022」を、世界約30の国と地域に配信した。この第1回目の配信は、同時視聴が3万人を超え来週、中国本土でも配信を予定しているという。 坂本のピアノ・ソロコンサートは、コロナ禍の20年12月12日に都内のスタジオで無観客で行い、ライブストリーミング配信して以来。今回の配信を前に、坂本は「この形式での演奏を見ていただくのは、これが最後になるかもしれない」と語った一方、配信ライブ内では「自分としては、ここにきて、割と新境地」とも語った。 坂本は14年に中咽頭がんを患い、寛解したものの、21年1月には直腸がんの治療を公表。さらに今年6月7日発売の文芸誌「新潮」7月号で、自身のがんがステージ4で両肺に転移した、がんの摘出手術を
ステージ4のがんで闘病している音楽家の坂本龍一さん(70)が11日、ソロピアノコンサートの映像を配信した。体調面から「これが最後になるかもしれない」と明かしており、音楽人生の軌跡をたどるような全13曲で渾身(こんしん)の演奏を見せた。 坂本さんは2014年に中咽頭(ちゅういんとう)がん、昨年1月に直腸がんを公表。今年6月、両肺に転移したがん摘出手術を受けたと発表していた。 事前に公開したメッセージ映像で「かなり体力も落ちてしまって、1時間とか1時間半、通常のコンサート(をする)っていうのはもう難しい」と説明。今回のコンサートは、長年収録で使用したNHK「509」スタジオで1曲ずつ事前収録した演奏を編集し、約1時間にまとめた。
小室哲哉が数多のアーティストに楽曲を提供してきた"歴史"をオーケストラの響きによって紐解いていく ─ 小室哲哉 Premium Symphonic Concert 2022-HISTORIA- TK.STAFFです。東京と西宮で開催された小室哲哉初となるオーケストラ公演「billboard classics 小室哲哉 Premium Symphonic Concert 2022-HISTORIA-」本当にありがとうございました✨ 東京公演はゲストボーカルにBeverlyさん。さらに西宮公演は浅倉大介さんも加わり一夜限りのPANDORA再集結も話題になった計2日間、ご観覧頂いた皆様、いかがでしたでしょうか?? PANDORA feat.BeverlyPANDORA feat.Beverly小室哲哉が数多のアーティストに楽曲を提供してきた"歴史"をオーケストラの響きによって紐解いていく本公演。
New Order perform 'As It Is When It Was Live' at the Hacienda for BBC's Old Grey Whistle Test programme in 1985. The film is included in the upcoming Low-Life Definitive Edition Boxset. Pre-order here: https://store.neworder.com/gb/ Stream New Order's greatest hits here ▶https://lnk.to/StreamNewOrder Subscribe here ▶ https://lnk.to/NO-YTSub #NewOrder #LowLife #hacienda
The 1975 - Oh Caroline Being Funny In a Foreign Language - Out Now http://the1975.com/bfiafl
「大村雅朗、彼の天才をぼくは深く深く深く歴史に刻んで永遠に残したい」——これは作詞家・松本隆が『大村雅朗 25th Memorial Super Live』に向けて発信したメッセージの一部だ。日本最高の作詞家が、こんなにも哀しみとリスペクトと愛に溢れる言葉を捧げる大村雅朗が1997年6月29日、46歳という若さで早逝して今年で25年。大村が残した色褪せない音楽の数々は、昭和~平成~令和の3つの時代で輝きを放ち、聴き継がれ、歌い継がれている。 1978年頃から編曲家としての活動を本格的にスタートさせた大村は、八神純子、ばんばひろふみ、そして松田聖子の一連のヒット曲のアレンジ、さらに彼女の作品で80年代を代表する不朽の名曲「SWEET MEMORIES」では作曲も手がけている。岸田智史、南佳孝、佐野元春、大沢誉志幸、渡辺美里、大江千里、吉川晃司、河合奈保子、中山美穂、辛島美登里…ここに挙げたア
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