毎年、ってわけでもないけど、文化庁メディア芸術祭に、今年もなんとなく立ちよってきました。 展示面積が年々小さくなっている気がするのは、気のせいか、はたまた来場者が増えててそう感じてしまうのか。全部をゆっくり見れたわけではないけど、気に入った作品だけちょこっとメモ。 マイクのハウリングをスピーカーが奏でる。『The sound of empty space』という作品は、「空間を聴く」というコンセプト。説明パネルでは相互依存的な音のありかたと、その面白さを指摘していて、音の発生や増幅のアンコントロールなところとか、なかなか好きな感じ。 ここ2、3年くらい、視覚や生体データなど情報を音にしたり、自己生成する音だったり、音に関する作品が多いなという印象はあるけれど、今回はあえて絞ったのか、展示ではこの作品くらいだったかな。 Googleストリートビューをつないでミュージック・ビデオにしあげたgr