若手作家たちによる平面作品の美術展『VOCA展2013 現代美術の展望─新しい平面の作家たち』が、3月15日から東京・上野の森美術館で開催される。 『VOCA展』は、現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような若手作家支援を目的に、1994年から毎年開催されている美術展。全国の美術館学芸員およびジャーナリストなどから推薦された40才以下の作家たちが平面作品の新作を出品し、同展選考委員によりその年における各賞の受賞作品が決定する。これまでに687人の作家が出品しており、やなぎみわ、蜷川実花、清川あさみなども受賞経験を持つ。 今回で20回目となる『VOCA展2013 現代美術の展望─新しい平面の作家たち』では、推薦作家36人の作品を展示。グランプリとなる『VOCA賞』には、多摩美術大学大学院在学中の鈴木紗也香による『あの日の眠りは確かに熱を帯びていた』が選ばれている。 会期中には、