ロシア正教会の最高指導者であるキリル総主教はこのほど、モスクワの「救世主教会」(総主教座大聖堂)でロシア国家親衛隊(大統領直属の治安部隊)のビクトル・ゾロトフ局長と面会し、局長にキリストの母である聖母の画像を贈り、「この絵が(ウクライナに侵攻している)ロシア軍を護(まも)り、速やかな勝利をもたらすと信じている」と述べた。ギリシャの「オーソドックス・タイムズ」が3月14日に伝えた。 キリル総主教の言葉に対してゾロトフ局長は、「私たちが望んだように作戦は速やかに進まなかった」と発言し、それは、「ナチス(ウクライナ人、特にゼレンスキー政権)が市民、老人、子供たち(人の盾)の背後に隠れているからだ」とし、ロシア軍のウクライナ侵攻が想定していた電撃作戦にならなかったことを認めた。このキリル総主教の言動を、キプロス島の正教会の最高指導者であるクリゾストモス二世大主教は、「ロシア人はまず、十字架を切って
ウクライナ侵攻をめぐる「見えない情報戦」で、ロシアは勝っているかもしれない――そんな指摘がメディアで相次いで取り上げられている。 今回の侵攻では、ウクライナ・ゼレンスキー大統領のコミュニケーション能力とソーシャルメディア巧者ぶりが注目を集め、情報戦におけるウクライナの優位を印象づけてきた。 だが、それは欧米のメディア空間だけを見た印象だ、と専門家は指摘する。 ロシアの主張する「ストーリー」は着実にメディア空間に広がっているが、それが見えていないだけだ、と。 「見えない情報戦」でロシアが勢力を伸ばす、その理由とは? ●アジア、アフリカへの集中 西側諸国からすれば、ロシアがウクライナの指導者をナチス呼ばわりしているのは、たわごとのように聞こえる。しかし、ウクライナの軍事力がクレムリンを驚かせたように、ロシアのプロパガンダの効果も、過小評価されているかもしれない。最近のツイッター投稿を分析すると
避難しているのは住民だけではない。ウクライナに留学している外国人学生も同じだ。 しかし、アフリカ人学生の多くが、避難途中で人種差別に直面し、出国に苦労しているという。 列車やバスに乗れないアフリカ人学生たち「こんな状況で人種差別を…」BuzzFeed Newsは、ウクライナに留学している学生から話を聞いた。 彼らは列車内で人種差別的な中傷を受け、銃を持ったウクライナの警察官によって乱暴に放り出されたという。 シエラレオネからの留学生は、乗車券を持っていたにもかかわらず、国境への列車に乗れなかった。 リベリア人留学生は、ウクライナの国境で、ポーランドに向かうバスへの乗車を警備員から拒否された。彼女だけでなく、一緒にいた他のアフリカ人らもバスに乗れなかったという。食べ物も避難場所もなく、寒空の下で2日過ごさざるをえなかったと語った。 ウクライナ政府は、外国人学生に対する人種差別の疑惑を「ロシア
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