Health workers treat a Covid-19 patient in an intensive care unit at Isabel Zendal Hospital in Madrid on Nov. 26. Photographer: Anadolu Agency/Anadolu Agency 冬の到来が北半球に新型コロナウイルス感染の新たな波をもたらし、コロナ時代の安全な国ランキングに変動が生じている。追い打ちをかけるように新たな変異株「オミクロン株」が出現し、世界の経済再開の動きを逆転させる恐れも出てきた。 オミクロン株はあいにくのタイミングで北半球を襲った。気温が下がり屋内で過ごす時間が増える季節に入り、感染者は増え、一部の地域で新たな制限が課されている。 ブルームバーグが毎月まとめる世界で最も安全な国・地域の番付「COVIDレジリエンス(耐性)ランキング」で、数
軍需産業の国営ウクルオボロンプロム社は、ロシア製武器取引に対するアメリカの制裁のおかげで、インドネシアをはじめとする東南アジア市場で新しい可能性を得ている。 6日、ウクルオボロンプロム社広報室が発表した。 ブキン国営ウクルオボロンプロム社総裁は、「インドネシアは、ウクルオボロンプロム社の重要なパートナーである。私たちは、複数の分野で重要な事業を行っており、この二者間プロジェクトは成功の可能性がある。我が社は、東南アジア、とりわけインドネシアにおいて、将来性を著しく高めているが、それは、アメリカのロシア兵器購入に関係する制裁を要因として、地域の市場が変貌していることによるものである。このアメリカの制裁は、『アメリカの敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)』にのっとって科されているものである」と発言した。 同社サイトには、ウクライナは東南アジアの国々の個別の兵器獲得の需要や、サービス、修理、
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数年の間、ずっと海をめぐる紛争のことを考え続けてきた。私たちの海に静けさが戻る時が果たして来るのかと。 この1年の間、アジア各国の首都を巡り、官民問わず様々な識者と話をすると、いずこにおいても中国の台頭がもたらす小波が、ある場所では小さく、ある場所では衝撃的な津波となって押し寄せていることが生々しく感じられた。 それでは、いかにしてこの高くなり続ける津波に立ち向かうのか。あるいは、立ち向かうことは諦め、法すらも時折無視しかねない荒々しい津波に身を任せるのか。それぞれの国々では様々な意見があった。1つだけ間違いなく一致したのは、悠長にこの津波が次第に高くなることを、もはや誰も指をくわえて待つことはできないということである。 問題は、国によって中国に対する認識が微妙な陰影をもって異なっている中で、皆が喜んで一緒に乗り出すことができる共通の「船」を作ることができるのか。これこそが、私たちに長らく
今回の事件をきっかけに、日本人が今後さらにテロリストにとって利用価値の高い格好の標的になる可能性が高くなったといっても過言ではない。 遠い中近東でなく、日本の近隣諸国で活動してきた東南アジアのイスラム過激派組織のJIは、バジル師ら中核メンバーが逮捕され弱体化しつつも、インドネシア、マレーシア、タイ南部、シンガポール、フィリピン南部、ブルネイにおけるイスラム国家樹立を目指している。 そして依然としてタイ南部のイスラム過激派によるテロやフィリピンの「アブサヤフ」による身代金目当ての誘拐事件に加え、インドネシアでは「東インドネシア聖戦士機構」(MIT)や「ジェマー・アンシャルット・タウヒッド」(JAT)によるテロ事件などが頻繁に発生している。 JIの残存勢力を含む同一派が復活を狙っているとも指摘され、日本にとっても対岸の火事ではない。シリアやイラクで勢力拡大するISによるプロパガンダが、こうした
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