【北京=三塚聖平、ニューヨーク=平田雄介】北京市当局は18日までに、同市内で15日に初確認された新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」について、海外からの郵便物を通じて「感染した可能性を排除できない」と表明した。感染者が受け取ったカナダからの郵便物を調べたところ陽性反応が出たと説明するが、カナダのデュクロ保健相は「異常な見解だ」と一蹴している。 北京当局は17日の記者会見で、同市海淀(かいでん)区の感染者が受け取った国際郵便物からオミクロン株とみられるウイルスを検出したと明らかにした。カナダから7日に発送され、米国と香港を経て11日に感染者が受け取った。同じルートで別の場所に届いた未開封の郵便物を調べたところ、ここからも陽性反応が出たという。 当局は「海外からの商品購入をなるべく控えるように」と呼びかけた。中国はこれまでも、冷凍食品など海外からの輸入品の表面に付着したウイルスによる感
カナダ首都オタワで開かれた中南米諸国とカナダによる「リマ・グループ」の会合で、ビデオを通じて演説したベネズエラ野党指導者フアン・グアイド氏に拍手するカナダのジャスティン・トルドー首相(中央)とクリスティア・フリーランド外相(右)、ペルーのネストル・ポポリツィオ・バルダレス外相(左、2019年2月4日撮影)。(c)Lars Hagberg / AFP 【2月5日 AFP】中南米諸国とカナダでつくる「リマ・グループ(Lima Group)」は4日、ベネズエラ情勢をめぐり、軍の介入のない平和的な政権移行を実現させるよう呼び掛けた。 グループ参加14か国のうち11か国は、オタワで会議を行った後に共同声明を発表。「武力を用いない政治的・外交的手段を通じ、平和的な移行手続きが取られることを改めて支持する」と表明した。 またベネズエラ軍に対し、野党指導者のフアン・グアイド(Juan Guaido)氏を暫
中国で麻薬を密輸した罪に問われたカナダ人の被告が死刑を言い渡され、これをカナダのトルドー首相が批判したことに対して、中国外務省の報道官は「最低限の法治の精神すら欠けている」などと反発しました。 こうした中、中国の裁判所は、14日、麻薬を密輸したとして1審で懲役15年を言い渡されたカナダ人の被告に対するやり直しの裁判で死刑を言い渡し、カナダのトルドー首相は、「恣意的(しいてき)な死刑の適用は極めて憂慮すべき事態だ」と強く批判しました。 これに対して、中国外務省の華春瑩報道官は15日の記者会見で「被告は222キロの覚醒剤を密輸した」などと罪を強調したうえで、「カナダ側の発言は、最低限の法治の精神すら欠けていて、強い不満を表明する」と述べて反発しました。 さらに、華報道官は、カナダ外務省が中国が恣意的にカナダ人を拘束するおそれがあるなどとして、渡航に注意するよう国民に呼びかけたことについても「恣
中国の通信機器大手、ファーウェイの幹部がアメリカの要請によってカナダで逮捕されたことについて、中国外務省は北京駐在のカナダの大使を呼んで強く抗議し、直ちに釈放するよう求めました。 この事件について中国外務省は8日、楽玉成次官が北京駐在のカナダのマッカラム大使を呼んで強く抗議したと発表しました。 この中で楽次官はカナダ当局の対応について「中国国民の権利を侵害する極めて悪質なものだ」と批判しています。 そのうえで「直ちに釈放して、合法で正当な権利を適切に保障するよう強く促す。さもなくば必ず深刻な結果を招き、すべての責任はカナダ側が負わなければならない」と述べ、対応を求めました。 孟氏をめぐっては7日、カナダの裁判所で行われた審問で、検察当局がアメリカに身柄を引き渡すまで勾留を続けるよう求めたのに対し、孟氏側は国外逃亡のおそれはないとして保釈を求め、勾留を続けるかどうかの結論は10日以降に持ち越
A leading NATO researcher says Canada should assume Russia will attempt to interfere in the 2019 federal election because that would serve the Kremlin's purpose of helping destabilize the military alliance. The allegations of Russian meddling in the 2016 U.S. presidential election as well as its attempts to disrupt votes in Germany, France, the Netherlands and the Czech Republic, among other count
ソウル(CNN) 北朝鮮の核問題をめぐりカナダ西部バンクーバーで開かれている関係国の外相会合で、日米両国は16日、平昌(ピョンチャン)五輪参加に向けて韓国と協議を進める北朝鮮に対して警戒感を示した。 河野太郎外相は会合で、国際社会は北朝鮮の狙いを見極める必要があると強調。「北朝鮮は核・ミサイル計画を続けるための時間稼ぎを意図している」との見方を示し、北朝鮮に対する圧力を緩めるべきではないと主張した。 米国のティラーソン国務長官も、北朝鮮が「非核化への決定的な一歩」を踏み出すまでは圧力をかけ続けるとの方針を示した。 韓国と北朝鮮は17日、南北軍事境界線に近い板門店で3度目の協議を開き、北朝鮮がどのような形で五輪に参加するかについて具体的な案を詰めた。20日には国際オリンピック委員会(IOC)との話し合いも予定されている。 この日の協議が始まった後に韓国統一省から届いたメールによると、北朝鮮は
カナダを訪れている河野外務大臣は、記者団に対し、北朝鮮問題をめぐる関係国の外相会合について、圧力を最大限まで高めていくことで参加国が一致したのは非常に有意義だったとしたうえで、「対話ムードや融和ムードは一切無かった」と強調しました。 そして、会合では、国連安保理決議の完全な履行に向けて、北朝鮮関連の船舶が関係する海上での違法な取り引きに対する日本の取り組みを説明し、北朝鮮による制裁回避の動きが巧妙になっているとして、さらに対策を強化していくことで一致したと明らかにしました。 そのうえで河野大臣は「会合で、対話ムードや融和ムードは、一切無かった。認識のずれも無かった」と強調するとともに、会合に参加していない中国とロシアにも議論の内容は、直ちに伝えられるとして、中国やロシアとも連携し、朝鮮半島の非核化に向けた取り組みを推進していく考えを示しました。
【ワシントン=塩原永久】閣僚級で大筋合意したものの、首脳宣言を見送りした環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について、カナダのメディアは10日、同国が反対した背景として、トランプ米政権との北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉が影響している可能性があるとの見方を伝えている。 米国はNAFTA再交渉で、カナダやメキシコに対し、自動車をはじめとする分野で厳しい要求を突きつけ、交渉が停滞している。 カナダ民放局CTV(電子版)は、カナダの元通商関係者や専門家の話をもとに、トルドー首相が反対したのは「TPPで安易に妥結すれば、NAFTA再交渉でカナダの立場を弱める」との計算が働いたためだとの見解を紹介した。 NAFTA再交渉で米国は、米離脱前のTPPで合意した内容を念頭に、メキシコやカナダとの協議に臨んでいる。グローブ・アンド・メール紙(電子版)は10日、同国閣僚が「自動車分野にかかわる通商ルールの
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