5月12日、オーストラリアの主要な鉄鉱石積み出し港として知られるポートヘッドランドで働くタグボート甲板員らが、労使交渉が解決できなければストライキに入る計画を承認した。ポートヘッドランド港で昨年12月撮影(2014年 ロイター/David Gray) [メルボルン 12日 ロイター] - オーストラリアの主要な鉄鉱石積み出し港として知られるポートヘッドランドで働くタグボート甲板員らは12日、休暇や給与をめぐる労使交渉が解決できなければ、数日間のストライキに入るとする計画を承認した。 鉄鉱石はオーストラリアにとって最大の輸出品目。業界がコスト・人員削減を目指す中、ストライキが発動されれば、世界の鉄鉱石輸出の4分の1が止まり、鉱山会社にとっては1日あたり1億ドルのコストが発生する可能性がある。