北朝鮮で、数多くの韓流ドラマが流通するなか、なぜか韓国のカリスマ経営者のビジネス書が人気を呼んでいるという。 韓流ビデオで拷問に処刑北朝鮮は、自国の社会主義体制と主体思想の優位性を際立たせるため、「南朝鮮(韓国)は腐った資本主義」「人間地獄だ」などと宣伝している。しかし、2000年頃から中国から流入しはじめた外国映画、とりわけ韓流ドラマは、娯楽に飢えた北朝鮮人たちをあっという間に魅了。その結果、当局の思想宣伝は通用しなくなる。 アクション、恋愛、歴史など、ジャンルを問わずありとあらゆる韓流ドラマ、外国映画が流通した。挙げ句の果てには、金日成一家のスキャンダルにも関わる「喜び組」をテーマにしたドラマまで出回り、流通させた商人が処刑されるという事件まで起きた。 (参考記事:銃殺の悲劇も…北朝鮮「喜び組」スキャンダル 喜び組は抜きにしても、韓流ドラマの販売や視聴が発覚したらただではすまない。故金