「世界平和統一家庭連合」旧統一教会との関係を指摘されている自民党の井上義行参議院議員はコメントを発表し、旧統一教会の「賛同会員」であることを明らかにしたうえで、選挙運動での動員や寄付はなかったと強調しています。 先月の参議院選挙の比例代表で当選し、3年ぶりに国政に復帰した自民党の井上義行参議院議員は、旧統一教会から選挙の支援を受けたのではないかという指摘がされています。 井上氏は、3日午前コメントを発表し「世界平和統一家庭連合や関連団体との関係についてお騒がせ、ご心配をかけていることをおわび申し上げる」としています。 旧統一教会との関係について「信徒ではなく、私の政策に賛同を得られたことから、一般的に『賛同会員』と呼ばれている」としたうえで、会費などは求められていないと説明しました。 そのうえで「選挙は、推薦団体が増えたこと、安倍元総理大臣の支援、世界平和統一家庭連合の企画など通じた呼びか
旧統一教会などが主催する行事に参加していたことが明らかになった伊達前参議院議長。 HTBの取材に対し参加理由を語る中で、安倍元総理に旧統一教会票を依頼したと驚きの証言をしました。 旧統一教会の票をどのように依頼をしたのか。 以下、記者と伊達前議長のやりとりです。 Q.伊達さんが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)のイベントに2020年から3度参加した経緯は? 伊達「選挙でお世話になったお礼と、宮島喜文というのがいて、これをお願いして当選させてもらったんですよ。安倍さんに了解を取って。」 Q.宮島喜文さん? 伊達「喜文。長野から出てる。これを前回(2016年の参院選)で『どうだろう?』と安倍さんが(聞いて)、『統一教会に頼んでちょっと(票が)足りないんだウチが』と言ったら、『わかりました、そしたらちょっと頼んでアレ(支援)しましょう』ということで、まあそりゃとにかく(票が)ナンボ入ったかわから
旧統一教会等主催行事に参加していた伊達忠一前参議院議長が、HTBの取材に対し、安倍元総理に旧統一教会の票を依頼したことを明らかに。旧統一教会に詳しい北海道大学大学院の櫻井義秀教授に聞きました。 伊達忠一氏は臨床検査技師から政界に進出した、北海道選挙区選出の自民党の元参議院議員です。 3期目には参議院議長も務め、2019年に政界を引退しています。 こちらは伊達氏の話をもとにした構図です。 伊達氏は2016年の参議院選挙で臨床検査技師出身で、全国比例で出馬した自民党の宮島喜文氏を応援していましたが、票が足りないため、当時の安倍総理に旧統一教会の組織票を回すようお願いしたということです。 安倍総理も了承し、結果的に宮島氏は当選しました。 また、先月の参議院選挙で伊達氏は再び宮島氏を応援するため、安倍元総理に旧統一教会の票を割り振るよう頼みましたが、安倍氏は「今回は井上で」と、全国比例で出馬した自
記者の質問に耳を傾ける世界平和統一家庭連合の田中富広会長=東京都新宿区で2022年7月11日午後2時16分、佐々木順一撮影 <sui-setsu> 自民党の古参職員は、先の参院選比例代表で当選した井上義行候補(自民)の得票を見て「あっ、これは表に出ていない団体の支持があったな」と直感した。 参院比例への挑戦3回目となる井上さんの得票は、みんなの党で初当選した2013年が5万票足らず。自民に移籍した19年は9万票足らずで落選。それが今回は16万5062票に倍増していた。 政党の獲得議席のうち個人名の得票順に当選者が決まる参院の比例は、有名人は別として団体支援の有無が大きくものをいう。 この人には表向き有力な団体はついていない。古参職員の疑念が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)へと向かうのにさほど時間はかからなかった。「統一教会票は全国で6万~7万」と言われてきたことともおおむね合致する。 安
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