やはり嵐を呼ぶ男だった。れいわ新選組の山本太郎代表(46)が8日、東京・JR新宿駅前で街頭演説会を開き、次期衆院選で東京8区(杉並区)からの立候補を発表した。同区は自民党の石原伸晃元幹事長(64)の牙城で、山本氏は2012年の衆院選で玉砕しただけにリベンジマッチとなる。 【写真】一触即発!昨年10月に大阪・戎橋で警察とモメる山本太郎氏 山本氏はこれまで出馬する選挙区はギリギリまで粘って、マスコミの注目を集め、相手陣営への奇襲作戦を常としていた。今回も萩生田光一経産相の東京24区や大阪の維新幹部の選挙区からの立候補がウワサされていたが、異例ともいえる11日前(19日公示予定)の発表に踏み切った。 東京8区は政界にチャレンジした〝原点の地〟だ。2011年の東日本大震災による福島原発事故で、脱原発・被ばくを訴え、芸能界をなかば追われる形で政界に転身。12年の衆院選では「石原ファミリーに政治から退