麻生太郎財務相は1日午前、東京都内のホテルで経団連の米倉弘昌会長らと意見交換し「経済の成長は政府・日銀だけの話ではない。労働分配率を考えてもらわないと消費は絶対に伸びない」と述べ、企業経営者に賃上げを求めた。
麻生太郎財務相は1日午前、東京都内のホテルで経団連の米倉弘昌会長らと意見交換し「経済の成長は政府・日銀だけの話ではない。労働分配率を考えてもらわないと消費は絶対に伸びない」と述べ、企業経営者に賃上げを求めた。
第3回 赤い国のプレカリアート 労働者のストライキと「ルイスの転換点」 前回の連載でもとりあげたように、今年に入ってから深圳市など珠江デルタの都市を中心に「新世代の農民工」たちによるストライキが相次いでおり、結果として、工場におけるその待遇が大幅に改善されつつある。今回は、この問題を、都市と農村との関係、さらに都市の周辺労働者がおかれてきた歴史的な状況の点から、より詳細に見ていくことにしたい。 さて、長期的な経済停滞による労働条件の悪化に伴い、日本でも非正規労働への関心が高まっている。そのような日本の状況からすれば、このような労働者待遇の改善は、ネオリベラリズム化が進行しつつある世界の中で、ないがしろにされがちな「弱きもの」の生活を改善させるものとして、とりあえず肯定されるべきものだ、と受け止められるかもしれない。しかし、少なくとも僕自身は、問題はそう簡単ではないと思っている。というの
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