自民党が野党だった時代、国会質問で閣僚を辞任に追い込む「爆弾男」と呼ばれました。あの表現はそれなりにうれしかった。旧民主党政権のあまりのでたらめさに「日本は本当に潰れてしまう」と危機感を持っていましたからね。 与党となった今は国会で法案を通すのが仕事ですが、政権が安定すると、今度は自民党の中に安倍晋三首相にすり寄る人がたくさん出てきました。でも、それをやっちゃうと政府に問題点が伝わらない。政権を守るためにも、嫌なことも言わなきゃだめなんです。議会の立場で、安倍政権にしっかり「駄目出し」をする。私の重要な仕事だと思っています。 今年は年男で60歳になります。私が過ごした昭和の30年と平成の30年を通じた最大の問題は、先の大戦と占領について一度も総括してこなかったことです。東西冷戦の緊張が世界に安定をもたらしていた皮肉も整理がされていない。 あの戦争は何だったのか。占領中に何が行われたのか。そ
![【単刀直言】自民・西田昌司参院議員「私を形作った西部邁さん」 戦後の偽善の根幹、明確に整理…雷にうたれた思い(1/3ページ)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b38cb995de6e63fb52a612f39ad61e289c44c8b2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fresizer%2Fvv8yIUnxYWQ4HioulcBxBjlsFwE%3D%2F1200x630%2Fsmart%2Ffilters%3Aquality%2850%29%2Fcloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com%2Fsankei%2FVABRYNQV6BIO7PWYJ4MGMXVLMU.jpg)