Keep abreast of significant corporate, financial and political developments around the world. Stay informed and spot emerging risks and opportunities with independent global reporting, expert commentary and analysis you can trust.
中国で開かれたG20サミットで大統領レジェップ・タイイプ・エルドアンとドイツ首相アンゲラ・メルケルは、難民に関する合意の結果の点で、重要な会談を行った。メルケル首相は、エルドアン大統領との会談の後に、トルコとビザ免除の危機を解決することができるだろうと述べた。ヴェルト紙は、トルコ政府がビザの免除問題において譲歩し、EUに2カ月の猶予を認めたと報じ、テロ対策法の改革の点でトルコ政府と歩み寄ったと主張した。 大統領エルドアンとドイツ首相メルケルが昨日に中国で会談を行う前に、アンカラ政府は、EUとトルコの間で交わされた難民に関する合意に従って、トルコ人に対して10月にビザ免除を施行しなければ、合意を破棄すると脅し続けていた。しかし、メルケル首相は、昨日の会談後にエルドアンが譲歩したと示唆した。同首相は、トルコとのビザの免除についての意見の相違を解決するための好機と考えており、再びこの問題について
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「(トルコ人に対するEU圏内の)ビザの免除と難民の(トルコへの)再入国はとても重要であり、進行中の問題だ。しかし、残念ながら、この関係で、欧州は約束を守らなかった。私たちは、この二つを同時に踏み出したいのだ。そうなるはずだったが、そうならなかった。欧州のみなさん、怒らないでくれ。私たちも難民の再入国は受け入れない」と述べた。 エルドアン大統領は、独RTLチャンネルとのインタビューで、フェトフッラー・ギュレン派テロ組織が7月15日に行ったクーデター未遂と、欧州の態度、ビザの免除とドイツの判断について語った。 エルドアンは、欧州が約束を守らなかったことを批判し、「ビザの免除と難民の再入国はとても重要であり、進行中の問題だ。しかし、残念ながらこの関係で、欧州は約束を守らなかった。私たちは、この二つを同時に踏み出したいのだ。そうなるはずだったが、そうなら
フランス北部の港湾都市カレー郊外にある一部撤去が始まった移民キャンプ通称「ジャングル」で、燃える小屋の前に立つ男性(2016年3月3日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN〔AFPBB News〕 シリアやイラクの政情悪化にともない、安住の地を求めてヨーロッパ大陸を目指す難民は昨年だけで100万人(UNHCR:国連高等難民弁務官事務所)に達した。今年に入ってからも増える一方で、すでに13万人(同、3月初旬)を超えている。 難民の増加にともない、地元民とのトラブルも増え、「反難民」「反EU」を掲げる極右勢力や主権主義者への支持が広がっている。 EUとトルコが驚きの取引 難民ルートは、地中海を渡ってイタリア、フランスを経由し英国を目指すルートと、トルコからギリシャ、マケドニア経由でドイツを目指すバルカンルートの2つがある。
ギリシャ・イドメニ付近の仮設キャンプからマケドニア側に移動しようと川を渡る移民や難民(2016年3月14日撮影)。(c)AFP/SAKIS MITROLIDIS 【3月15日 AFP】ギリシャ北部のマケドニアとの国境に足止めされていた移民のうちの数百人が14日、水位がももの位置まで上がった川を渡ってマケドニア側に入り、同国軍により制止された。 ギリシャの対マケドニア国境では、バルカン諸国が国境閉鎖に踏み切ったため移民ら数千人が留め置かれ、イドメニ(Idomeni)付近の移民キャンプは過密状態に陥っている。 移民ら約1000人がこの日、閉鎖されている検問所を通らずにマケドニアに入る経路を探し回り、イドメニからおよそ2キロ離れた村で代わりの経路を見つけ出した。 AFPの記者によると、移民らは所持品全てを抱えて丘を越え、流れの速い川の中を歩いて渡り、この村に向かった。ギリシャの警察当局によってた
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く