カカオのウェブトゥーンをはじめとするコンテンツ子会社であるカカオピッコマが欧州事業を撤退する。 欧州進出から約3年後に廃業することになる。 フランスを含めた欧州ウェブトゥーン市場の成長傾向が当初の予想より遅い中、現地企業の出血競争が深刻化すると、収益性の高い地域に集中するために下した決定と解釈される。 12日、毎日経済取材の結果、カカオピッコマはフランスに設立した「ピッコマヨーロッパ」現地法人を完全に撤収するという方針を定め、関連手続きを推進中であることが確認された。 会社側は上半期中に法人清算手続きに着手し、年内に完了するという計画だ。 ヨーロッパ現地でサービス中の総合デジタル漫画プラットフォーム「ピッコマ」は9月にサービスを終了する。 カカオピッコマは早いうちにこのような内容をウェブトゥーンコンテンツ供給会社(CP)に案内する予定だと把握される。 欧州現地の事情に詳しい情報技術(IT)