核戦争防止国際医師会議IPPNWドイツ支部の声明(2019年2月28日付)を、おなじみのドイツ在留の桂木忍氏から送っていただきました。 IPPNWドイツ支部は、科学的知見に基づき、昨年7月に日本でのオリンピック開催への懸念を表明している団体です。また、2014年2月には、医問研医師3名をフランクフルトでの国際会議へ招待していただいた団体です。 貴重な声明ですので、医問研ホームページに掲載させていただきます(本記事末尾に桂木氏による和訳を掲載)。 この声明は、事故が決して収束していないことを強調、除染はされたが人里はすぐに「セシウム137に覆われる」として、強い被曝がさけられない帰還を強要する政府に対する国連人権委員会の日本政府への批判勧告に言及しています。 「甲状腺がんのリスクは15倍に」という表題に端的に表れているように、福島原発事故以後に甲状腺がんの罹患率が異常に増加したことを明確に指