タグ

ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (23)

  • 認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    事件の概略はこのあたりを参照にしています。一審段階からのマスコミ記事もあるのですが、元記事を引っ張り出せなかったので記憶に頼って付け加えます。 4/24付朝日記事 4/24付日経記事 事実関係はシンプルで、 認知症で徘徊行動を起こす人をが自宅で介護していた 同居していない息子夫婦も介護に協力していた 「がまどろんだ数分の間」(朝日記事)の間に父は家から抜け出した 父は電車(JR)にはねられて死亡 JRは介護にあたっていたと息子夫婦に720万円の損害賠償を請求 一審は満額、二審は介護に直接当たっていた母()に半額の賠償を認めたこの判決を聞いて震え上がったのはまず現在認知症を持つ人を介護している人でしょう。さらに医療関係者も震え上がっています。入院患者の中には認知症患者も少なからず含まれており、病院から脱出して徘徊行動に至る患者は現実に存在するからです。その患者が今回のような列車事故を

    認知症徘徊事故訴訟 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2014/04/25
  • 米と和食は世界を救う - 新小児科医のつぶやき

    元ソースはどらねこ日誌様の米飯至上主義の育アドバイザーを信頼する新市長に心配することからで、孫引きになるのですが、 子どもたちをよみがえらせる 「長野県上田市・前教育委員長の実践 」 対談:大塚貢 (上田市前教育委員長)櫻井よしこ 致知 2008年5月号 ここからです。完全に二番煎じなので先にどらねこ日誌様の論評を読まれる事をお勧めします。どうやっても被るのですが、少しだけ視点をずらして私は読んでみます。なお引用文中で大塚とは大塚貢氏、櫻井とは櫻井よしこ氏になります。 ■起の部分 大塚 先ほど櫻井先生がおっしやったように、朝礼で子どもたちが貧血でバタバタ倒れたり、遅刻したり、登校しても保健室にいるので、これはもしかしたらと関係があるのではないかと思いました。平成4年の頃で、まだ「育」などという言葉もなかった時代です。 櫻井 私が先生のお話で感動したのは、子どもたちのの実態を把握する

    米と和食は世界を救う - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2013/04/16
  • ナウシカの続編はあっても良い気がしています - 新小児科医のつぶやき

    宇宙戦艦ヤマトのリニューアル・シリーズが話題になっているようですが、この歳でチャンネル権を主張するわけにもいかないので指を咥えて見過ごしています。娘しかいませんから、子供をダシにして見る手法も使えませんので、そのうちDVDなりになれば大人買いでもするかもにしておきます。ヤマトは初期シリーズの改良版ですが、某所でガッチャマンシリーズの続編評価(IIとかF)の話題がありました。名作とされるものの続編は、初回への思い込みがあって難しいもので、成功は少ない代わりに失敗作は山のようにある気がしています。 つうか、初編より続編の方が評価の高い「TVアニメ」なんてあるかないかになります。そもそもの話になりますが、初編の評価が高いから二匹目のドジョウを狙って続編が作られるわけで、続編が当たってもファンの評価としてはさらに初編の評価を高めるだけにしかならない関係です。なんちゅうか続編が当たるほど初編が伝説化

    ナウシカの続編はあっても良い気がしています - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2013/04/09
  • プロの生保 - 新小児科医のつぶやき

    周期的に話題に出てくる生活保護(生保)問題ですが、小児科に関してはと言うか、私が扱う範囲では後で書類を書くのが面倒ぐらいのものです。小児医療では相手が生保であろうと、なんであろうと「早く治したい」が共通認識項目であり、少なくとも医療を行なう上ではさしたる問題を感じた事は殆んどありません。 私は小児科医なんですが、ある時期に内科をやる羽目になったことがあります。病院の事情で職の内科を病棟付きで1人で任せられた状態です。内科の後継を見つけ出すまでの「つなぎ」と言う約束のはずでしたが、内科医の後継を見つけるのは難航し、思わぬ期間をやらされたと言うところです。小児科と内科は重なる部分もありますが、重ならない部分も少なくなく、長期化に連れ勉強が必要になったのは間違いありません。 当時は開業なんて考えていなかったのですが、今となってはあの時に泥縄式でも内科知識の裾野を広げておいたのは結果的には良かっ

    プロの生保 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2011/12/16
  • 上小阿仁村 - 新小児科医のつぶやき

    この村のHPによりますと人口世帯数は、 平成22年2月末現在 人口 2,902人 男性 1,382人 女性 1,520人 世帯数 1,245世帯 ちなみにwikipediaのデータを合わせますと人口の推移は、 1980年時点の人口が4352人ですから、30年で1450人、約3割の人口減少である事が確認できます。ここまで書けばお分かりのように高齢化率(65歳以上人口)も進んでおり、2009年時点で44.3%に達しているようです。人口減、高齢化率の進行は地域の事情ですから仕方がないにしろ、平成の市町村合併の時に何故に取り残されたかは興味が湧くところです。 上小阿仁村も合併を考えていなかった訳ではなく、妙に有名になった北秋田市との合併協議には参加していたようです。この時に参加した町村は北秋田市になった鷹巣町、合川町、森吉町、阿仁町とこの村です。何故に最終的に離脱したかの理由は現村長の市町村合併の

    上小阿仁村 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2010/03/14
  • 事業仕分けは文化大革命ってか - 新小児科医のつぶやき

    私は猛烈に努力して現政権への批判を控えるようにしています。さすがに新型ワクチン問題は直接ふりかかる切羽詰った問題なので、ある程度の批判を行なってはいますが、あれでも頑張って抑制しているつもりです。なぜに抑制しているかと言えば、アメリカでは政権が変わると100日は政権批判を控え、新たに打ち出す政策の評価や効果を見るという慣例があると聞いているからです。 別にアメリカがそうだからと言って、日もそうしなければならない義理はないのですが、大きな政策変換は必然的に混乱を招き、新たに利益を享受する人間も出れば、不利益を蒙る人間も出てきます。不利益を蒙る人間の声だけを聞いて局所に目を向けると、全体の評価を見逃すかもしれないからです。それを待つ期間が100日ほどあっても良いんじゃないかと考えるからです。 とは言え絶対に批判してはならないという事はなく、必要なものは批判すべきだと考えます。私だけでなく各所

    事業仕分けは文化大革命ってか - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2009/11/16
  • 愛育病院の続報 - 新小児科医のつぶやき

    今日は休載の予定でしたが、事が予想以上に大きくなりそうなので、取り急ぎですが頑張ってあげます。3/26付朝日新聞より、 愛育病院が総合周産期センター返上申し出 当直維持困難 危険の大きい出産に24時間態勢で対応する総合周産期母子医療センターに東京都から指定されている愛育病院(港区)が、都に指定の返上を申し出たことがわかった。今月中旬、三田労働基準監督署から受けた医師の勤務条件についての是正勧告に応じるためには、医師の勤務時間を減らす必要があり、総合センターに求められる態勢が確保できないと判断した。 総合センターでなくなると、救急の妊婦の受け入れが制約されたり、近隣の医療機関の負担が増したりするおそれがある。都は愛育病院に再検討を求めている。厚生労働省によると、総合センターの指定辞退を申し出るケースは初めてという。医師の過重労働で支えられている周産期医療の実情が露呈した形だ。 病院関係者によ

    愛育病院の続報 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2009/03/27
  • 愚挙を称える暴挙 - 新小児科医のつぶやき

    まだ調子が良くないのでほんの軽くだけ、 人は見たいと思う現実しか見ない(ガイウス・ユリウス・カエサル著・内乱記より) 私もカエサルではありませんから、この言葉が指摘する人になりますが、そんな人間でも普通は見える事があります。3/23付読売新聞より、 女性ランナー輝いた…妊婦さん完走、赤ちゃんも頑張った 3万5000人が都心を駆け抜けた「東京マラソン」。マラソン人気の高まりとともに、女性ランナーも急増している。妊娠7か月の妊婦、発達障害の息子を抱えた母、81歳のおばあちゃん――。風と雨に見舞われた22日、多くの女性もまた、それぞれの思いを胸にゴールを目指した。 出産を今年7月に控えながら、完走を果たした岡田綾乃さん(36)(東京都練馬区)。3年目でようやく出場権を得て、医師と相談して「無理をしない」という条件でスタートした。 途中、おなかが張ることもあったが、沿道では常に、夫の茂樹さん(37

    愚挙を称える暴挙 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2009/03/25
  • 夢の年収による美しい国 - 新小児科医のつぶやき

    経済財政諮問会議なるものが前政権時代から幅を利かしているの周知の通りです。何をするところかと言えば、民間メンバーと称する財界代表と、政府の政策に忠実な御用学者が集まって論議するところです。その論議の結果は行政府に大きな影響をもたらします。日は三権分立はいえ、立法府の多数派が行政府を握るため、行政府>立法府の関係があります。そのうえ現在の与党は衆議院で2/3を越える圧倒的多数派を占めています。そういう中での経済財政諮問会議の重みは相当なものです。 先日御用学者の御高見として政府の経済聖典である新自由主義経済を盲信する御用学者の意見をエントリーしました。その中での一節を再掲します。 −規制緩和は弱者に厳しいと批判されるが。 「真の弱者が誰であるかを見極めなければなりません。改革への批判は弱者の仮面を被った強者の論理である事が多い。例えば今、労働市場で規制を強めて、労働条件を正規雇用者にそろえ

    夢の年収による美しい国 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2009/03/08
    後で見る。
  • 毎日変態記事問題の新たな火種 - 新小児科医のつぶやき

    毎日デイリーニューズ「WaiWai」問題 おわびと調査結果の英文サイト問題の経緯に「WaiWai問題の経緯」としてまとめられた経過表があります。 日付 事柄 89年 10月 毎日デイリーニューズ(MDN)で、「WaiWai」の連載開始 96年 10月 担当記者の試用期間開始(97年10月から特別嘱託記者) 01年 3月 MDNが休刊 4月 MDNがウェブサイト上で再スタート、WaiWaiも再開 05年 4月 担当記者がMDN編集長に 07年 10月 米国在住の読者からWaiWaiを批判するメール(英語) 08年 3月 国内の読者からWaiWaiを批判するメール(日語) 5月 30日 月刊誌から記事の使用について抗議 31日 WaiWaiの一部記事を削除 6月 20日 ニュースサイトがWaiWaiの問題を取り上げる 21日 WaiWaiを閉鎖 23日 サイト上に経過説明とおわびを掲載 25

    毎日変態記事問題の新たな火種 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2008/11/20
    後で読む。
  • タブロイド紙人事ニュース - 新小児科医のつぶやき

    毎日新聞英語版から過去に配信された記事の内容の下劣さは万人が認めるものです。内容的には英語の読める人間ならネットのフィルタリング規制に該当するとしてよいでしょうし、毎日新聞も「毎日新聞社はNIEの活動を積極的に行っています。 」と毎日.jp上で麗々しく書いているNIEの対象としても、不適切な新聞である事を自ら証明しています。もし高校生がMainichi Daily NewsのWaiWaiコラムを英文和訳のトレーニングに使っていたら毎日新聞はどう責任を取るつもりだったのでしょうか。 いつからWaiWaiコラムが始まったかは諸説がありますが、少なくとも5年、一説には1999年からというものもあります。どの時点から内容があれほど劣化したのか、それとも当初からそうだったのかは削除されてしまいすぐには検証できませんが、メタタグに「hentai」というキーワードを仕組ませてまでアクセスを集めようとし、

    タブロイド紙人事ニュース - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2008/07/20
  • ※このブログに中傷の意図はありません。 - 新小児科医のつぶやき

    某「クォリティ・ペーパー」紙公認の魔法の免責の呪文をタイトルに書き込んで、もう一回毎日問題をやります。毎日の記事はネット上では変態記事問題と良く呼ばれています。この「変態」の根拠は、Mainichi Daily Newsのmetaタグに「hentai」の文字が刻み込まれていた事に由来します。毎日新聞問題の情報集積wikiのMETAタグ事件から引用すると、 <meta name="keywords" content="japan news,mainichi,mainichidailynews,mainichidaily,dailymainichi, mdn,mainichishimbun, shimbun,news,nikkei,yen,asia,asian,asians, japan,tokyo,japanese,osaka,japanesedictionary,nipponjapanes

    ※このブログに中傷の意図はありません。 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2008/06/29
    誰も読まないと思っていたのでチェックしなかった、というのが真相?日本の新聞社が如何に内向きかが分かる。
  • koume様の主張 - 新小児科医のつぶやき

    koume様は☆医療問題を注視しる!その4 加古川事件とJBM☆を書かれた気鋭のブロガーです。koume様は医師ではなく99.99%農業関係者で、証拠としては農家こうめのワインを読まれるとよくわかります。医療関係者ではありませんが、医療問題には深い関心を寄せられており、ある意味、医療関係者で無い分だけより鋭い観察をされます。一昨日取り上げた団藤保晴氏の医療崩壊と医師ブログ林立、勢いと隘路にも目が醒めるようなコメントをされています。 医療問題には強い関心を持っている非医療関係者です。 他の方も書かれていますが、医師たちは現在の医療システムが崩壊しても特に困りません。困るのは患者の方です。 数多くの医師ブログがあり、そこで様々な情報が発信されていますが、ほとんど医師の善意によるもので、私などはその善意にタダ乗りしていろんな問題を教えてもらっているに過ぎません。 そういう意味で、 > メディアの

    koume様の主張 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2008/05/20
  • 冷静な意見 - 新小児科医のつぶやき

    昨日のタミフル問題に頂いたTBのたまごや日記様のエントリーを読んで「ホッ」とした気分になりました。年の瀬で業も忙しいので、こういうのを読ませて頂くと思わず和んでいます。 インフルエンザの異常行動はタミフルを服用しなくても起こります。ここでタミフルがそれを増強させるのか、しないのかは調査中ということであえて触れませんが、少なくともタミフルさえ服用しなければ、異常行動を撲滅できるものではないことはまず間違いありません。ここまではもう結論済としてよいかと思います。 インフルエンザ自体で異常行動が起こるのですから、たまごや日記様は非常に冷静に事態を分析されています。 飲まなくてもどうにかなるんだったら、張り付いてなきゃいけない。 だったら、飲んで張り付いていれば良いじゃないか。 現在のタミフル投与の制限は「10代投与禁止」です。10歳未満の子供であるなら 暴れだしても、まだ私でも十分抑えられる。

    冷静な意見 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/12/27
  • タミフル問題 - 新小児科医のつぶやき

    もう毎年、毎年、インフルエンザ関連の問題に振り回されるのはウンザリです。ワクチンが欠乏して問屋を脅し挙げて確保したり、検査が足りなくて泣きそうな思いをしたり、入院先の確保に市内中の病院に電話して三拝九拝したり、治療薬が足りなくて患者に嫌味の塊を言われたりと、平穏なシーズンを思い出すのに苦労するぐらいです。 ワクチンや検査はここ数年安定し、インフルエンザ治療薬の普及で入院先確保に難渋する事は減りましたが、どっかと腰を落ち着けている難題がタミフルです。タミフルもまた発売以来、毎年のようにトラブルが持ち上がり、その度に末端医療機関である零細小児科は振り回されるのですが、この冬もまたトラブルを抱えたままシーズンを送らなければならないようです。 タミフル問題は有名なので今さら解説も不要でしょうが、異常行動とタミフルの因果関係の問題でニッチもサッチも動けなくなっています。去年に10代患者への使用禁止が

    タミフル問題 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/12/26
    現時点で専門家にも結論が出せない以上、タミフルを服用するか否かは自己責任なのだろう。ただ患者サイドには辛い。現場にしても対応が極めて難しい。
  • 姫路宣言の真相 - 新小児科医のつぶやき

    姫路の事件に対してQQ医様から貴重なコメントを頂きました。 どうも事実誤認があるようですので報告します。先日の事件の後の救急の会で明らかになったのは市内に患者を受け入れられる病院(人も能力も)があったにもかかわらず救急隊の判断ミスで搬送できなかったと言うことです。この件に関しては病院から厳重な抗議が消防、市にあり彼らは火だるま状態でした。消防隊の判断ミスを受けて診療科を限定せずに症状を医療機関へ伝えて判断を仰ぐという議論であったと記憶しています。決して何でもとれと言うことではありませんでした。実際会議中に2、3の医療機関から輪番から撤退するという申し出もありました。その時点では少なくとも医師会の敗北ではありませんでした。診れないものは診れないというスタンスをはっきり伝えたと思います。どうも役人のマスコミ操縦で違った解釈ができるように内容をすり替えようとしている節はあります。しかし実際は今述

    姫路宣言の真相 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/12/20
  • ネタであって欲しい - 新小児科医のつぶやき

    ■もはや現実です 悪名高き福島県の勤務医です。 もはや、おそれていた事態に突入です。 救急隊は、こちらの状況におかまいなく 患者を送るようになりました。 今、心肺停止の患者の治療中でみられません。といっても、ことわらない約束です、と もう、玄関まで救急車がきています。 訴えられない内に、当直勤務のない病院に逃げ出そうと、気で考えています。 Dr. mama 2007-12-13 15:40:46 ssd様のところで見つけたコメントで、このコメント自体は中間管理職様のところにあるそうです。今朝、探していたのですがどこに書いてあるかわからなかったを先にお詫びしておきます。ここで、これがネタなのかマジなのかは短いコメントなので判断が難しいところです。ネタであればそれで良いのですが、今朝はマジと考えて解釈してみます。 福島宣言「問答無用」の基システムは記事からでは全貌がはっきりしていません。福

    ネタであって欲しい - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/12/17
  • 墓標 - 新小児科医のつぶやき

    ネット医師の間で深刻に受け止められているのが、ななのつぶやきの「犠牲」です。身近な上司の医師と友人の医師が過労による突然死で失った経験です。この話に医師が強い共感を持つのは、同じように身近な医師を失った経験をもつ者が多く、自分自身がニアミス経験を持つものが殆んどだからです。私もその例に漏れません。言ってしまえば明日は我が身であっても何の不思議も無い環境が広く蔓延しているからです。 なな先生のエントリーが静かな衝撃をもって受け止められた時にニュースが飛び込みました。11/21付神戸新聞から、 筋弛緩剤で医師自殺 神戸中央市民病院 神戸市立医療センター中央市民病院(神戸市中央区)に勤務する三十代の女性医師が、毒薬に指定されている筋弛緩(しかん)剤を使って自殺していたことが二十日、分かった。院内の保管場所から無断で持ち出して使用したとみられる。 市などによると、十八日午後一時十分ごろ、同病院内の

    墓標 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/11/24
  • 厚労官僚の超強力電波 - 新小児科医のつぶやき

    産科危機マップのときに作った、2005.12.1時点での実産科医数(推定)に対する県別分娩数ワースト10です。 順位 県名 出産数/医師 病院 診療所 病院医師 診療所医師 総医師 1 埼玉 338 31 44 121 62 183 2 千葉 221 40 92 121 119 240 3 茨城 220 27 30 77 42 119 4 奈良 210 14 16 32 24 56 5 神奈川 198 71 85 259 143 402 6 静岡 194 29 72 87 86 173 7 兵庫 192 56 65 166 93 259 8 宮城 191 22 34 60 46 106 9 三重 185 19 3 46 42 98 10 愛知 180 69 102 227 163 390 産科医一人あたりの年間適正分娩数というのがありまして、 年間120件 これが150件を越えると明らかな

    厚労官僚の超強力電波 - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/10/26
  • 医師としては許せぬブログ - 新小児科医のつぶやき

    他のブログへの批判は避けなくてはいけないと自戒していますし、△院長への批判も少々後味が悪かったのですが、今日のは医師の良心としてしておくべきだと考えます。これは私だけがそう感じているだけではなく、このブログの存在を知った殆んどの医師がそう感じています。まず9/9付けのBlogRankingの医学ランキングを御覧頂きたいと思います。 画面上からキャプチャした関係で、1位に輝いているBermuda先生のブログが欠けてしまっている事をまずお詫びします。そこはお詫びしておいて、このランキング表を見て少し不自然な点にお気づきになりませんか。ここで注目して欲しいのは2位、3位、6位、7位、9位、10位のブログ名です。来のブログ名とランキング表のブログ名の比較をして見ます。 来のブログ名ランキング表のブログ名 日々是よろずER診療日々是よろずER診療@癌自然治癒?? 東京日和@元勤務医の日々東京日和

    医師としては許せぬブログ - 新小児科医のつぶやき
    F-name
    F-name 2007/09/09