大相撲ファンの間で、インターネットの無料サービス「ツイッター」の人気が高まっている。ツイート(つぶやき)と呼ばれる140字以内の文章を書き込み、利用者が交流する仕組みだ。夏場所中は1日に1500以上も相撲関係のツイートがアップされる日も。親方衆の中にも、つぶやく人たちが出てきた。 「はー、ため息がでるほど速かった白鵬」。ツイッターサイトの検索機能で「#sumo」と打ち込むと、好角家たちの多数のつぶやきがパソコン画面に表れる。投稿者たちは、自身を「ツイッター相撲部」の部員と呼んでいる。 「はすまる」の名前で投稿する東京都内の会社員女性は、「相撲ファンってこんなに多く、熱いのか」と感じている。土俵を見ての反応だけではない。趣味で、猫の力士が活躍する「すもうねこ」という4コマ漫画を掲載したところ、定期読者が200人以上もついた。「掲載するとすぐに感想を書いてもらえる」と喜ぶ。 角界では谷川