東京DF吉本一謙(27)が、累積警告で出場停止のDF森重に代わり、次節・22日の名古屋戦に先発することが濃厚になった。 「森重君は素晴らしい選手なので同じプレーは出来ないけど、勝ち点3を取ることが自分の仕事」ときっぱり。先発は4試合ぶりだが「試合で使ってもらえれば信頼に応えられるようにプレーしたい」と意気込んだ。
東京の元日本代表DF徳永悠平(31)が、約80メートルもの突破を見せた。3点リードの後半14分。自陣ペナルティーエリア付近でボールを奪うと、仙台ゴールめがけてスタートを切った。MF米本拓司(24)とのワン・ツーで加速すると、前線にいたFW石川直宏(34)とも再びワン・ツーで突破。敵陣ペナルティーエリア内へ進入し、仙台DFを左にかわしながら左シュートを放った。シュートこそGKに当たり防がれたが、ピッチを縦断する80メートルもの独走で、会場を沸かせた。 試合は1失点こそ喫したものの、前半のリードで危なげなく勝利。徳永は「決めないといけない。もっと練習します。最後(疲労物質の)乳酸がたまった。スピードに乗っていたのでいけるかなと思ったんですけど。落ち着いて決められるようにしたいっす」と、自ら演出したビッグチャンスを悔やんだ。
2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場となる新国立競技場の建設計画見直し問題で、原案のデザインを手がけた女性建築家ザハ・ハディド氏(64)が、安倍晋三首相との直接対話を求める書簡を送ったことが28日、分かった。政府の反応を確認後、ザハ氏は来日し、自身で意向を伝えるための準備を進めている。英ロンドンのザハ事務所は同日、声明を発表し、建設費を抑えた上でゼロベース案をサポートする用意があると表明した。 ザハ氏本人がついに動いた。一方的な契約解除から11日。新国立競技場の「白紙撤回」を決めた安倍首相に対し、27日付で書簡を送付した。設計関係者によると、ザハ氏本人はゼロベースでの見直しに強いショックを受けており、自らの言葉で説明する準備を進めているという。日本で定着している「総工費高騰はデザインのせい」というレッテルをぬぐい去り、総工費を抑えた新案を準備していることを主張する。 新国立建設の
東京が、ブラジル人MFマルコス・パウロ(25)を獲得する可能性が浮上した。ブラジルではコリチーバなどに所属し、今季はパラナでプレーした身長184センチの大型ボランチ。13日、練習生として東京・小平市内の練習に参加した。攻撃が武器で、ボールを奪ってから前線へ駆け上がり好機につなげる。 東京は外国人枠が空いており獲得は可能だが、公式戦から約2カ月間遠ざかっているため、数日間の練習参加で獲得の可否を見極めることになる。
ドルトはすべてがすごかった-。ブンデス1部のドルトムントが七夕の7日、アジアツアーとしてJ1川崎Fと対戦した。プレー以前に驚かされたのが、ドルトファンの多さ。試合前日の6日午後7時から、等々力競技場で練習が一般公開されたのだが、雨にもかかわらず、メーンスタンドには約5200人がぎっしり。試合当日は、最寄りのバス停から競技場までの道で「チケット譲って下さい」とボードを掲げる女子が次々と現れた。人気アイドルのコンサートでよく見かける風景が、サッカー界でも起こっていた。 今年5月、静岡支局から異動し、初めて川崎Fの練習を見た時は、パス練習(通称・鳥かご)のスピードと正確性に「これがJ1のトップレベル」とため息が出たほど。だが、ドルトムントの「生鳥かご」は「こんなん、見たことございません…」のレベルだった。針の穴を通すような高速パスがつながり、サッカー担当歴3年目の自分ですら違いが分かるほど。長旅
東京が獲得に乗り出していたオーストラリア(A)リーグMVPのFWネイサン・バーンズ(27=ウェリントン)に正式オファーを出したことが1日、分かった。 マインツへ移籍する武藤に代わる新戦力補強にともない本腰を入れた。バーンズはAリーグで13点決めたアタッカー。クラブ幹部は「まずは補強が先決。第2ステージを戦う戦力を整える」と、攻撃陣の補強を着実に進めている。
日本サッカー協会は1日、6月開幕のW杯アジア2次予選に向けたハリルジャパンの代表メンバー25人を発表した。 DF丹羽、FW原口、川又らが選出された。 日本は6月11日のイラクとの国際親善試合を経て、16日のシンガポールとの同予選初戦に臨む。 また、内田篤人(27=シャルケ)大久保嘉人(32=川崎F)今野泰幸(32=G大阪)が外れた。 代表メンバーは以下の通り。 【GK】 川島永嗣(32=スタンダール)東口順昭(29=G大阪)西川周作(28=浦和)権田修一(26=東京) 【DF】 酒井宏樹(25=ハノーバー)酒井高徳(24=シュツットガルト)長友佑都(28=インテルミラノ)太田宏介(27=東京)吉田麻也(26=サウサンプトン)丹羽大輝(29=G大阪)槙野智章(28=浦和)森重真人(28=東京) 【MF】 長谷部誠(31=フランクフルト)山口蛍(24=C大阪)谷口彰悟(23=川崎F)柴崎岳(2
今夏マインツへ移籍が決まった武藤嘉紀(22)が所属する東京が、オーストラリアリーグMVPのFWネイサン・バーンズ(27=ウェリントン)の獲得に乗り出していることが30日、分かった。 同国サッカー関係者が「東京から話がきていることは聞いている」と明かした。 同国代表で今年1月に地元開催のアジア杯初優勝メンバー。今月に終えたリーグ戦では13得点決めたアタッカーの調査に入っている。アジアの複数クラブがすでに食指を伸ばしており、今後正式オファーに発展すれば争奪戦となる。第2ステージ(S)を見据え、情報を精査しながら慎重に話を進めていく。 同選手はスピードに乗ったプレーが得意で、得点力もあるのが特徴。おもにサイドアタッカーとして持ち味を発揮する。1トップでの起用も可能で、決定力に加えてチャンスメークもできる。武藤と共通点が多く、カウンター重視の東京の攻撃スタイルにマッチする要素を兼ね備えている。また
100メートルにも及ぶ行列が、小平で珍しくない光景になってきた。J1東京の練習場では、明らかに見学するファン・サポーターが増えた。クラブ発足から、練習後にサインや写真撮影に応じるファンサービスは変わっていない。今では休日だと500人、平日でも5月25日は近隣の小学校が運動会の振り替え休日とあって、子どもたちがたくさん訪れた。ファン急増の一番の理由に、クラブ関係者たちは「武藤効果」とハッキリ口をそろえる。そこは疑いようがない。実際に若い女性ファンが多くの列をなしている。 スポーツ界での女性人気を、最近ではC大阪=セレ女、プロ野球広島=カープ女子、同オリックス=オリ姫、最近では大相撲=スージョなんて愛称も出てきたが、武藤人気となるとどうなのか? 東京ガール、F東姫、武藤女子…。私のセンスがないのか、どれもピンとこないからなのか、世間では浸透こそしていないものの、ブレークした昨季の活躍から、影響
長期離脱していた東京FW平山相太(29)が、首位決戦となる明日16日の浦和戦(埼玉)でベンチ入りする可能性が出てきた。14日の練習ではミニゲームで高さを生かしたプレーを披露。昨夏、右足内果骨折で長期離脱し、今年2月には右足首などの手術を受け戦列を離れていた。メンバー入りとなれば昨季8月以来9カ月ぶり。平山は「状態は悪くない。明日の様子をみていきたい」と慎重に話した。 第1ステージで2位を走り首位争いを演じながら、マッシモ・フィッカデンティ監督(47)の頭の中では、浦和戦での平山復帰が描かれていた。同監督は「平山選手の回復が大事になってくる」と話し、平山自身にもそう伝えていた。今日15日の練習で状態を見極めてからの判断となるため流動的だが、今季出場となれば浦和にとっては想定外。右膝にけがを負うFW武藤や、コンディションが上がりきらない助っ人外国人FWラサッドに代わって、頂上決戦の秘密兵器にな
首位浦和が“不敗神話”のホーム戦に、復活したエースを投入して勝利へ万全を期す。14日の練習では、11対11のハーフコートゲームで、FW興梠慎三(28)が主力組の1トップに入った。右足打撲などで戦線離脱が続き、3月22日の広島戦以来、リーグ戦先発から遠ざかっていたが、16日東京戦で先発する可能性が高まった。 「ホーム戦は久々。いい状態でサポーターのみなさんにプレーをみせられるのが、とても楽しみ」と表情も明るい。勝ち点1差の2位で追う東京との直接対決だが、ホームでは過去10年8勝2分けと抜群の相性の良さを誇る。さらに頼りになるエースが復帰となれば、まさに鬼に金棒だ。 GK権田、DF森重、太田と、相手守備陣には日本代表がそろっている。「タレントばかりなので、打開するのは簡単ではない。ワンチャンスをものにしないと」。前節まで現役通算の決定率2割2分6厘は、シュートを300本以上放ってきた選手の中で
欧州視察中の日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(62)が26日(日本時間27日)、長谷部誠(31)岡崎慎司(29)香川真司(26)ら海外でプレーする日本代表選手の一部とドイツ国内で食事を取りながら、直接自らの考えを注入したことが分かった。 この日はドイツ組の複数人が極秘裏に集結した。代表活動期間外に欧州で選手とコミュニケーションを深める異例の集合。指揮官は規格外の発想と実行力で絶え間なく代表強化に取り組んでいる。 姿を確認できた5人ともW杯ブラジル大会日本代表。3月始動のハリルジャパンにも招集された代表の顔が、異例の集合を果たした。極秘裏に開催された会合のすべての顔触れと様子は外からはうかがい知れなかった。関係者によれば食事を取り、熱い話し合いが持たれたという。 ミラノでは本田、長友と3人で膝を突き合わせて話し合ったことも判明。前例のない発想と行動力でシーズン佳境を迎えた欧州で、異例の代表
東京が19日、元チュニジア代表FWラサド・ヌイウィ(29)を獲得する方針を固めた。8日から練習参加し、6月までの2カ月間の契約を結ぶ方向。 かつてスペインのデポルティボやスコットランドのセルティックでプレー、欧州CL出場経験もある188センチの長身FWだが、昨夏から所属先がなく試合出場はない。フィッカデンティ監督は「試合に出られるコンディションが戻るまで1週間から10日間かかるが、登録さえ済めば90分間の出場は難しくても、ラスト10分送り出せる。純粋なセンターFWの存在は必要」と補強理由を明かした。
東京の日本代表コンビが、決勝点を演出し10年ぶりの首位に立った。後半19分、同代表DF太田宏介(27)の左クロスをFW武藤嘉紀(22)が頭で合わせて先制。これが決勝点となり、チームは3連勝。太田から「あれは俺のゴールだ」と言われた武藤は「ありがとう」と感謝した。 プレミアリーグのチェルシーから正式オファーを受け、去就が注目される。試合後は「結論は出していない」と保留。これで今季5戦4発として得点ランクは2位タイで、チームは浦和と並んで首位タイとなった。東京の原動力として活躍が続く。それでも「もっと向上したい。試合数より得点数が上回れば素晴らしい選手になれる。そこを目指したい」とさらなる快進撃を誓った。
4年ぶりにサッカー担当に復帰した。時効だと思うので、思い出話を。07年、千葉県浦安市内の中華料理店。私は成り行きで、日本代表のイビチャ・オシム監督を、自宅まで乗用車で迎えに行くことになった。あるサッカー関係者と食事をしていたところ「オシムさんも来ることになったから。塩畑くん、クルマあるなら迎えに行ってくれへんかな?」となったのだ。 Jリーグ千葉時代からの担当だ。面識どころか、事あるごとに「日本のサッカーは成長しているのに、君らメディアと来たら…」としかられてばかりいた。見慣れた浦安の道を、いつになくがっちりとハンドルを握り締めて、乗用車を走らせた。夜空からは霧雨。傘をさして、軒先まで迎えに行こうか-。そう思って、オシムさんの家がある通りに差しかかったところ、夜道に大きな人影があった。 傘が妙に小さく見えた。見間違えるわけはない。オシムさんは雨の中、早々に家を出て、迎えを待っていた。待たせた
開幕戦から見たくなかった。いや、どの試合にかかわらず、あって欲しくはない。しかしよりによって、シーズンのスタートを切る初戦から。なぜ分からなかったのか? ピッチにいる選手たちは分かっていたのに…。 7日に15年シーズンが開幕した。担当する東京はアウェーG大阪戦。前半ロスタイム、G大阪FW宇佐美のドリブルは、明らかにゴールラインを割った。しかし試合は続行。一瞬、足の止まった東京守備陣の隙を突いて、宇佐美からバックパスを受けたMF遠藤のクロスを、FWパトリックがヘディングで決めた。雨中の白熱したゲームを期待していたが、文字通り、水を差された。 ゴール直後の東京側の猛抗議は実らず、1点がG大阪に入った。ゴールした側からすれば、うれしい先制点。「ライン割っていたのでノーゴールでいいですから」なんて言うはずもないし、言う必要もない。だけど失った東京からすれば、やり切れない。副審は逆サイドにいて、ゴー
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