今朝の東京は台風一過で夏空が広がりました。 しかし、朝の爽やかな気分は一本の電話で吹き飛びました。 ――鹿児島県庁に勤務する友人が上京する機会に大山巌墓所を「見学したい」 というので 「目的は参拝ではないのか」 と、念を押しました。 それに対する回答は「見学」だとのことです。 「手を合わせるなり、頭を下げるなり、しないのか」 このように、わかりやすい言葉で尋ねましたが、あくまで「見たいだけ」とのこと。墓所を開扉するには、東京からの往復交通費だけで一万円以上かかること、墓所には私の両親も眠っており、拝礼なしに見物されたのでは心理的に耐えがたいと説明しましたが、あくまで「見たい」というので、しまいには怒鳴りつけて拒絶しました。一万円以上も身銭を切って、半日を費やしながら、わざわざ不愉快な思いをする義理はありませんから。 そのことをFBで記事にしたら、幡大介という人が、 「其の鬼に非ずして而して