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アニメとリズと青い鳥に関するFRS_MAGのブックマーク (31)

  • 『リズと青い鳥』感想【ネタバレ有り】 - アニメと日々を見聴きする。

    映画『リズと青い鳥』、ついに公開しましたね。 あの宇治での衝撃の製作発表からずっと、待ちに待ち続けてきました。 liz-bluebird.com はじめに 閉じた世界と、その外側 剣崎梨々花 − みぞれの世界を開く存在 見てはいけないものを見た 音と音の境目 その他何点か はじめに 当に待っていて良かったと思えた映画でした。一映画としての完成度や精密さもさることながら、「響け!」ファン・原作ファンの1人としても存分に楽しめる一でした。 90分という時間は短いように思えますが、実際観てみると常に高密度で映像と音とセリフとが降ってくるので、正直もっと長かったら集中力が持たなかったかもしれません。ちょうどよかったです。 「久美子の物語」であるはずの原作から視点を変え、希美とみぞれを世界の中心に置いて描いたらどうか。そのような大胆な挑戦をしようとしている様に見え、始まる前は正直不安と怖さが

    『リズと青い鳥』感想【ネタバレ有り】 - アニメと日々を見聴きする。
  • 対照な二人の対称式――『リズと青い鳥』について - シャングリラ激辛紀行

    『リズと青い鳥』見てきました。 なんでしょうこれ、もう最高。 『響け!ユーフォニアム2』で、みぞれの感情がオーボエの音に乗っていくあのシーンが死ぬほど好きだったんですが、それをさらにまた美しく磨き上げたうえで見せてもらったことに、感謝しかありません。 あと夏紀先輩がとても美人に描かれていてたいへんドキドキしました。 切れ長の目の美人でどこかけだるげな雰囲気なのが夏紀先輩の外見好き好きポイントなのですが、劇場版は目の作画がさらにいい感じになっていて素晴らしかった……。いやもう昔から思ってたけど三次元の女の子の好みを二次元にブラッシュアップされてぶつけられたらオタクは死ぬ。……などと夏紀先輩トークだけで五千字くらいは行けそうですが、そんな一期からのこじらせ感情をほとばしらせるのが目的ではないので、さっさと題に入りましょう。 この後ネタバレが大量にありますので未視聴の方はまず劇場へ行きましょう

    対照な二人の対称式――『リズと青い鳥』について - シャングリラ激辛紀行
  • まばたきを忘れ息を殺し鼓動を止め 〜「リズと青い鳥」レビュー(ネタバレあり)

    突然発表された4/4の丸の内ピカデリーでの完成披露上映会に何とかスケジュールの都合をつけ駆けつけて作品を見終わった後、鎧塚みぞれが奏でるあのオーボエの旋律と音色が脳裏にこびりついたまま4/21の公開初日を迎えて、朝イチの上映からとにかく「リズと青い鳥」という映画を見なければという焦燥に駆られて4回ほど見た。 完成披露上映会の開幕前に舞台へ立たれた山田尚子監督は相変わらず、口と手足が一緒に動く人だった。 「職人を見るときはまず手を見ろ」というのは誰から教わったのか忘れたけれど、こういう「表情や手足はもちろん全身を総動員して話す」人は、たいてい面白い。それはほとんどの場合、話のイメージが頭の中で既に完成されていて、それを相手に何とか伝えようとしてジタバタしているのを眺めているだけで、なんだかとても楽しいからである。原作の武田綾乃さんも脚の吉田玲子さんも、今回の主役を演じた種﨑敦美さんも東山奈

    まばたきを忘れ息を殺し鼓動を止め 〜「リズと青い鳥」レビュー(ネタバレあり)
  • 【邦画/アニメ】『リズと青い鳥』ネタバレ感想レビュー--「アニメでしか表現できないこと」を追求したうえでの、日本映画界への殴り込み - ヤガンEX

    監督:山田尚子/脚:吉田玲子/原作:武田綾乃 配給:松竹/公開:2018年4月21日/上映時間:90分/アニメーション制作:京都アニメーション 出演:種崎敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり、杉浦しおり、黒沢ともよ、田望結 スポンサードリンク 78点 日映画制作に関わるものたちは、『リズと青い鳥』の登場に焦るべきである。山田尚子監督は、気で日映画界に殴り込みをかけている。特定層だけに向けられた深夜アニメのノウハウを活かしつつ、映画作品においては全世代にターゲットを広げようと試みていて、それは『たまこラブストーリー』のときからずっと成功を収めている。窓ガラスの三角シールをここまで情緒的に画面に取り込んだ映画が、過去あっただろうか。 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 (宝島社文庫) 作者: 武田綾乃 出版社/メーカー: 宝島社 発売日: 2017/

    【邦画/アニメ】『リズと青い鳥』ネタバレ感想レビュー--「アニメでしか表現できないこと」を追求したうえでの、日本映画界への殴り込み - ヤガンEX
  • リズと青い鳥があまりにスッキリしなくて気持ち悪い

    あー気持ち悪気持ち悪気持ち悪。 なんだこれなんだこれなんだこれ。 あまりにスッキリしなくて映画館でてからも身震いのような気持ち悪さが引かず肩を縮こまらせてみたり腕を拭ったりぴょんこぴょんこ跳ねてみたけどそれでも気持ち悪い感覚が引かず最寄りの喫茶店に駆け込んでカフェラテを飲みながらこれを書いてる少し落ち着いてきた。 観客を楽しませる気ねーだろ山田尚子ちょっと失望したぞオイ。 アニメ映画に限らずエンタメであることが求められるこのご時世にこれだけ監督が気持ちいいもの垂れ流しました的な物語が劇場公開できてかつ絶賛されてるのをみると世の中健全だなあというか捨てたもんじゃないなあと思うけどやっぱ許せそーにねーわっていうか辛い(言えたじゃねえか)。 こっからネタバレ。 でまあ何が気持ち悪いかっていうと希美なんなのアイツってことなんだけど。 音言わないにもほどがない? ずっと嘘くせー笑顔うかべてるしさあ

    リズと青い鳥があまりにスッキリしなくて気持ち悪い
  • 即興芝居とアニメーション。『リズと青い鳥』 - Film Goes with Net

    言葉で決めつけたくないから映像にする 山田尚子という監督は、今日の現役映画監督の中で最もフィルムメーカーらしい人なんじゃないかという気がする。今年カンヌ国際映画祭に行く濱口竜介に近い存在かもしれない。人間は言葉で思考し、コミュニケーションする生き物だが、優れたアーティストは絵や音楽などそれぞれの手法で言葉と言葉の間にこぼれ落ちた、捕まえきれない情動を表現する。凡庸な表現者は、言葉の範疇に収まるものを他の表現物に代替させているだけにすぎない。ただライターとしては、そういう作品の方が仕事は楽だ。優れた作品ほど仕事しづらくて困る。困るけど映画ファンとしてはそういう作品に出会えた方が嬉しい。 で、『リズと青い鳥』はどうなのかと言うと、非常に困る作品だ。素晴らしい。あの2人を描くためには、確かに映像ではなくてはならかったという気がする。原作では希美とみぞれの間で久美子が立ち回ることで描かれた2人の

    即興芝居とアニメーション。『リズと青い鳥』 - Film Goes with Net
  • リズと青い鳥_感想 - 55lammyの雑記帳

    観ました。公開初日と、それと昨日にもう一度。色々な意味でおそろしい映画で、山田尚子監督作品を今後もずっと追っていこうと改めて思わせられたすごい映画でした。 まあ鑑賞しての第一印象は「傘木希美の理解者が誰一人としていないのがいたたまれない。吐きそう」だったんですけど……。 ※以下いちおう映画未鑑賞者閲覧非推奨で ------------------- 【感想】 【演出全般について】 持つ者と持たざる者とのすれ違いやそこに生じる心の痛み〜〜といった王道ゆえに手垢つきまくりで傷気味になりやすく難しい題材を、みぞれと希美の二人だけの小さな世界を描くという選択と集中と、それを全方面において記号的表現を徹底的に排除し真摯に描き切るという一点突破によって唯一無二の作品に仕上げてきたところが圧巻で、また山田尚子監督作品に「すごいものを観てしまった……」という思いにさせられてしまった。 どのカットにも演出

    リズと青い鳥_感想 - 55lammyの雑記帳
  • すれ違う思春期の「好き」に身悶える映画『リズと青い鳥』が尊すぎて死んだ - ぐるりみち。

    冒頭5分、呼吸を忘れた。 中盤しばし、息を潜めた。 終盤に入り、息が詰まった。 最後の10分、息が止まった。 ──呼吸困難かな? ──いいえ、尊みが爆発し、息の根を止められたオタクです。 映画『リズと青い鳥』を観てきました。 いやー、軽い気持ちで観に行ったところ、完膚なきまでに打ちのめされてしまった。何あれヤバい。愛しさと切なさと辛さと尊さの多重攻撃にさらされて、1日経った今も余韻が残っているんですが。この感じ、前にも味わったような……。 劇的な展開があるでもなく、衝撃の結末が待っているわけでもない。それなのに、90分間ずっと息を殺して、スクリーンに釘づけになっていた。上映中は動悸が止まらず、息苦しさは増すばかり。ど派手なアクション映画やサスペンス映画よりも、心の臓がバクバクしていたんじゃないかと思う*1。 スポンサーリンク 期待値を軽く振り切った映画『リズと青い鳥』 2015~16年にか

    すれ違う思春期の「好き」に身悶える映画『リズと青い鳥』が尊すぎて死んだ - ぐるりみち。
  • 公開範囲:だれでも | @nighty_queerさんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)

    リズ青5回目観て、初見の時「傘木まじ……鈍すぎる……鈍すぎて残酷……」ておもったの完全に間違ってたなとおもった。傘木ぜんぜん鈍くない。鈍かったらわたしはみぞれが思ってるような人間じゃないよ、むしろ軽蔑されるべきなんて言わないよね。。 傘木のなかには、じぶんの方がみぞれより社交性があり友達も多い、という優越感があって、そもそも部活にも入らず友達もいる様子のないみぞれを吹部に誘って「あげた」、声をかけて「あげた」という気持ちが確実にあると思う。まあ物語の冒頭から「ひとりぼっちのリズと、”リズがひとりぼっちだから”リズのところにやってきた青い鳥」の物語について、「なんか、わたしたちみたい」って言っていたしね。じぶんをあっさりと青い鳥に重ねているあたり、傘木のナチュラルな傲慢さが滲み出てるな〜〜とおもいます。 なので夏樹と優子に「みぞれ、音大受けるんだよ」と言った時の傘木は「じぶんより音楽の才能が

    公開範囲:だれでも | @nighty_queerさんの伏せ字ツイート | fusetter(ふせったー)
  • 「リズと青い鳥」スタッフ・キャスト インタビューまとめ - なつみかん@はてな

    山田尚子監督 山田尚子監督インタビュー | 『リズと青い鳥』公式サイト 【イベントレポート】「リズと青い鳥」山田尚子×牛尾憲輔トーク「希美とみぞれは三拍子」 - コミックナタリー リズと青い鳥:希美とみぞれのテンポは「3拍子」 山田尚子監督と牛尾憲輔が“音”を語る - MANTANWEB(まんたんウェブ) 『リズと青い鳥』山田尚子×武田綾乃 対談 少女たちの緊迫感はいかにして描かれたか - KAI-YOU.net リズと青い鳥:「少女たちのため息を描く」 山田尚子監督がこだわり抜いた表現 - MANTANWEB(まんたんウェブ) 「リズと青い鳥」山田尚子×武田綾乃インタビュー「身を潜めて少女たちの秘密をのぞき見るイメージ」 | アニメ!アニメ! 「リズと青い鳥」山田尚子が原作者とトーク「表に出せない感情に焦点を」 - 映画ナタリー 一挙手一投足から感情が溢れ出す映画『リズと青い鳥』山田尚子

    「リズと青い鳥」スタッフ・キャスト インタビューまとめ - なつみかん@はてな
  • 【リズと青い鳥】傘木希美を考える - フジ-ブロ

    ※ こちらの記事では映画「リズと青い鳥」とTVアニメ「響け!ユーフォニアム 2」 のネタバレを含みます。 先日、「リズと青い鳥」を鑑賞しました。素晴らしい映画を観た、の一言に尽きます。 静かで、洗練された映画でした。空間やものや、あらゆる音が極限まで削ぎ落とされており、厳選された情報が鮮やかに伝わってきます。環境音、衣擦れ、音、呼吸音。一つ一つに少女たちの感情が凝縮されており、濃厚な時間を味わうことができました。 呼吸が止まりそうなほど綺麗で、呼吸するのも煩わしくなるほど静謐。そんな特別な映像を体験するという目的だけでも、多くの人に劇場へと足を運んでもらいたい、そう心から思います。 さて、この記事ではそんな「リズと青い鳥」にて描かれた一人の登場人物、傘木希美のお話をしていきます。 私はこの映画を観ながら彼女の言動に、一挙手一投足に、とても強く興味をひかれました。作では少女たちの言葉にな

    【リズと青い鳥】傘木希美を考える - フジ-ブロ
  • 吹部出身者がリズと青い鳥が見て(ネタバレ有)

    ネタバレ有なのでそれでも構わない方のみご覧下さい。 昨日レイトショーに駆け込んで観てきました。 まず初めに、私は吹奏楽におおよそ10年青春を捧げた男です。担当楽器はユーフォニアムとトロンボーンでした。 映画の感想は一言、素晴らしかった。 久しぶりにパンフレットを買いました。 吹奏楽部出身者として映画を観ながら思ったことを書いてみたいと思います。 まず、冒頭のシーンからずっと希美さんとみぞれさんは少しずつ演奏がズレています。 音程(ピッチ)が悪いと希美さんは言っていましたが 二人で吹いていればそれとなく寄せて合わせていこうとするのが普通です。 冒頭の演奏ではそういった様子が2人からは感じられませんでしたし、 音からだけでも2人は、ほんの少しだけずれた 平行線を辿っているような、 そんな印象を受けました。 吹奏楽部において人間関係の不和が音に影響する、というのは良くあることでして、 ある程度歳

    吹部出身者がリズと青い鳥が見て(ネタバレ有)
  • 無意識をアニメートする:『リズと青い鳥』と微小なものの超越性 - てらまっとのアニメ批評ブログ

    2018年4月に公開された京都アニメーション制作の映画『リズと青い鳥』は、監督・山田尚子と脚・吉田玲子のコンビが手がけた、4作目となる劇場用アニメ作品である。同作はテレビアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズ(2015−2016)のスピンオフだが、登場人物の瞳の大きさや等身のバランス、輪郭線の太さといったキャラクターデザインが一新され、作画・物語とも編とは一線を画した、独自色の強い作品に仕上がっている。一言でいえば、これ以前の劇場用アニメ3作品(『映画けいおん!』『たまこラブストーリー』『映画 聲の形』)にも見られたような、山田監督らしさが色濃く表れているということだ。 もちろん、集団制作でつくられるアニメ作品を、監督の「作家性」という切り口で語ることには慎重でなければならない。実写の映画撮影と同様、あるいはそれ以上に、アニメ制作は数多くのスタッフによる複雑な分業体制に支えられており、

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  • 『リズと青い鳥』を観て感じた「芸術のジレンマ」と「北宇治の長期運営視点」 – b4log

    今年4月21日に公開された『リズと青い鳥』について。様々な評判を読み聞きして、私も書き記しておこうと思います。 概要を記す前に。私はこの作品『リズと青い鳥』を視聴して素晴らしい作品だと信じていて、多くの人にもっと見てほしいと思っています。 一方で、この作品には万人に手放しで進めるにはちょっと踏みとどまってしまうべき事柄がいくつかあります。例えば以下のレビューでは、この作品は百点満点と評して差し支えないレベルの作品であるともいえるし、「これは映画なのか?」という疑問さえ起きる落第点の作品ともいえるという極端な二面性を持っている。とまで言われています。 映画『リズと青い鳥』私的レビュー このレビューを読んで――というより、このレビューを書いた人:尾崎和行さんとTwitterのメッセージで何通かやりとりをして、そこで出てきた私の意見を再編集したのが以下の文章なのです。 『リズと青い鳥』の概要 武

  • リズと青い鳥 - 映画レビュー - 『リズと青い鳥』レビュー

    『リズと青い鳥』は沈黙の音を描き切る。吹奏楽を題材にした音楽のアニメであるにもかかわらず、深い沈黙をすくいあげる。わかりやすい言葉はなく、感情移入を促す劇伴もない。 にもかかわらず印象深い長編である。この沈黙がアニメでまず見ることがない繊細な感情表現を実現しているからだ。少なくとも現在、国内の商業アニメにおいてこの感情表現を比較できる作品はない。 『リズと青い鳥』は沈黙の音を描き切る。 沈黙とはもちろん無言でいることじゃない。建前のおしゃべりはいくらでもする。なのに大事なところで心や演奏技術が噛み合わない時、沈黙は現れる。沈黙は編の『響け! ユーフォニアム』でも少なくなく描かれてきた。さまざまなパートごとの対人関係のすれ違いをはじめ、集団の規律の中で演奏する吹奏楽だからこそ沈黙は重たくのしかかる。 セッションで誰かのミスで中断するとき。吹奏楽部内で頑張ろうとする建前と音がずれるとき。

    リズと青い鳥 - 映画レビュー - 『リズと青い鳥』レビュー
  • ちがう歩幅で一緒に歩く――『リズと青い鳥』感想 - 宇宙、日本、練馬

    『リズと青い鳥』をみました。掛け値なしの傑作です。以下感想。 歩く、歩く、立ち止まる。彼女の姿を認める、再び歩く。歩く、歩く、一緒に歩く。歩く、歩く、校舎を歩く。歩く、歩く、彼女の数歩後ろを歩く。歩く、歩く、音楽室へ歩く。二人は一緒に歩いてきた。これまでは。しかし、いつまで一緒に歩いてゆけるのだろう。 『響け!ユーフォニアム』および『響け!ユーフォニアム2』のその後の物語を、山田尚子監督が映画化。監督が変わり、タイトルからユーフォニアムの文字は消え、雰囲気もまた大きく変化して、続編的な立ち位置にも関わらず圧倒的に山田尚子のフィルムであるという強烈な主張が前景化している。 そうして、既存の作品世界を大胆に再編成して語られるのは、静かな決別の物語。中学時代からともに吹奏楽に取り組んできた二人。彼女たちがそれぞれの行き先を見出すまでの道を、コンクールで演奏する楽曲であり、また童話でもある「リズと

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  • 『リズと青い鳥』ネタバレ感想&考察、解説 本作に込められた『愛』の演出を紐解いていく - 物語る亀

    記事は2018年に書いた記事を2023年に改訂しました えー、今回も長い記事になりそうです なんか、京アニは当に毎月語っている気がする…… カエルくん(以下カエル) 別に特別京アニ信者というわけでもないんだけれどね。もちろん、好きな制作会社ではあるけれど…… (※2023年現在は京アニ信者と言えるほどのファンです) 主 3、4ヶ月に1度くらいのペースで映画を公開するからさ。総集編も多いとはいえ、このペースは異常だよね(2023年現在は) 主「この後は……それこそユーフォが控えているのか? 近年は特に重なっていたからなぁ……」 カエル「そして山田尚子作品はどれもこれもが大傑作なので、ぜひとも語りたいことが非常に多いというね」 主「最初に語ったように、この記事は相当長いので覚悟してください! 読み進める価値はあると思います! それから、作は100人が100人違う感想を持つ作品だと思うので

    『リズと青い鳥』ネタバレ感想&考察、解説 本作に込められた『愛』の演出を紐解いていく - 物語る亀
  • のぞみぞ概念 - 新・怖いくらいに青い空

    生まれて初めて同じ映画を2度映画館で見た。原作を読むだけでは全然理解できなかったのに、映画を観て、ツイッターやブログで多くの人の感想を見て、再び映画を観ると、自分の中でようやく「のぞみぞ概念」が確固としてきました。 希美とみぞれが2年生の頃のエピソード『響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏』において、希美とみぞれの関係性を簡潔に言い表すなら「温度差」、「みぞれ→希美」という一方通行の矢印ということに尽きます。みぞれは希美のことが大好きすぎてやばいことになってるけど、希美はそのことに全然気づかない、という熱量の差、この残酷な関係性(+なかよし川のイチャイチャバカップルっぷり)を見せつけられて「ああ~~~~~~~~~~~尊すぎるんじゃ~~~~~~~~~~」ってなるのが2年生までのお話。 関連記事:『響け! ユーフォニアム』の2年生組の関係性が尊すぎて生きるのがつらい!

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  • 【埋】リズと青い鳥、繰り返し鑑賞後、感想吐き出しメモ【※ネタばれ全開注意!】

    これは映画「リズと青い鳥」を何度も観つづけて「篭」に捕らわれてしまった ”希美過激派” の1人が贈る、魂の2万文字「吐き出しメモ」シリーズです。想定読破時間 : 42分 ※9/17現在、17回鑑賞して1回の長文追記をしています。 ( 現在、約2.1万文字、想定読破時間 : 42分 ) 「リズと青い鳥」 の公開から8週がすぎました。 私は「響け!ユーフォニアム」の劇場版1,2が大好きで、 特にアニメ映画によく足を運ぶようになってから公開された 「届けたいメロディ」は何回もリピート鑑賞したのですが、 その頃から情報が入り始めていた「リズと青い鳥」については 「外伝、、なのかな? 響け!の雰囲気と違うから 好きな方向とはちょっと違う作品になるのかも?」 と何となく距離を持って眺めていた状態でした。 その私が今は、リズ鳥8週目で13回の鑑賞をするまでに。 「リズと青い鳥」初回舞台挨拶上映 in 新

    【埋】リズと青い鳥、繰り返し鑑賞後、感想吐き出しメモ【※ネタばれ全開注意!】
  • 山田尚子『リズと青い鳥』 互いに素の美しさ - オーロラになれなかった人のために

    どうやら、完璧な美しさに出会ってしまったらしい。 Homecomingsのエンディング目当てだった『リズと青い鳥』という映画にすっかりやられてしまった。京都の高校を舞台に、二人の少女の関係を描いた90分。自分には訪れることのなかった麗しき青春を前にひれ伏す。原作も知らなかったし、アニメ自体ほとんど見てこなかった非オタの自分(外見はオタクという突っ込みは無視します)ですが、一週間で二回観に行きました。人類はこんな素晴らしい物語を作ることができるのだという感動と、もはやこれ以上の物語を見ることはできないだろうという絶望が現在入り混じっておりますが、この特別な感情を多くの人に共感してほしいと思い、少しばかり筆を執ってみます(前半部分はネタバレなしです)。興味を持ったら、ぜひ劇場へ。 あらすじ。同じ吹奏楽部に所属する鎧塚みぞれと傘木希美は、高校最後のコンクールである童話をモチーフとした楽曲を演奏す

    山田尚子『リズと青い鳥』 互いに素の美しさ - オーロラになれなかった人のために