たまに例外もあるけれど、たいていリンクやブックマークが集まるのは最初の問題提起。以降、異論・反論に応えていっても、どうも今ひとつ反応がない。それも当然か。主張の核心をひっくり返す場合を除けば、ようするに言葉足らずを補っているだけなのだから。 私の場合、立ち位置が決まるときにはスパッと収まることが多い。しばらくAさんとBさんの対話を眺めていて「どちらの主張にももやもや感があるなあ」と思っていたものが、Cさんのコメントを読んだ途端に「これだ!」と天啓を受ける。面白いのは、そうして定まった主張は必ずしもCさんに賛同するものではないこと。 このところ、私は異論・反論を黙殺することが多くなっている。自分の経験に照らし合わせてみても、いったんスタンスが明確になってしまうと、ちょっとやそっとのことでは動かない。安定してしまうのだ。過去の対話を思い出すに、これは私一人の傾向ではなさそうだ。 対話のパターン