おとつい4月16日を区切りとして、歌舞伎町の自粛動向が、次のステージに入った印象です。町が抱える2つの難題、感染防止、経済危機。後者に目を向けたとき、海千山千が集うこの大繁華街らしい一面、“貪欲さ”が垣間見え始めたからです。ちょこっと語らせてください。 順序立てて話をしていきます。 東京都が、飲み屋などを含む6つの業態に対し、休業要請を出したのが、1週間前の4月10日です。 「緊急事態宣言を抜ける、5月6日までお店の自粛営業をお願いします」 その際、東京都はお金の話もしました。お店の皆さんもヤリくりがキビシイでしょうから、タダで、とは言いません、こういう保障をさせてもらいますよ、と。 打ち出されたのが『感染拡大防止協力金』です。 内容を簡単にまとめると、こう。 ・遅くとも4月16日からは自粛営業に入って下さい ・そして5月6日までの自粛期間中、飲み屋さんは夜8時までしか営業しちゃダメです、