STUTS楽曲ができるまで ──STUTSさんは“サンプラー(サンプリングした音を個別に任意で再生出力できる電子機器)使い”のイメージがすごく強いんですけど、実際の制作作業はサンプラー単体で進めるというよりはDAW(音楽制作ソフト)で行っている感じですか? そうですね。取っかかりはMPCというサンプラーのソフトで作ることが多いんですけど、そこで作った原型をPro Tools(音楽制作ソフト)に流し込んで、メインの作業はPro Tools上で行っています。そこで曲としての展開をいろいろ作っていったり、楽器を弾いて重ねていったりとか。 ──おそらく音楽を作り始めた当初はMPCだけでやっていたのかなと思うんですが……。 そうですね、はい。 ──DAWを使い始めたのはいつ頃からですか? 18歳か19歳くらいのときですね。上京して、自分のパソコンを持てるようになってからはDAWで作るようになりました
