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ブックマーク / moji.gr.jp (34)

  • もじもじカフェ > 第46回「とめる? はねる? はらう? つける? はなす?」

    内容もじもじカフェはこの6月に10周年を迎えます。今回はこれを記念して特別版として開催します。 第一部小学生のとき,「天」という字の一画目を短く書いてバツにされた覚えはありませんか。役所や金融機関の窓口で書いた名前を「常用漢字表と字体が違う」と書き直させられた経験はありませんか。元来同じ字が,ちょっとした書き方の違いで別の字とされてしまうことがありますが,その判断は教室でも窓口でも人によってバラバラなのが実情です。 また,世論調査からは,「糸」「入」「戸」「令」といった漢字で手書き文字と印刷文字(明朝体・ゴシック体など)の形が違っていることについて,しだいに理解されなくなってきていることが明らかになっています。 この春(2016年2月),文化庁から「常用漢字表の字体・字形に関する指針」と題する報告が出されたのは,こうした混乱を背景としたものでした。 今回は,文化庁の文化審議会 国語分科会

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    FeZn 2016/05/31
    “2016年6月25日(土) 第一部:14:00〜16:30(開場13:30)第二部:18:00〜21:00” 笹原先生再登場!
  • もじもじカフェ > 第45回「古代エジプト文字に句読点?」

    内容古代エジプトの神殿や石碑を彩るヒエログリフ(聖刻文字)や,パピルスや粘土版に書かれたヒエラティック(神官文字),そしてヒエラティックを崩したものと考えられているデモティック(民衆文字)という三種類の古代エジプト文字は,ロゼッタストーンを解読したシャンポリオンの例を引くまでもなく,古来人々を魅了し続けてきました。 ヒエログリフは動植物・道具などをかたどった象形文字であることから表意文字と誤解されがちですが,実は表意文字よりも表音文字として使われているほうがずっと多いことがわかっています。 また,筆記体であるヒエラティックで「句読点」と呼べる記号がすでに使われていたり,ギリシア文字を添えて読み方を示した「ルビ」があったり,赤字による校正とその修正の跡が見つかるなど,古代エジプトには現代にも通じる高度な書字文化が既に存在していたことが近年の研究により分かってきました。 古代エジプト文字を探求

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    FeZn 2016/03/08
    2016年4月2日(土) 14:00〜16:30(開場13:30) 会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷)
  • もじもじカフェ > 第44回「変体仮名をたのしむ」

    内容日語を文字に表す試みは,「こころ」を「許己呂」と書くように,漢字を表音文字として使う方法で始まりました。いわゆる「万葉仮名」です。この例の「こ」で分かるように,一つの音にいくつもの字をあてて書くことができたので,これら万葉仮名の総数は一千字近くもあったといいます。 万葉仮名は形が漢字そのものであるため,素早く書いたり,行間に書き込んだりするには不便な面がありました。そこで,万葉仮名を元にして,草書体をさらに崩して平仮名が,また,字の一部分を用いるなどして片仮名ができました。 一つの音に複数の字が使われる状態は千年以上も続きましたが,明治33年(1900年)の小学校令施行規則により,義務教育で扱う平仮名・片仮名の字種・字体が一つだけになりました。採用されなかった他の字が「変体仮名」と呼ばれます。 変体仮名は今や,書道や古文書に興味のある方を除けば,すっかり〈読めない文字〉となりました。

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    FeZn 2014/11/17
    受付開始ー。……2014年12月7日(日)! 今回のテーマは超いきたいけど、前日に名古屋で相生道愛知県大会だから、ちょっと無理だなー。誰か行ってきて詳細レポートを!
  • もじもじカフェ番外編「書物の構造と『組継ぎ本』実習」

    内容組継ぎとはステープラ(ホチキス)もノリも糸もセロテープも使わずにをこしらえる方法です。 いまの製でもっとも多い無線綴じではノドが十分に開かないため、コピーでは真ん中が真っ黒になってしまい、コピー機に無理に押し付けるとの背を痛めてしまいます。開きのよい糸かがりは辞書など以外ではあまり使われず衰退気味なのが残念です。製会社は近年、製ノリの改良による広開の開発に力を注いでいますが、背をミーリングで削り、ノリで固めるという方法自体はそのままです。 背中を固めて立てる西洋式に対して、寝かせて保存する和装は背を糸で綴じ、和紙の力にも助けられて軽くしなやかで長持ちするものでした。その東洋型と西洋型の歴史的経験の蓄積と融合から編み出したのが組継ぎです。 組継ぎは、素材の紙だけで構成する“用の美”であり、ノドにかかる荷重を折り紙と切り紙による分散で支えるものです。今回は、東西の製

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    FeZn 2014/01/14
    “2014年2月15日(土) 14:00〜16:30(13:30開場) 会場 芭蕉記念館 研修室(東京・森下)”
  • もじもじカフェ > 第40回「新聞校閲という仕事」

    内容印刷物(など)の誤りを完璧に無くすことはとても難しいことですが,誤りはときに大きな問題を引き起こします。電話番号・価格が誤っていたらどうなるか,報道で死者や容疑者を取り違えたら,誤った医療情報を伝えてしまったら,と考えると,その責任は重大です。 こうした誤りを防ぐために校正・校閲という仕事があります。校正は校正刷りを原稿や一段階前の赤字と照らし合わせるなどして,文字や体裁の誤りを正します。一方,校閲はそこから一歩踏み込み,内容の誤りについても確認します。校正・校閲は誤りを無くすだけでなく,用字・用語を統一したり分かりやすく誤解を招かない日語表現といった面にも気を配ります。 今回はそんな校正・校閲の仕事のなかでも新聞校閲に焦点を当てます。日刊紙は刊行物の中で最も厳しいスケジュールで制作されています。大新聞ともなれば何百万という部数で発行されており,その社会的影響力は極めて大きいものがあ

  • もじもじカフェ > 第38回「戸籍と住基とマイナンバーの文字コード」

    内容かつては手書きで行われていた戸籍事務ですが,二十年くらい前から自治体ごとに徐々にコンピュータ化されていきました。そこで問題になったのが,人名・地名の漢字の多さ,とくに異体字の多さです。例えば渡辺の「辺」をとってみても,「邊」「邉」など多数の異体字があります。既存の文字コードでは間に合わないため,自治体ごとに多数の外字を作っていました。しかし,自治体ごとにバラバラではデータ交換に著しい不都合が生じます。法務省は独自の文字コード「戸籍統一文字」を定めました。 一方,住民票のデータベースである住民基台帳では,総務省が住民基台帳ネットワーク統一文字という別の文字コードを定めました。 ここに,先日可決したマイナンバー法に基づくマイナンバーが加わることになります。マイナンバーではユニコードを使う方向で話が進んでいますが,さて一体どうなるのでしょうか。 今回は,文字コード研究家の安岡孝一さん(京

  • もじもじカフェ > 第36回「八重山の文字を求めて」

    沖縄の八重山諸島には,固有の文字がありました。それは「カイダー字」(現地の発音でカイダーディ)と呼ばれています。19 世紀に生まれたと考えられていますが,起源はよく分っていません。「カイダー」の意味も諸説あり,はっきりしません。財産や売買,納税の記録に使われていたようです。明治時代になって標準語教育・識字教育の普及とともに衰退し,いまでは当時から読み書きのできる人はわずかとなってしまいました。書かれた物も多くは失われ,残っている現物は数えるほどです。 カイダー字はどんな文字なのでしょう? なぜこのような文字が生み出されたのでしょう? その背景にはいったい何があったのでしょう? 今回のゲストは,アメリカ出身で現在 東京大学大学院博士課程でカイダー字を研究するマーク・ローザさんです。ローザさんの最新の研究成果や,カイダー字に興味を持ったきっかけなどをお話しいただきます。また,縄の結び目で数を表

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    FeZn 2012/08/15
    9/2 15:00- 阿佐ヶ谷バルトにて。ふむむむむ。
  • もじもじカフェ > 第32回「インド系文字,その華麗なる系譜」

    東南アジアや南アジアを訪れると,漢字やラテンアルファベットと異なる多様な文字の数々に圧倒されます。デーヴァナーガリー文字,ベンガル文字,シンハラ文字,タミル文字,テルグ文字,チベット文字,タイ文字,クメール文字,ビルマ文字…これらの文字は異なった言語を表しているにも関わらず,実は親戚関係にあるのです。これらはすべて古代インドで作られたブラーフミー文字から派生しており,ひとくくりに「インド系文字」と呼ばれます。お寺で見かける梵字もその一つで,既に廃れた文字も含めればその数は 30 を超えます。 もじもじカフェでは,めくるめくインド系文字の世界を概観するために,2 回シリーズでこの不思議な文字を取り上げます。第 1 回は,東京外国語大学 アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)教授で,インド系文字に関する多数の著作をお持ちの町田和彦さんをお迎えし,インド系文字の仕組み,その起源,そしてどのよう

  • もじもじカフェ > 参加申し込み

    トップ > 参加申し込み参加申し込み

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    FeZn 2011/10/01
  • もじもじカフェ > 第31回「日本と欧州,欧文書体の使われ方」

    内容金属活字の時代から写真植字を経て今日のデジタルフォントにいたるまで,欧文書体(ラテン文字〔ローマ字〕・ギリシャ文字などの書体)は数限りなく制作されてきました。それぞれに特徴があり,書体デザイナーやメーカーの思いが込められています。 このような欧文書体は,日でも印刷物・看板・ウェブなどさまざまな媒体で,多様な使われ方をしています。書体は,それにふさわしい場面で使われたとき効果を発揮しますが,使い方を誤ると奇異な印象を与えてしまうかもしれません。欧文書体の場でどんな書体がどんなふうに使われているかを知ることは興味深いのではないしょうか。 今回は欧文書体デザイナーで,世界的なフォントメーカーであるドイツ,ライノタイプ社で タイプディレクター(書体設計監督)を務める小林章さんをお迎えし,ヨーロッパと日で欧文書体がどのように使われているかについてお話しをうかがいます。また,日人としてドイ

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    FeZn 2011/09/09
    2011年11月13日(日)15:00~17:30阿佐ヶ谷「バルト」 参加申込は 10月1日から15日まで。定員を超えた場合は公開抽選会。
  • もじもじカフェ > 第30回「当て字・充て字・宛て字の世界」

    内容「気」と書いて「マジ」と読ませたり,「夜露死苦」と書いて「よろしく」と読ませるなど,わたしたちの身の回りにはさまざまな当て字があふれています。当て字には,漢字の音・訓を借りて日語を表す「浦山敷(うらやまし)」「型録(カタログ)」といったものや,同音の字に置き換えた「年令(齢)」,もともと無かった音・訓を字義から生み出した「零(ゼロ)」の類い,漢字列の意味に対応する日語を当てた熟字訓「大和(やまと)」「飛鳥(あすか)」「麦酒(ビール)」など極めて多様なものがあります。 万葉仮名も一種の当て字であるように,奈良時代以前から当て字は行われていましたが,後の時代にもさまざまな当て字が作られ,現在もすさまじい勢いで新しく生み出されています。「象徴的(シンボリック)」のようにルビを使って外来語と日語の対応を示した表記や,英数字を使った「5963(ごくろうさん)」「109(マルキュー)」「E

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    FeZn 2011/07/01
     8/20、15:00から。申し込みは8/1から。
  • 文字の学校連続講座 大熊肇の組版道場2019[第7期]

    今期の募集は終了しました。次回以降の開催は事務局までお問い合わせください。 開講日時・会場 開講日時 月1回 毎月原則第2日曜開講 全6回 2019年 4月14日、5月12日、6月9日、7月14日、8月11日、9月8日(14:00〜16:30) *各回とも途中15分休憩含みます。 InDesign特別講座のお知らせ 4月14日(第1回講義と同日)10:30〜12:30、希望者に対してInDesign操作法の基礎講座(全1回)を開催します。InDesignで課題を制作したいが操作に自信がないという方に、講座と併せてのご受講をお勧めします。また、InDesign基礎講座のみの受講も可能です。事務局までお問い合わせ下さい。 講師 大熊肇さん(グラフィックデザイナー) 定員 最大15名(最少開講人数8名) 会場 カメリアプラザ、または近隣会場など(予定) アクセス 講座のねらい パソコンによるDT

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    FeZn 2011/02/15
  • 文字の学校公開講座 電子書籍とウェブの表現力

    開催概要 開講日時 5月21日(土)18:00〜20:00(途中休憩15分含む) 講師 石井宏治さん((株)グルーソフトウェア) 定員 80名(先着順・要申し込み) 会場 ちよだプラットフォームスクウェア5F 会議室 (東京都千代田区神田錦町3‐21 東京メトロ竹橋駅より徒歩2分/JR神田駅より徒歩12分/東京メトロ神保町駅より徒歩7分) アクセス 受講料 2000円(当日会場にて支払い) 講座の内容 グーテンベルクは自身の書物に写と同じ美しさを求めました。しかし,写の模倣だけでなく,大量複製という魔法をももたらしました。その後,印刷は写の伝統を受け継ぎながらも,目次・索引といった独自の書物文化を生み出し,一大メディアに育ちました*。 電子書籍もまた,印刷の模倣という側面と,ハイパーリンクや検索性,動的レイアウトという魔法の側面を持っています。 講演では,印刷の模倣の面に注目

  • もじもじカフェ > 第27回「ペルシア書道の美」

    内容アラビア語を表すために作られたアラビア文字は,イスラームの拡大とともにその使用範囲を広げ,ペルシア語の表記にも使われるようになりました。ペルシア語を表すためのアラビア文字をとくにペルシア文字といいます。 アラビア文字の書道は宗教芸術として大きな発展を遂げますが,ペルシア語の世界でも新書体が開発されるなど,アラブとは異なる独自の書道文化が花開きました。 もじもじカフェでは,第7回で「アラビア書道の世界」をテーマとしましたが,広い意味のアラビア書道の一種であるペルシア書道のなかに,ペルシア(イラン)の独自の文化を見ることができます。 今回は日のペルシア書道の第一人者で,イランの伝統的装飾文様やミニアチュール(細密画)の研究もされている角田ひさ子さんをゲストにお招きし,実演も交えてペルシア書道の美を語っていただきます。 角田ひさ子(つのだ ひさこ) 1991 年から 3 年間イランイスラム

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    FeZn 2011/01/18
    2011年2月19日 15:00~17:30(開場14:30)
  • もじもじカフェ > 第23回「脳から見た人間の文字」

    内容目だけで文字を読むことはできず,手だけで文字を書くことはできません。文字を学習して,読んだり書いたりするとき,脳が大きな役割を果たしているようです。しかし,その仕組みはあまりよく分かっていません。 古くは,脳の損傷と失読(読むことができなくなった状態)の関係を調べて,脳の特定の場所が読む能力と結びついていることが明らかにされてきました。最近では,脳の活動を画像化する装置を使い,「文字中枢」と呼ぶべき場所の働きが詳しく調べられています。 今回は,人間の言語能力を脳科学の立場から研究されている酒井邦嘉さんをゲストにお招きし,言語能力の中でもとくに文字の読み書きに脳がどのように関わっているかというお話を伺います。人間にとって文字とは何なのかをみなさんと一緒に考えたいと思います。 ゲストプロファイル 酒井邦嘉(さかい くによし) 1964年生まれ。東京都出身。東京大学 大学院理学系研究科 博士

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    FeZn 2010/05/07
    2010年6月6日(日) 15:00~17:30(開場14:30)
  • もじもじカフェ > 第22回「ハングルと書道」

    内容漢字や仮名に書道があるように,ハングルにも書道(韓国語では書藝(서예))があります。ハングルの書芸術とはどんなものでしょうか。 ハングルは韓国語・朝鮮語を表記するための文字で,15世紀半ばに世宗(セジョン)大王が公布しました。ハングルは合理的な仕組みを持ちますが,それが強調されるあまり,文字の芸術があることすら日ではあまり知られていないようです。 今回のゲストは,韓国出身で,日韓で創作活動をなさっている書家の金周會(キム・ジュフェ)さんです。韓国の書道の奥深い世界について,実演を交えて語っていただきます。ハングルの仕組みについても説明していただきますので,ハングルをご存じなくても安心してご参加ください。会場は東京・新大久保にある韓国のお寺・観音寺です。 ゲストプロファイル 金周會(キム・ジュフェ;김주회) 書家。1960年,韓国慶尚南道(キョンサンナムド)山清生まれ。大東文化大学大学

  • もじもじカフェ > 第21回「日本語の文字と組版を考える会を振り返る」

    内容「日語の文字と組版を考える会」という公開セミナーが,1996年12月から1999年12月まで,計17回にわたって東京で開かれました。印刷・デザイン・編集など,印刷物に関わるさまざまな職種の人たちが毎回二百人も集まり,セミナーを聴いて熱心な議論を行いました。 この会が始められた背景には,パソコンを使って組版*を行う技術であるDTP の急激な普及による業界の混乱があったと言えるでしょう。第 1 回の,デザイナー・鈴木一誌(ひとし)さんによる「ページネーションのための基マニュアル」提唱に続き,画像,ワークフロー,文字コードなど幅広いテーマが取り上げられました。 「セミナー」といってもただ教わるだけでなく,質疑応答も盛んで,毎回,数十人単位で行われた二次会は,編集・出版,組版・デザイン,製版・印刷の異業種交流の場ともなりました。さらに,終了後にセミナーの内容と参加者の感想・意見の入った会報

  • もじもじカフェ > 第20回「欧文活字とカリグラフィー」

    内容欧米の印刷物には実にさまざまな書体が使われています。同じローマン体,イタリック体でも,表情の違った書体がいくつもあり,目的に応じて使い分けられています。こういった欧文の活字書体は,グーテンベルク以来,500 年以上にわたる活版印刷の歴史の中で発展してきたもので,デジタルフォントになった今も新たな書体が次々と生まれています。 こういった欧文活字書体の背景には,紀元前後から培われてきた,文字を美しく手書きする技術,カリグラフィーの伝統があります。 今回は,書体デザイナーでカリグラファーの木村文敏さんをゲストにお招きします。いろいろなローマン体,イタリック体の活字書体を味わい,それらがカリグラフィーとどんな関係にあるのか,どうしてそんな形をしているのかを探ってみたいと思います。 ゲストプロファイル 木村文敏(きむら ふみとし) 1964 年生まれ。神奈川県出身。武蔵野美術大学卒業。文字デザイ

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    FeZn 2009/11/06
    日時 2009年12月6日 15:00~17:30(開場14:30) 会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷)
  • もじもじカフェ > 第19回「どうする常用漢字」

    内容『常用漢字表』って知っていますか? そう聞かれれば,ほとんどの人は「知っている」と答えると思います。では,そこにどんな漢字が入っていて,何のために作られたのか? そこまで聞かれると,答えられる人はそんなに多くないでしょう。知っているようで,実は知らない。それが常用漢字表の現実かもしれません。 現在の常用漢字表は,1981 年(昭和 56 年)に公布された 1945 字からなっていますが,現在,情報化時代に対応する国の新しい漢字政策の一部として,その見直しが進められています。 今春,『「新常用漢字表(仮称)」に関する試案』が文化審議会国語分科会漢字小委員会でまとめられ,広く一般に意見を募集しました。この 10 月には再び意見募集が行われ,来年 2 月に最終答申が出されることになっています。 今回は,常用漢字表見直しの審議を当初からウォッチしてこられたフリーライターの小形克宏さんに,新しい

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    FeZn 2009/09/08
     日時 2009年10月17日(土) 15:00~17:30(開場14:30) 会場 バルト(東京・阿佐ヶ谷) ゲスト 小形克宏さん(ライター)
  • もじもじカフェ > 第16回「活版印刷の時代」

    今回は見学会とカフェの二部構成です。トッパン小石川ビルにある印刷博物館で見学・体験を行い,同じビル内のレストラン La Stella でもじもじカフェを行います。 内容15世紀半ばにグーテンベルクによって始められた活版印刷は,近年まで500年以上にわたって文字印刷の主流でした。日でも明治時代に近代的な活版印刷術が導入されて以来,新聞・雑誌・書籍や,広告・名刺・事務用書類など幅広い分野の印刷に使われてきました。 現在は,コンピューター組版,オフセット印刷方式が主流となり,産業としての活版印刷はごく限られたところでしか使われなくなっています。印刷の表舞台から退場したかに見える活版印刷ですが,東京・飯田橋にある印刷博物館館内の工房「印刷の家」では,その技術が伝承され,生きた活版印刷を見学・体験することができます。 今回は印刷博物館のご好意により,「印刷の家」の見学・体験会と組み合わせての開催と

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    FeZn 2009/02/10