小さなお葬式を却下して、契約したのは、地元に根付きながら 新たな受け入れを始めた施設だった。 真新しい。 出来上がって、まだ2年目かな? コロナ禍を経て、こじんまりとした家族のみの葬儀が増える中、 最最少人数での葬儀を、きちんと執り行いたい家族の意向に応えた? ゆとりのあるリビングダイニングキッチン ビジネスホテル並みのツインルーム 脱衣所も広く、バスルームもゆったり もちろん、トイレも別にある 違いは、祭壇とご遺体を安置する部屋を併設。 そのお部屋も、洋室。 蝋燭や線香は、昨今の "地震" への配慮から読経以外 蝋燭はLEDに、線香はアロマオイル。 蝋燭の炎を絶やさずとか、線香を絶やさずとか‥‥‥‥無い。 県外で普段の生活の中、緊急で長距離移動を強いられ、 葬儀に関する決めごとに四苦八苦しつつ、大切な人を失った哀しみの中 せめて、身体を労わらなければ、 超高齢の親を送る、高齢の子供も、共