初代PlayStation向けに開発されながら未完成となっていた、『マジックキャッスル(Magic Castle)』と呼ばれるアクションRPG作品が、昨年12月24日にフルバージョンとして配布開始された。もともと1998年に日本の開発者チームが手がけていた作品で、その後有志によって開発が継続。22年の時を経てリリースに至った。 *開発中バージョンのプレゼンテーション映像 『マジックキャッスル』は、『ソニックウィングス』シリーズなどで知られる開発会社ビデオシステムに所属していた、ぴろを氏と松並桂一氏によって制作されていた。両氏へのインタビューによると、ソニー・コンピュータエンタテインメント(現SIE)がPS1の開発キットを「ネットやろうぜ」として一般向けに販売したことをきっかけに、ふたりは会社を辞めてKAIGAというインディースタジオを設立。オリジナル作品として『マジックキャッスル』の開発に
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