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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (9)

  • なぜTOEFL義務付けなどという発想が出てくるのか - H-Yamaguchi.net

    自民党教育再生実行部が大学入試にTOEFL義務付けを提言したと報じられたのは、しばらく前のことだった。これが夏の参院選の公約になるらしい。 「「大学入試にTOEFL義務付けを」 首相に自民提言」(朝日新聞2013年4月8日) 提言自体は公開されておらず、報道だけでは内容がよくわからないので、放置していた。しかし最近、提言をとりまとめた政治家のインタビューが別の記事になっていて、これがあまりに笑止な内容だったので、さすがにひとこと書きたくなった。 「(争論)大学入試にTOEFL 遠藤利明さん・江利川春雄さん」(朝日新聞2013年5月1日) 私も副大臣や政務次官として国際会議に出ました。公式な会合は通訳がつきますが、大事なのはその前のあいさつから始まって、夜のパーティーとか、みんなでわいわいやっている場での会話です。それが次の会合に生きてくる。でも悔しいことに英語で話せない。中高で6年もや

    なぜTOEFL義務付けなどという発想が出てくるのか - H-Yamaguchi.net
    GRA
    GRA 2013/05/04
    日本人(学生)一般より国会議員の方が日本国代表として世界に関わるのだから,TOEFLを義務づけるべき。それを拒否するなら学生に要求すべきでない。政治家が選挙区レベルで考えてるならグローバルとは片腹痛い。
  • 予言者になる方法を考えてみた - H-Yamaguchi.net

    予言とは、「未来の物事を予測して言うこと。また、その言葉」(大辞泉)である。ただし、科学的あるいは客観的なアプローチで得られたものである場合には、ふつう「予言」とは言わず「予測」という。つまり「予言」とは、なんらか超自然的な力によってそれを知る、というニュアンスがある。 巷には、さまざまな予言があふれている。それらを語ったのは、なんらかの「「超自然的な力」を持っていると思われている予言者たちだ。あれは特別な人たちだ、ふつうの人間にはそんなことはできない。そう決めつけていないだろうか。実は必ずしもそうではない。しくみをわかっていれば、意外に簡単にできるのではないか。というわけで、少し考えてみた。「凡人のための予言入門」だ。 もちろん、ここで言っているのは、別に「超自然的な力」を簡単に身につける方法ではない。「将来をいいあてる方法」でもない。 また、超自然的なものをすべて否定しようとするもので

    予言者になる方法を考えてみた - H-Yamaguchi.net
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    GRA 2006/02/16
  • ゲーム内資産への課税の是非について - H-Yamaguchi.net

    とりあげられていたのはJullian Dibbell。ゲーム内通貨についていろいろ発言しているTerra Novaコミュニティの中心メンバーの1人だ。彼がアイテム販売で生計を立てると宣言し、その収入が現実世界の収入に迫るところまでいったことは、別に新しい話でもなんでもない。最近この話がLegal Affairs誌に載ったことから、どうも再び話題に火がついたらしい。Terra Novaでも、IRSが課税に関心をもってるとかどうとかいうエントリがあって、議論が沸騰したばかりだ。 CNET Japanの記事は尻切れトンボで消化不良になっているが、CNETの元記事は、その後Castronovaの「仮想世界への課税は望ましくない」とのしごくまっとうなコメントを紹介したりしている。一方、Terra Novaに出てくるIRSの話は、ゲーム内の仮想資産を「外国資産」とみなして課税するかもしれない、というも

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    GRA 2006/01/29
  • 世界各国をジニ係数順に並べてみた - H-Yamaguchi.net

    This is Hiroshi Yamaguchi's personal weblog. It aims to be an incubator as well as an archive of my ideas and thoughts. Possible topics include: finance, business administration, economics, prediction markets, virtual worlds, and other issues.

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  • 金もうけ主義は「経済至上主義」ではない - H-Yamaguchi.net

    ひとつはっきりさせておきたい。 最近多いのだが、たとえば耐震強度偽装問題で、件の業者を「経済至上主義」とかいったりすることがある。しかし「経済」ということばをこういうときに使うのは、まちがっている。コスト削減のために必要な鉄筋を抜いたりするのは、断じて経済至上主義でも経済優先でもない。もちろん「経済設計」でもない。 ああいう使い方において「経済」ということばは、「金もうけ」とほぼ同義だろう。いいたいことはわからなくはないが、「経済」と金もうけはちがう。「経済」とは、おもいっきり簡略化すると、「効率的な資源配分」のことだ。目的は人の効用(要は「満足」ということだ)を増進すること。当然、資源には制約があるから、その制約の下で効用をいかに最大化するかを考える。 「金もうけ」は、効率的な資源配分の結果である場合もあるが、そうでない場合もある。安易なやり方は、人をだます方法だ。いってみれば情報の非対

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    GRA 2005/12/22
  • テクノロジーは幸福をもたらすか - H-Yamaguchi.net

    資料: 厚生労働省「完全生命表」、「簡易生命表」(データ更新日:2005年11/14) 明治時代で40代半ば。これより前はというと、1600年ごろで約30歳前後、だそうだ。といってもこれは、乳幼児あるいは若年のうちに死亡する者が多かったからで、それを超えると50歳を超える人も少なくない、ということらしい(このあたりを参考)。ちなみに縄文人の平均寿命は15歳ぐらいだったらしい。要するにだ。今と比べると、かなり多くの人々が若いうちに死んでいた、ということだ。理由はいろいろあろう。戦争や疫病、飢饉。そういうカタストロフィックなものでなくとも、出産にまつわる妊婦の死亡や乳幼児の死亡はかなりの割合を占めていた。病気や栄養失調、ちょっとした事故や犯罪もあった。今では想像もつかないくらい多くの割合の人々が死んでいたのだ。 平均寿命の延びがなぜ生じたか。歴史学が専門ではないので自信があるわけではないが、た

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    GRA 2005/12/16
  • 「希望格差社会」における「内なる希望の格差」 - H-Yamaguchi.net

    先日、「希望格差社会―「負け組」の絶望感が日を引き裂く」の著者である山田昌弘教授の講演を聞く機会があった。内容は「パラサイト・シングルの時代」から「希望格差社会」への一連の流れをなぞるもの。実はどちらもちゃんとは読んでいないのだが、どちらも有名なだから、話の筋はまあ予想通り、といったところ。 とはいえ、生で話を聞くことの価値は、話を補強するサイドストーリーみたいなものとか、ちょっとしたところで垣間見える音めいたものなんかにある。 以下はその中で印象に残ったことと、聞きながら思いついたこと。あけすけな表現が登場するので、その方面にセンシティブな方にはお勧めしない。 山田教授の話しぶりからは、若年層の「期待」の水準が「あるべきレベル」より上に上がってしまっていることへの問題意識のようなものが強く感じられた。「希望格差社会」では、社会階層が二分化し、「負け組」が希望を持てなくなる、という

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    GRA 2005/06/19
  • 司法試験制度改革に関する暴論 - H-Yamaguchi.net

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    GRA 2005/05/30
  • H-Yamaguchi.net: 情報財の計画経済と市場経済

    ネットとメディアの融合まわりの議論があちこちで続いている。このあたりは賛否どちらの陣営にも専門家の方々がいていろいろディープな議論を展開しておられるので、私ごときが貢献できるとも思えないのだが、ただ傍観しているのもどうにも精神衛生上よくない。自分の専門分野に近い視点からなら多少は意味のあることがいえるかもしれないので、少しだけ書いてみる。 といっても、別に斬新な指摘だとか人をうならせる慧眼だとかいうわけではないので、そういうものは期待しないでいただきたい(してないか)。 気になっているのは、主にメディア側の人たちの間でよくみられる議論だ。メディア企業には国民の知る権利を守るという公共的価値を守る責務があり、したがって市場メカニズムはそれに必要な限りで排除されなければならない、といったたぐいのやつ。これがけっこうまかり通っている。この立場からは、ライブドアの堀江社長の「ニュースはアクセスラン

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    GRA 2005/05/11
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