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ブックマーク / hamatsu.hatenablog.com (8)

  • 『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は普通のオープンワールドなのだろうか? - 色々水平思考

    しつこくゲンロン8の話題をします。 ゲンロン8 ゲームの時代 作者: 東浩紀,井上明人,黒瀬陽平,さやわか,吉田寛,橋野桂,イバイ・アメストイ,ランディ・アウ,坂上秋成,アレクサンダー・R・ギャロウェイ,松永伸司,今井晋,オレグ・アロンソン,エレーナ・ペトロフスカヤ,上田洋子,許煜,仲山ひふみ,プラープダー・ユン,福冨渉,速水健朗,辻田真佐憲,市川真人,海沢めろん出版社/メーカー: 株式会社ゲンロン発売日: 2018/06/07メディア: 単行この商品を含むブログを見る ネットでもちょこちょこ話題になっているゲンロン8の特集冒頭における共同討議ですが、今回話題にしたいのは『ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(以下BotW)』の評価についてです。 実際どんなことを言っているかは読んでみて欲しいのですが、この共同討議中での『BotW』への評価は「普通のオープンワールド」というものです。 『

    『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は普通のオープンワールドなのだろうか? - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2018/06/19
    東氏や黒瀬氏にはまったく良い印象はないが、引用部を読む限りはそれほど激烈に批判しなければならないほどおかしなことを言っているようには見えない。もっとクリティカルにおかしな部分があるのなら引用してほしい
  • ゼルダの伝説BotWと洋ゲー壁登りゲームを比較する - 色々水平思考

    ゼルダの伝説 BotW の何が新しくて何が新しくないか 基的にはこれまでの各種オープンワールドゲームを良く研究したうえで良.. 上のエントリで結構自分の言いたいことは結構言われてしまっているし、自分でも既に一つ前のエントリで言及してしまっているのだけど、やっぱりすごいものはすごいので再度書いておこう。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』は「崖」であると。 なぜここまで今作が崖登りのゲームになってしまったのかと言えば、まずそれはほとんどの「壁面」を「登れるもの」として定義し直してしまっているということに尽きる。各所に点在する祠の内部の壁は明確に登れない壁としているがそれ以外のほとんどの壁は雨で濡れたりしない限りはほぼ登れてしまう。 海外ゲーム、いわゆる洋ゲーにも壁が登れるタイプのゲームは少なくない。例えば何時でも何処でも壁が登れるオープンワールドゲームの代表的な存在としては『アサ

    ゼルダの伝説BotWと洋ゲー壁登りゲームを比較する - 色々水平思考
  • なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考

    尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所 この記事を読んでなんとなく思ったことをつらつら書く。 ワンピースには二度のピークがある、一つはアラバスタ編で二つ目は白ひげ海賊団VS海軍部編だ。 初期ワンピースの面白さは色々あるが、自分としては「溜め」と「開放」描く作画の力が大きいと思っていた。「溜め」と「開放」とはいしかわじゅんが大友克洋漫画の「動き」の表現を褒める時に指摘するアレね。 この辺のところを初期ワンピースは律儀なくらいきっちりやってた。そして「溜め」と「開放」の作画がピークに達したのはアラバスタ編のゾロによる一刀流獅子歌歌を放つ場面とルフィがクロコダイルに放つゴムゴムのストームを繰り出す場面だ。ストームなんかは完全に溜めと開放があるしそれが極まっちゃってる感じするでしょ。 でもこの「溜め」と「開放」の作画の欠点は技を繰り出すのに確実に二コマかかっちゃうところで、テンポがどう

    なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2010/06/30
  • 脱物語化と脱ゲーム化の10年間〜00年代のゲームシーンを巡る二つの中心点 後編〜 - 色々水平思考

    いよいよというかやっと最後になりそうです。なんのかんので記事5つも書く事になるとは思わなんだ…。まあでもこれで自分なりにこの10年を整理整頓出来そうなので、最後まで頑張って書こうと思います。 前回、この10年間でゲームシーンは海外ゲーム開発会社を中心とする重厚長大化、マクロ化が進み、一方では、任天堂を中心とする軽薄短小化、ミクロ化が進んだ10年間であると言い、マクロ化したゲームの象徴がGTA3、ミクロ化したゲームの象徴がメイドインワリオであると述べました。そしてメイドインワリオの画期的なポイントとして、串団子型レベルデザインと、物語の解体とインターフェースへの着目という3点を挙げました。そして前回はその中の一つ、串団子型のレベルデザインの即効性とそれでいてちゃんとボリュームも保持できるという特性について語り、マリオギャラクシーとか脳トレとかWiiFitみたいなメイドインワリオ以降に生まれ

    脱物語化と脱ゲーム化の10年間〜00年代のゲームシーンを巡る二つの中心点 後編〜 - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2009/12/10
    ゲームのミニマル化。レイトン教授もそうだよね。あれが世界一売れたアドベンチャーゲームを謳っているのはとても意義深い
  • レベルデザインなんていらない 前編 - 色々水平思考

    タイトルは内田裕也 こんな記事を読んで思ったことを色々と。 http://ameblo.jp/logicalpanda/entry-10389091155.html うーん、なんだろう。この記事では、薄っぺらなゲームシステムを考案する日の企画者に対比するような形で、ゲームシステムなんて考案してる暇があったら、レベルデザインに勤しむ海外の企画者がいるってなことが述べられている。でもさ、そもそもゲームシステムとレベルデザインて対比して語るようなものなんだろうか?俺は違うと思うよ。つーかまずこの記事ってまた例によって例のごとく海外のFPS/TPSの最良の部分と、日の凡庸なJRPGを比較して書いてるんでしょ?だから俺もその前提に乗っかった上で記事を書くね。 もう一辺太字で言っとくと、 ゲームシステムとレベルデザインってのは不可分のもので、対比して語るようなもんではない。 横スクロールアクション

    レベルデザインなんていらない 前編 - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2009/11/29
    かつて日本人はアリものを改良するのは得意だが新しい発想が出来ないと揶揄されたものだがゲーム業界に限っては真逆になっているのが面白い。
  • JRPGが希求するもの〜レベルデザインなんていらない 中編〜 - 色々水平思考

    レベルデザインなんていらない 前編 - 枯れた知識の水平思考 はい、つーことで↑この記事からの続きでございます。FPSはシステムとして完成されてるからシステムに下手に手を入れずにレベルデザインに注力するのが得策なジャンルであるってことと、JRPGはかつて確かにシステムに手を加えることで、ユーザーを熱狂させる時代があったってなお話でしたね。今回はその続き、JRPGというジャンルはそもそも一体なにを目指しているジャンルなのかということを考えていきたいと思います。その前にまずはこのことについて語っておかねばなりますまい。 そもそもレベルデザインってなんなの? 来なら前の記事の時点でもうちょっと説明すべきことなんですが、改めてレベルデザインとはなんなのでしょうか?多くの場合レベルデザイン=プレイヤーが闊歩する地形の形状や性質を指し示す場合が多いのですが、それは必ずしも正確ではありません。レベルデ

    JRPGが希求するもの〜レベルデザインなんていらない 中編〜 - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2009/11/29
    レベルデザイン≠マップデザインというもっともなお話。JRPGが中心ジャンルだったのはもう遙か昔ですよねえ。
  • 一発の重みと対象との距離、及び近代FPSのぶつかる壁について - 色々水平思考

    最近海外のFPSとかTPSとかプレイするようになって改めて思うんだけど、バイオ4ってやっぱすごくよく出来てる。 その理由は大きく二つある。一つは連射の効く銃器をあまり登場させないことやサウンド等の銃器の演出に注力することで、一発撃つごとの重みを感じさせるようにしたこと、もう一つはゆったりとこっちに近づいてくるやさしいガナードさんたちを至近距離で撃ちまくれることだ。 ゲームというのは、結局はボタンを押すことで何かをして、それに対するリアクションを得ることで、楽しさを作るメディアである。だからボタンを一回押すごとにきっちり弾丸が発射され、その結果を近い距離で確かめることができるバイオ4は何回プレイしてもゲームの根源的な楽しさを堪能することができる。よくよく考えてみると、プレイヤーを楽しませるために、主人公が特に努力しなくてもモテまくるハーレム漫画のごときプレイヤーにとって都合の良いシチュエーシ

    一発の重みと対象との距離、及び近代FPSのぶつかる壁について - 色々水平思考
    GiGir
    GiGir 2009/10/19
    ラブプラスはFPS説
  • 時代が変化したのか、時代が見えるようになったのか - 色々水平思考

    ニコニコ動画のゲームプレイ動画を見てると、新しさより、懐かしさを感じることが度々ある。 プレイされているゲーム自体が懐かしいというのももちろんあるが、それだけではない。昔はよく、友達の家でRPGを皆でワイワイ言いながらプレイしたなっていう感じ、ゲームを取り巻く環境レベルでの懐かしさを感じるのである。 だから自分にとってゲームプレイ動画は新しいものというよりも、むしろ懐かしいものとして映る。 ニコニコ動画の凄さというのはそういう環境レベルでの記録が可能になったところだと私は思う。大袈裟に言えば音楽を記録出来ない世界にテープレコーダーがいきなり登場した衝撃というか。 いままで普通にあったものが、記録、保存出来るようになることで、様々な人の目に触れるようになる。ニコニコ動画のゲームプレイ動画の一群を見て思うのは、そんな時代が可視化されることによって起こる変化についてのことなのである。 ニコニコ動

    時代が変化したのか、時代が見えるようになったのか - 色々水平思考
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