日本維新の会の歴史問題検証PT設立総会であいさつする中山成彬座長。左は産経新聞の阿比留瑠比記者=21日午前、衆院第一議員会館(酒巻俊介撮影) 日本維新の会は21日、国会内で「歴史問題検証プロジェクト・チーム(PT)」の設立総会を開いた。慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の「河野洋平官房長官談話」の検証が中心で、冒頭、あいさつした座長の中山成彬元文部科学相は「河野談話を直してくれということを安倍晋三内閣に強く要求しなければいけない」と強調した。 総会には、維新議員約20人が出席。産経新聞の阿比留瑠比編集委員が講演し、河野談話の根拠となった韓国での元慰安婦16人の聞き取りがずさんだったことなど問題点を説明した。 一方、自民党参院議員有志が河野談話関連の勉強会を設立する方針を固めたことが21日、分かった。若手議員は「7、8人で準備している。参院議員だけで10人ほど集めて、今国会中に一度は開きたい