「猫流護身柔術」という武術が実在する。 別に猫が戦うわけではない。 日本の武術を学んだアメリカ人による武術で、正確には“Neko-ryu Goshin Jujitsu”という。猫の動き、敏捷性やパワーをヒントとして編み出されたためにその名がつけられた。 この武術は海兵隊員として沖縄にいたアーニー・ケイツ(Ernie Cates)、日本の武道家の中林、小谷という3人の指導者が日本のビジネスマン向けに柔道・柔術を基に4時間で習得できる護身術を1962年に作ったことが起源だという。 後にアーニー・ケイツはこれを基に猫流護身柔術として完成させた。 猫流護身柔術のサイト*1やネットの記事*2によると、彼は海兵隊隊員として沖縄にいた時期に、1956年沖縄柔道チャンピオン、1959〜65年の全海兵隊柔道チャンピオン(彼の体重の階級で)であり、講道館柔道8段である。このため猫流護身柔術も柔道が基本になって