はるしにゃん id:hallucina 氏に同人誌への寄稿を頼まれたが、彼が夭逝したために印刷の機会が無くなった。そういうわけで、途中の原稿をブログにアップロードする。 タイトル案 1.「恋する富野アニメの価値観の変遷~逆襲のシャアからGのレコンギスタまで~」 2.「グダちんの富野由悠季論 恋愛と世界の価値の変遷」 3.「逆シャア以降のガンダムのヒロインから、時代の価値観を読む」 序 この稿のスタンスについて 今回、はるしにゃん氏から90年代のアニメーション作品に対する論を書いてほしいという依頼を受けた。そして、私は『機動戦士ガンダム』が好きなのでその監督の富野由悠季論を書くことになった。 しかし、である。富野由悠季と言う人は非常に幅広く仕事をしている。なので、富野由悠季という人を一つのコラムで総括するということは無理である。 では、何を語るべきか。そこで私ははるしにゃん氏の事を考えた。そ