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ブックマーク / innoplex.org (74)

  • 独特の風味を持つハーブ水耕栽培によりベビーリーフを年間・安定的に生産/都心部の小売店・飲食店に対するサラダ向け需要を狙って拡大予定(ベジ・ドリーム) | 植物工場・農業ビジネ

    土木・建築資材販売の炭平コーポレーションと鉄筋工事業の西松が共同出資で2004年に設立した「ベジ・ドリーム」(長野市)では、ルッコラ、セロリ、クレソン、ビート、エンダイブなどの柔らかな幼葉(ベビーリーフ)をミックスした商品(ヤングリーフ)を水耕栽培にて、年間・安定的に供給している。コンピューター管理システムなどによる効率的・工業的な生産方式を導入したハーブの水耕栽培に特化した企業である。<以下、写真は同社WEBサイトより> 先月からは東京・名古屋での販路開拓を開始。生産品種や栽培方法を変えながら「市場のニーズにあった商品を供給する」(大藤善孝副社長)ことや、都市部の有名レストランでの利用実績を売りに販路を開拓していきたい、という。都市部では、小売店や飲チェーンなどのサラダ向けの独特の風味を持つハーブ野菜の需要が高まっており、赤や黄色といった鮮やかな品種のハーブ野菜(ベビーリーフ)は、サ

  • 植物工場野菜の試食会アンケート(参加者によって感想・意見は異なる・価格帯は露地より1.25〜1.5倍であれば購入する消費者が多い結果に) | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト

    植物工場野菜の試会アンケート(参加者によって感想・意見は異なる・価格帯は露地より1.25〜1.5倍であれば購入する消費者が多い結果に) 3月26日に実施しました「水耕・植物工場野菜のべ比べ試会」について、参加者からの評価・アンケート結果をまとめました。今回はあくまで実験的な取り組みであり、合計19名の方々に参加頂き、各企業の商品に関するべ比べを行いました。試会では、6社12種類の植物工場・水耕野菜を試して頂き、ご家庭や個人的にもべ比べができるように、東京都内の小売店にて購入可能な野菜(野菜工房、スプレッド、JFEライフ、小津産業、ラプランタ、葉っぱや)を採用しました。 各野菜の評価は、参加者の性別・年齢・職業によっても異なり、味・感・香りなどの感想についても意見が異なる結果となりました。同じ野菜でも、「甘みを感じる、べやすい」と回答する一方で、別の参加者は「クセ・苦味があ

    植物工場野菜の試食会アンケート(参加者によって感想・意見は異なる・価格帯は露地より1.25〜1.5倍であれば購入する消費者が多い結果に) | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト
  • 直売所と植物工場が併設したバイキングレストラン「めぐみのさと」、リーズナブルな価格で客足も上々

    植物工場と直売所が併設したバイキングレストランを運営するG7ホールディングス100%子会社のG7アグリジャパンでは、2010年10月のオープン以来、女性やファミリー層からの支持を受け、客足も上々のようである。 ビュッフェレストラン「めぐみ」では、隣にある直売所「めぐみの郷」で販売する地元材を普段に使った料理をバイキング形式にて提供している。店内には、完全人工光型植物工場も稼働しており、工場野菜もサラダとして提供、隣の直売所にて購入することもできる。 店内にある植物工場は、面積33m2の施設となっており、主にリーフレタス、小松菜、サラダ水菜、サンチュなどの葉物野菜を生産している。 レストランでは、生産者が見える安全・安心な材を利用しながら、バイキング形式により和洋中・デザートと豊富なメニューを提供している。さらに、店内の植物工場を見ながら、無農薬野菜をサラダとしてべることもでき、お客様

    直売所と植物工場が併設したバイキングレストラン「めぐみのさと」、リーズナブルな価格で客足も上々
  • 北海道・豊浦町の特産品「豊浦イチゴ」のブランド強化・生産性向上に向けて、ハイテク育苗施設がオープン – 植物工場・農業ビジネスオンライン

    北海道・豊浦町の特産品として知られるイチゴは「豊浦イチゴ」として、70年以上の歴史を誇る北海道一の伝統ブランド。適度な寒さと十分にそそがれる太陽な中で栽培されたイチゴは、大きさ・甘さともに高品質なものとして評価されており、2007年1月には商標登録を行い、ブランド強化に乗り出している。 そして今回は、とうや湖農協が事業主体となって進める「豊浦いちごブランド体制強化事業」の一環で、町内大和の農業生産法人・八天ファームに2棟の育苗ハウスが整備され、関係者にお披露目された。導入した育苗施設は、1棟の幅が7.2メートル、全長53メートルであり、徹底した温湿度管理の下、育苗用トレイを階段状に並べた「ナイアガラ方式」を採用。生産農家への高品質な苗の安定供給と、早期定植による生産量向上が期待されている。 町の補助を受けながら、総事業費は約2千万円。従来の露地栽培に比べ、少ない面積で効率的な育苗が可能とな

    北海道・豊浦町の特産品「豊浦イチゴ」のブランド強化・生産性向上に向けて、ハイテク育苗施設がオープン – 植物工場・農業ビジネスオンライン
  • C&S水耕ファーム、アメリカ北部の豪雪エリアでも野菜の周年生産を実現へ

    アメリカでもカナダの国境に隣接する北部エリアでは、冬のシーズンは豪雪となり野菜の栽培が難しい。こうした地域でも周年生産を実現するために、太陽光利用型・植物工場に近い施設を建設したのが「C&S水耕ファーム」である。 水耕施設は「13 x 40 m」となっており、単なるパイプにビニールをかぶせた温室ハウスではなく、室内はコンピュータによってモニタリングされ、最適環境に自動制御されている。 資材は、米国では有名な「CropKing社」から購入した。水耕ファームにて栽培している品目は、レタスなどの葉野菜を主に、ケール、マスタードグリーン、ベビーリーフ、キュウリ、トウガラシ、用花やハーブ等も生産している。 週に400株のレタスを生産し、近くの小売店「Yoke grocery store」や直売所などで、リーフレタス1株当たり2~3ドルで販売している。 安全(無農薬)で高品質なローカル野菜(地産地消

    C&S水耕ファーム、アメリカ北部の豪雪エリアでも野菜の周年生産を実現へ
  • LED電光掲示板などを手掛ける日本セック・グループ、ハウス農家をターゲットに太陽光利用型システムの開発へ(セト電子工業) | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト(イノプレック

    LED電光掲示板、生産管理システムなどの製品を手掛ける日セック株式会社グループのセト電子工業は、主に太陽光利用型・植物工場向けの生産システムを開発し、年内にも農家をターゲットに販売を開始する予定である。同社のシステムは一般的なビニールハウスに設置し、栽培環境を最適に制御していくもの。 太陽光を利用したハウスに導入できることから、葉野菜だけでなくイチゴなどの果実類も生産可能である。ビニールハウス内の温度、湿度、二酸化炭素の濃度などを計測し、無線でデータ送信。その他、日照量が足りない場合などはLED照明で成長を促進させ、ウェブカメラを使って作物の生育状況も遠隔地から見ることができる。ハウス内を最適環境に制御することで、収穫量の増加や品質向上も見込めるという。 現在は、同社敷地内のビニールハウスで実証実験を行っている。小さなボックス内で生育環境やLEDの波長を変えられる装置も開発し、最適な

  • 太陽熱を利用して海水から真水を精製。技術とアイデアで水資源問題を解決「The Watercone」

    今回は太陽熱を利用して海水から真水をつくる道具「The Watercone」をご紹介したい。使い方は非常にシンプルで、海水を入れた容器に太陽熱を当て、蒸発して容器に付着した結露を全て回収する、というもの。 熱によって病原菌も殺菌できるという優れモノで、1日あたり約1.6リットルの飲料水を確保できる、という。 この浄水装置「The Watercone」は、ポリカーボネートで作られており非常に丈夫な素材。途上国で利用する場合、普段とは異なるような環境を想定しなければならないが、耐久性があることは非常に重要なポイント。 さらに持ち運びも可能であり、教育を受けていない子供でも、誰でも使用できることもポイントの一つである。

    太陽熱を利用して海水から真水を精製。技術とアイデアで水資源問題を解決「The Watercone」
    GreenRide
    GreenRide 2011/04/13
    無電源浄水装置
  • 産業用ガスのエア・ウォーター、カゴメの生食トマトを栽培する植物工場(安曇野市)を取得

    産業用ガス大手のエア・ウォーターでは、北海道にて太陽光利用型植物工場を運営しているが、今回、長野県・安曇野市の第3セクターである安曇野菜園のトマト栽培事業を、2011年4月1日付で取得した。 太陽光利用型植物工場の大型施設でもある安曇野菜園は、販売先に苦戦し継続的な赤字に陥っていた。同菜園の敷地面積は約10ヘクタール(10万1,770m2)、栽培用のガラスハウスの面積は約5ヘクタール(5万2,650m2)、約12万トマトが定植されている巨大施設である。 同社グループの株式会社エア・ウォーター農園における2つ目の大型生産施設の拠点として、農業事業を展開していく。譲受額は約4億6千万円。 同農園は、今後10年間の契約で安曇野市の指定管理者として運営する。パートを含む105人の従業員は継続雇用し、同農園で行ってきたカゴメ・ブランドで販売されるトマトの生産は続けていく。 その他、施設改善・生産

    産業用ガスのエア・ウォーター、カゴメの生食トマトを栽培する植物工場(安曇野市)を取得
    GreenRide
    GreenRide 2011/04/13
    カゴメとヱスビー
  • 社会福祉法人あおぞらの会の水耕栽培野菜。利用者も休まず作業に全員参加、販路拡大・量産化を目指す – 植物工場・農業ビジネスオンライン

    大阪・河内長野市の社会福祉法人「あおぞらの会」が運営する知的障害者通所授産施設「あおぞら作業所」では、野菜の水耕栽培に取り組んでいる。安定した収入源となるほか、仕事を任されて明るく活発になった利用者もいる。施設側は「取引先を開拓して、もっと作付面積を増やしたい」と積極的に生産した野菜をアピールしている。 「あおぞら作業所」は平成14年4月に開設し、知的・精神障害者48人が利用している。野菜の水耕栽培は不況で企業からの委託業務が減ったため、新たな収入源を確保しようと始めた。水耕施設は虫が入りにくいようにハウスのカーテンを二重にしたり、虫を捕る特殊なシートをつり下げ、雨水を利用した無農薬栽培にこだわっている。生産している野菜は、コマツナ、ミズナ、青ネギ、サンチュなど、どれも苦みが少なくて葉が柔らかく、優しい味がする。 種まき、収穫、器具の洗浄など作業が多いことから、利用者全員がなんらかの形で参

    社会福祉法人あおぞらの会の水耕栽培野菜。利用者も休まず作業に全員参加、販路拡大・量産化を目指す – 植物工場・農業ビジネスオンライン
  • 熊本の乙女農園、植物工場によるサラダほうれん草が初出荷

    太陽光利用型と完全人工光型植物工場にて、サラダほうれん草などを生産する熊の乙女農園が、商品を初出荷した。 同社は間口45m、全長80mの耐候性硬質フィルムハウス3棟、完全人工光型植物工場を1棟稼働させており、その総工費は約10億円とされている。 サラダほうれん草の他、リーフレタス、サラダ水菜、ルッコラ、ミニチンゲン菜などの葉野菜を生産。年間の生産量は全体で約300トン。 サラダほうれん草は、通常の露地栽培ほうれん草とは異なり、生でべやすい商品となっている。最近では、サラダほうれん草のサラダも増えている。 人工光型では主に苗を生産しており、太陽光利用型植物工場に苗を定植して、大きく育ててから出荷している。施設全体の敷地面積は2.8ha、栽培面積は1.3haと国内では大型施設に分類される。 同社は2009年に、地域にある5軒の農家とともに設立。資金は1,000万円、従業員は8人となってい

    熊本の乙女農園、植物工場によるサラダほうれん草が初出荷
  • 熊本の2010年度・企業の農業参入事例19件(2年間で30例)/LEDを利用した閉鎖型・植物工場を開発・運営する企業も出現<クリエイト光> | 植物工場・農業ビジネスの情報提供

    の2010年度・企業の農業参入事例19件(2年間で30例)/LEDを利用した閉鎖型・植物工場を開発・運営する企業も出現<クリエイト光> 熊県は2011年4月5日に2010年度の企業などによる農業参入実績が19件であり、09年度に比べて7割増えたと発表した。参入企業による耕作規模は50.2ヘクタールで実質的には26%増となっている。同県は09年度から3年で30件を目標に企業の農業参入支援を積極的に進めてきたが、09年度の11件と合わせて、1年前倒しで累計30件の目標を達成した。 業種別では用油製造の堀内製油がナタネ栽培に参入するなど、原材料生産のためなどの飲品関連が6件と最も多かった。建設業でも新規事業として農業に取り組む事例が3件あり、その他としては公益財団法人が水資源保護などを目的に水稲栽培に参入する事例もあった。企業の参入による耕作放棄地の解消面積は19.3ヘクタール、新

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  • 長崎県内11団体・産学官連携により、飲食店や家庭への小型植物工場装置のレンタル・宅配事業へ – 植物工場・農業ビジネスオンライン

    長崎県内の11の企業団体や個人が連携することで、飲店や家庭への移動式・小型植物工場装置のレンタル・宅配事業へ乗り出す。装置には省エネ効果が高いLED照明を組み込み、農作物を照らす光の色や照度を成長に合わせて管理。「植物工場」を小型化し、「持ち運び可能」という付加価値を与えて飲店や家庭向けに売り出す、という。 参加企業は、電気制御システムの宮電機(佐世保市)、環境アセスメントの西部環境調査(同)、佐世保市産業支援センター(同)、D−FLAG(長崎市)、長崎米穀(同)、長崎総合科学大客員教授 など11企業団体や個人。各自の専門分野を生かし、装置を設計、検証、販売する。連携組織は佐世保と長崎の頭文字から「佐っ長同盟」(宮憲会長)とした。 装置ではコマツナやレタス、ネギ、ニラ、ハーブ、イチゴ、キノコなどの栽培を検討。飲店ではケーキなどのショーケースへ陳列、家庭では台所や居間の家具の上に置

    長崎県内11団体・産学官連携により、飲食店や家庭への小型植物工場装置のレンタル・宅配事業へ – 植物工場・農業ビジネスオンライン
    GreenRide
    GreenRide 2011/04/13
    野菜をりようするばしょにもっと近づける。
  • リニューアルオープンする神戸布引ハーブ園。ハーブの体験施設が充実、店舗併設型の植物工場レストランも設置 – 植物工場・農業ビジネスオンライン

    リニューアルオープンする神戸布引ハーブ園。ハーブの体験施設が充実、店舗併設型の植物工場レストランも設置 ロープウェーの補修・改修工事のために休園していた「神戸布引ハーブ園」が2011年4月にリニューアルオープンする。新型ロープウェーを導入し、神戸市街地や神戸港などの絶景が眺められるだけでなく、巨大ハーブ園では200種類以上のハーブ・花々が見学でき、レストランでは店舗併設型の水耕・植物工場を楽しむことができる。 同施設は2010年4月に神戸市の外郭団体から神戸リゾートサービスに事業譲渡され、これまで別運営だったロープウエーとハーブ園を一体化、施設名称とロゴマークも一新し、より一層のサービス向上と年間30万人の集客を目指す。同社が12億3000万円をかけて改修工事を進めてきた新型ロープウエーのゴンドラ(スイス製、6人乗り)は、色鮮やかな赤でUVカット素材の広い窓から市街地や神戸港、眼下には布引

    リニューアルオープンする神戸布引ハーブ園。ハーブの体験施設が充実、店舗併設型の植物工場レストランも設置 – 植物工場・農業ビジネスオンライン
  • シンガポール政府と航空機メーカーが連携、回転する多段式・植物工場のデモプラントを建設

    シンガポールでは政府機関と民間企業による植物工場の研究開発・実験的な栽培が行われている。昨年、政府はLED(半導体)やバイオテクノロジーといったハイテク分野が切り開く新事業として植物工場に力を入れることを発表した。 ・【関連記事】シンガポールの植物工場ビジネスに関する最新動向 政府では、高さ6mの多段式・植物工場のプロトタイプ(試作品)を航空機メーカーのDJ ENGINEERING社とAgri-Food & Veterinary Authority(AVA)が協力して開発・設置した。 生産品目は「葉野菜」。天井に設置した雨水タンクからパイプ上に水が流れ、多段式の栽培棚が回転する仕組みになっている。電力・エネルギー面でもメリットがあり、上部の雨水タンクから水を循環させるために、1時間当たり1kWのみを使用するだけで受分である、という。 同社によると、システムを利用すれば従来型の土壌栽培より

    シンガポール政府と航空機メーカーが連携、回転する多段式・植物工場のデモプラントを建設
    GreenRide
    GreenRide 2011/02/08
    やられた、うごくのがおそすぎた、ちょっと死にたくなる。香港ででもやろうかな。
  • 動物薬用・歯周病を対象にしたインターフェロン入りイチゴを植物工場内で生産。治験データを収集し年内に医薬品として申請予定 | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト

    動物薬用・歯周病を対象にしたインターフェロン入りイチゴを植物工場内で生産。治験データを収集し年内に医薬品として申請予定 産業技術総合研究所の北海道センターでは、床面積が約291平方メートルの「医薬製剤原料生産のための完全密閉型・植物工場」にて、水耕栽培によってイチゴやイネ、ジャガイモなど遺伝子組換え植物の栽培実験が行われている。そして、センターでは、免疫の活性化に役立つタンパク質「インターフェロン」を含むイチゴが栽培できる新技術について、動物薬用を対象に平成23年にも医薬品として承認申請に踏み切る方針で準備を進めている、という。 今回の研究は、産総研・北海道センターが保有する特殊空調などで外部と遮断され、遺伝子組み換え植物の栽培や医薬品の生産を可能とする「植物工場」で進められた。実用化されれば、抗がん剤などとして用いられる高額なインターフェロンが安価に提供される可能性がある。同施設は、ホ

    動物薬用・歯周病を対象にしたインターフェロン入りイチゴを植物工場内で生産。治験データを収集し年内に医薬品として申請予定 | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト
  • 特定波長のLED光源(植物工場)にて、葉野菜だけでなく果実や穀物の栽培実験を行うオランダのPlantLab社

    特定波長のLED光源(植物工場)にて、葉野菜だけでなく果実や穀物の栽培実験を行うオランダのPlantLab社 オランダのPlantLab社では特定波長のLED光源(フィリップス社の特注製品)を利用して葉野菜だけでなく、トマトやイチゴ、ナスや穀物類(トウモロコシ)など、様々な作物の栽培実験を行っている。基的な栽培方法は水耕であり、一部は多段式の植物工場も整備されている。 日においても、全面的にLEDを採用した植物工場は商業的には存在しない(一部に赤色LEDを採用している工場はある。また、全てLEDのみで栽培したケースも実験レベルでは多数あり)。海外でも米国などの一部の企業がLEDのみで栽培した葉野菜を販売しているものの、蛍光灯ランプと比較して導入するために大きな投資コストが負担となり、採算性のあうビジネスを展開することは現状では非常に厳しい。 それでも将来的にはLEDの高輝度化・低価格化

    特定波長のLED光源(植物工場)にて、葉野菜だけでなく果実や穀物の栽培実験を行うオランダのPlantLab社
  • 食料価格の世界的高騰・最高値を記録。世界各地で発生している干ばつや洪水の影響が今後も続く見込み

    国際連合糧農業機関(FAO)は、12月の料価格指数が2008年の水準を超え、統計を開始した1990年以来、最高値を記録したと発表した。料価格指数(Food Price Index)には、砂糖や用油、穀物や肉、日用品などの国際価格取引から算出されている。12月は先月より4%上昇し、これまで最高だった2008年6月の数値を上回っている。 公表されている数値データを見ると、砂糖や肉の価格は最高値を示しており、穀物は2008年の最高水準に戻っている。こうした価格の上昇は今後も続く危険性が高い、と同機関のエコノミストや各専門家も警告している(例:貧困糧難に関するリサーチ等を行っているOxfam America など) 今後も上昇傾向が続く理由として挙げられるものは、現在も続いているアルゼンチンの干ばつ、オーストラリアの洪水、北半球で多発する寒波などである。特に、オーストラリアは世界第

    食料価格の世界的高騰・最高値を記録。世界各地で発生している干ばつや洪水の影響が今後も続く見込み
  • 植物工場 | 大学研究機関・自治体など | イノプレックス

  • 米国の都市型ファーム、自然との調和を目指したパーマカルチャーをロサンゼルスで実践(Edendale Farm) | 植物工場・農業ビジネスの情報提供サイト(イノプレックス)

    Posted by イノプレックス innoplex in エネルギー, 海外, 環境/エネルギー, 米国 on 12 31st, 2010 | no responses 米国では近年、メディア・企業が都市型農業(アーバン・ファーム)を推進する報道やプロジェクトが増えてきた。より多くの人々が都会に住むことを選択し、密集した地域内では料自給や環境問題など様々な問題が発生する。こうした都市部に集中する課題をテクノロジー(水耕・植物工場や屋上緑化、リサイクルなど)や循環型農業で解決に導こうとする取組みが行われている。 今回は、ロサンゼルス繁華街近くのシルバーレイク郊外にあるEdendale Farmをご紹介する。建築家であったオーナーのDavid Khan氏は、持続可能な農業、自然・人間との調和を目指したパーマカルチャーを学んだ後に小さな農場を開始した。 Edendale Farmでは、季

  • サウジ、セネガルの40ha巨大農地リース交渉を開始。穀物の輸入依存から脱却へ

    セネガルは、サウジアラビアへの農地リース交渉を行っている、と公式に発表した。サウジアラビアやUAEといったGCC諸国によるアジアやアフリカ農地を買収・リースによる獲得が加速している。 その大きなキッカケは、2008年に2倍にも跳ね上がった料価格高騰であり、料安全保障問題の観点から海外農地獲得(リース)に投資を集中させている。 今回のセネガルと交渉している農地についても巨大であり、全体としては約40万ヘクタールの提供を交渉している、という。ただし、無秩序な農地買収は、現地農民・労働者の反感・暴動、さらには国際機関やNPO(NGO)による非難の対象になりかねない。 こうした事件は2008年の料価格高騰に発生しており、今回は現地農家への配慮も行いながら、交渉を進めている、という。 水資源の枯渇に悩むサウジでは、栽培の際に大量の水を使用する穀物類の国内生産を急激に減少させており、同国では、か

    サウジ、セネガルの40ha巨大農地リース交渉を開始。穀物の輸入依存から脱却へ