去年夏に自転車事故で大けがをしてリハビリを続けている自民党の谷垣前幹事長が、来月行われる見通しの衆議院選挙に立候補しない意向を党幹部らに伝えていたことが、関係者への取材でわかりました。 関係者への取材によりますと、谷垣氏が、来月行われる見通しの衆議院選挙に立候補しない意向を、党幹部らに伝えていたことがわかりました。谷垣氏は、安倍総理大臣にも意向を伝えたうえで、最終的に判断するものと見られます。 谷垣氏は、衆議院京都5区選出の当選12回で72歳。弁護士で昭和58年の衆議院の補欠選挙で初当選し、財務大臣や国土交通大臣それに党の政務調査会長などを歴任しました。 平成21年に自民党が野党に転じた後、党の総裁を務め、政権奪還を目指しました。第2次安倍政権の発足以降は、法務大臣や党の幹事長として安倍総理大臣の政権運営を支えました。