ロードバイクで道路を走行中に落車して救急搬送された不運な話を聞きましたが、実はそこは地元サイクリストの間では「トラップ」として有名だというので、現場でその事故の原因を探ってきました。 ただ、どんな優れた競技選手にもミスは起きるものですし、この事故発生時の状況は不明なので、ここではその方のことは触れません。 現場は兵庫県篠山市今田町黒石と三田市を結ぶ県道黒石三田線の、JR相野駅を1.1kmほど南(三田方面)へ走った写真の✖印のところです。 Google マップ 現場は何の変哲もない田舎道で、まさかそのような危険が潜んでいるようには見えません。 自転車目線で見ても、 事故現場自転車目線 区画線道路標示(白線)の外側に細い溝ができているだけのようですが、 路肩と車道の段差 横から見ると、コンクリート製の路側帯とアスファルトの粘弾性によって沈下した車道との境界に、段差ができていることがわかります。