東京の道に最近、自転車ナビマークあるいは自転車ナビラインと呼ばれる表示が増えてきた。どちらも車道左端、自転車の走る場所にペイントしたもので、自転車ナビマークは自転車を正面から見たアイコンと矢印を白で描き、自転車ナビラインは矢印のみをブルーで表示している。警視庁のウェブサイトによれば、自転車ナビマークは道路、自転車ナビラインは交差点で、それぞれ自転車の走る場所や進む方向を示し、安全な走行を促すものだという。 東京で自転車レーンの設置を推進したひとりが、舛添要一前東京都知事だった。舛添氏は高額な海外出張費や公用車の私的流用などが問題となり、就任から2年あまりで辞任しだが、ロンドンのそれを思わせるブルーのペイントを施した自転車レーンは、筆者の事務所の近所など各所に出現した。 最近の日本では、ひとつの不祥事があるとその人すべてを否定する論調がはやっているようだが、舛添氏の自転車政策が相応の結果を残
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