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ブックマーク / blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa (16)

  • 起業とサラリーマンどちらが得か? : 金融日記

    僕はリアルの世界ではごく限られた人としか接していないし、どちらかというとあまり人に会わない方です。 でも世間とはブログとツイッターを通してコミュニケーションしています。 そこで最近よく感じるのは、かなりの人が起業したいと思っているのではないかということです。 たとえば、この前書いた独立とか起業とか考えるのに面白かった5冊という他愛のないエントリーに早々と600近いブックマークが付いたりしました。 そういうわけで、僕が起業に関して思っていることをつらつらと書きたいと思います。 といっても、僕のメインの仕事はサラリーマンなので、えらそうに起業しろとかいうつもりはありませんが、いちおう学生の時に会社を作ってみたりしたし、今もこのブログやちょこっと連載したりと細々と小さなメディアを運営していてそれなりの収入を得ています。 報酬について 起業の一番の醍醐味は、何といってもうまくいけば天井知らずの報

    起業とサラリーマンどちらが得か? : 金融日記
  • ドラゴンボールにおける戦闘力のハイパー・インフレーションとスーパー・クリエイティブ・クラスの出現 : 金融日記

    ドラゴンボールはもちろん世界的なスーパー大ヒット漫画なのだが、作品に対する批判も多い。 最もよく聞く批判が戦闘力のハイパーインフレーションに関するものだろう。 地球に侵入したサイヤ人やナメック星でフリーザ一味が持っていたスカウターという片メガネ型の装置で戦士の強さを計量的に計測していて、このときに強さを表す指標が「戦闘力」と呼ばれていた。 ドラゴンボールのストーリーは基的に、強い敵が現われる→最初はやられる→修行して強くなる→敵を倒す→もっと強い敵が現われる、というループ構造をしているのだが、この際に主人公や敵の戦闘力が際限なく上がっていく。 孫悟空が子供の頃の天下一武道会などでは戦闘力がせいぜい数百同士の戦いだったし、サイヤ人が地球に侵攻してきた時でも戦闘力は数千から2万程度だ。 しかし、ナメック星でのフリーザの戦闘力は50万に達し、フリーザがどんどん変身していくと戦闘力は1億(スカウ

    ドラゴンボールにおける戦闘力のハイパー・インフレーションとスーパー・クリエイティブ・クラスの出現 : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2010/03/16
    ドラゴンボールは現代で生き残る道を派手に描きすぎたもの
  • 政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠― : 金融日記

    JALは更生法申請をして法的整理を経て、再生への道を歩み始めました。 会社更生法とか私的整理とかいろいろむずかしい法律用語がでてきましたが、要するにJALが借りたお金をどうやって踏み倒すかというだけの話で、実はとても簡単な話です。 いちばん踏み倒されたのはいうまでもなく日の銀行ですね。 ご愁傷様です。 (日の銀行にお金を預けているのは日の国民なので、この踏み倒されたお金は、僕の、そしてあなたの預金金利がまたちょっと下がることによって、僕が、そしてあなたが負担します) そして、借金がなくなって、さらに政府の手厚い支援のもと(つまり僕の、あなたの、我々の税金を使って)、JALは再建されるのです。 しかし、これではもともとまじめにやっていたANAの方はたまったものではありません。 ANAの社員はJALの社員よりも給料が安いと聞きます。 おそらくいったんつぶれても、JALの社員はそんなに給料

    政府の規制や補助金はなぜ醜悪なのか? ―レントシーキングの罠― : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2010/01/23
    政府がでてくると市場が成り立たなくなる。政府がいないと、市場はつくれないのか?
  • 2012年、日本は世界で最も洗練された自由市場経済の国に生まれ変わる : 金融日記

    最近はネットでも新聞でも日はもうダメだという論調が多いですね。 今の政治をみていればそのように思う気持ちもよくわかります。 また、平成22年度の予算案は戦後初めて新規国債の発行額が税収を上回り、このままでは近い将来にデフォルトかハイパーインフレによる財政破綻は避けられないのではないかと思われます。 しかし、経済学者や市場関係者の間では、この日のGDP比で200%を超えつつある政府債務が、いったいどのようなかたちで着地をするのかということに関して、実はあまり具体的なコンセンサスができていません。 池田信夫氏などはハイパーインフレといっていますが、竹中平蔵氏などは大増税の可能性を強調しています。 しかし、少なくとも現在のマーケットはハイパーインフレを織り込んではいません。 民主党政権の政策をみていたら、このペースでいけばあと5年ももたないと思われますが、日はまだまだ増税の余地があるのも事

    2012年、日本は世界で最も洗練された自由市場経済の国に生まれ変わる : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2010/01/03
    団塊の世代が悪の枢軸から救世主に変わる。この先見性はおもしろすぎる
  • スーパーコンピュータと核兵器と私 : 金融日記

    民主党の事業仕分けによって、理研と富士通の共同開発による世界一速いスーパーコンピュータ(スパコン)を作る国家プロジェクトが中止に追い込まれそうで、方々で話題になっているようです。 その議論は「日は資源のない国だから科学技術投資をしなくてどうするのか」といったものから「これは一種の公共事業で競争力のない特定の業界や特殊法人との癒着による談合だ」といったものまでいろいろあるようです。 しかし、こういう議論をしている評論家も民主党の議員や急にいろんなことをいいだした大物学者もスパコンを実際に使ったことがある人はいないのではないでしょうか。 ということで、だいぶ昔に基礎科学の研究をしていたころ僕はスパコンを毎日のように使っていたのですが、なんとか昔の記憶を思い出してスパコンというものを解説してみたいと思います。 1.スパコンはどうやって使うのか? おそらく科学者がなんか複雑な計算をスパコンで実

    スーパーコンピュータと核兵器と私 : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2009/11/29
    人材は適材適所で。それを世界単位で。鎖国はアカン。
  • 勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか? : 金融日記

    勝間さんが菅さんにしたプレゼンテーションが話題になっています。 実はこれは今必要な経済学の勉強にとてもいい題材なのでくわしく解説したいと思います。 その後の意見交換で、「具体的にどうすればいいのか」と聞く菅担当相に対して、勝間さんは「通貨発行量をふやすのがいちばん簡単」「要は中央銀行のお金を大量に刷って、それを借金として政府がばらまく」と回答。菅担当相が「簡単に言えば、国債を50兆なり70兆なり出して、日銀に買い取らせるということか」と聞くと、勝間さんは「そういうことです」と答え、「国債の発行が悪いことのように国民は教育されているが、将来への投資と考えるべき」と主張した。 勝間和代さんのデフレ退治策、菅直人副総理は納得せず、毎日新聞、勝間和代のクロストーク このことに対して否定的な意見の代表例は「そんなことしたらコントロールできないハイパーインフレになる」です。 しかし、勝間さんもこういう

    勝間さんのインフレ政策を実行するとどうなるのか? : 金融日記
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    HAGE 2009/11/23
    そろそろ本出すだろう
  • 日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止― : 金融日記

    実は日のマクロ経済問題を解決するパーフェクトな方法があります。 だいたいこういうものは既得権益層からつぶされるのですが、今回のものにかぎってはそういう問題もいっさいありません。 それどころか政治家も官僚も大企業もベンチャー企業も国民もみんなが幸せになれる方法です。 またこの方法が実行されれば、日は世界最先端の金融IT立国として世界中から尊敬されます。 技術的にもまったく実現可能です。 そのうえ日の犯罪をいっきに撲滅することさえ可能なのです。 その方法とは物理的な日お金をすべて廃止して、完全に電子マネーに移行することです。 慢性的な日経済の停滞に長引くデフレに膨れ上がる政府債務。 これらの経済問題の根的な原因は日の成長率が低いことであると説明しました。 ところが成長率をあげるのはそんなに簡単ではありません。 そして成長率が低いがためにゼロ金利になってしまったので、日経済は有

    日本の経済問題をいっぺんに解決するたったひとつの冴えたやり方 ―貨幣廃止― : 金融日記
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    HAGE 2009/11/14
    電子マネーにシフトしてマイナス金利の実現。現金がみえなくなる。
  • 郵政国営化、そして人類史上最大の金融詐欺がはじまる : 金融日記

    史上最大の詐欺と言えば、元ナスダック会長のバーナード・マドフによる金融詐欺だ。 なんと被害総額は6兆円以上という空前絶後の規模だ。 6兆円といったら民主党の子供手当に必要な財源より大きい。 マドフは現在懲役150年の刑を受けて投獄されている。 それでは彼がどうやって6兆円以上もだまし取ったか説明しよう。 実はその仕組みはおそろしく単純だ。 この見かけは誠実で知的な紳士そのもののマドフはヘッジファンドを立ち上げた。 そして、たとえば最初は100億円の資金を集めたとしよう。 このファンドに投資した人は、毎年毎年、高額な配当を手にした。 たとえば10億円投資した人は、毎年、2、3億円の配当を受け取ったのだ。 これはリターンにしたら20%−30%でかなり優秀なファンドになる。 それではマドフは実際に資金を運用してこの配当を払っていたのだろうか? 実は、マドフは投資家から集めた資金をそのまま配当とし

    郵政国営化、そして人類史上最大の金融詐欺がはじまる : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2009/10/24
    最終的には自分が払った金を再度もらって満足している。それなら途中で鞘抜かれないようにした方がいいでしょ。
  • みんな亀井静香を甘く見ない方がいい : 金融日記

    今日は、どこも亀井静香金融相の話題で持ちきりですね。 中小企業への徳政令や、大阪証券取引所の日経平均先物の廃止、そして郵政の国営化などなど。 多くの識者は相手にもしていないと言うか、馬鹿にして、このへんな爺さんはそのうちいなくなるよぐらいに思っているようです。 しかし、この元警察官僚で、当選11回の72歳の爺さんを甘く見ない方がいい。 彼は東京大学でマルクス経済学を学び、キューバのゲリラ指導者チェ・ゲバラを心から尊敬する極めて危険な社会主義者です。 そして、今、彼はとんでもない権力を手にしているのです。 政治にあんまり詳しくない人は、何でこんな議席数が少ない国民新党が威張っているんだと思うかもしれませんが、これが小選挙区と比例代表の並列システムの綾で、彼が日政治のキャスティング・ボートを完全に握っています。 今、日政治はすべて亀井静香のてのひらの上に乗っていると言ってもいい。 参議

    みんな亀井静香を甘く見ない方がいい : 金融日記
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    HAGE 2009/10/11
    jこれが正解か
  • 比較優位の原理 −Principle of comparative advantage - : 金融日記

    比較優位の原理はどの経済学の教科書にも載っているので、このブログで解説するのもアレなんですが、とても重要なので復習しましょう。 それでは、先進国と途上国の自由貿易を考えましょう。 例えば、日では米などに非常に高い関税をかけて、途上国から農産物が入って来れないようにしています。 ここで、国家間の自由貿易と企業間の競争をごちゃ混ぜにすると大きな誤解を招いてしまいます。 規制のない業界では、企業同士はマーケットのい合いで、激烈な競争にさらされています。 ある意味、同業者同士の競争は限られた顧客を奪い合うゼロサム・ゲームであり、まさに経済戦争と言う言葉が似つかわしいものです。 しかし、同じロジックで国を会社のように見立てて、国家間が輸出を通して外貨を稼ぎ、輸入を制限して外貨を国内に貯めると言うような競争を演じていると考えると非常に滑稽な誤った議論になってしまいます。 残念ながらテレビによく出て

    比較優位の原理 −Principle of comparative advantage - : 金融日記
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    HAGE 2009/09/04
    オレにもできるとこあるんだけどね。なんでピラミッドの頂点にいきたあるのであろうか。
  • 貨幣数量理論 - Quantity theory of money - : 金融日記

    今日はずっと前からいろんな経済学者がさかんに主張しているインフレーション政策や、フリードマンの金融政策の主張の背後にある、驚くほど簡単な理論について考えたいと思います。 それはたったひとつの数式ですべて表されます。 MV = PY (Quantitiy equation) ここで、Mは世の中に出回っているお金の総量(マネー・サプライ)、Vは世の中で1年当たりにお金が何回使われるか、つまりお金が何回自分のご主人さまを変えるかを表す取引流通速度です。 右の方のPはモノとサービスの平均単価で、Yは世の中で1年間に生産されるモノとサービスの総量です。 理系のために物理学の次元の話をすると、Mは[円]で、Vは[1/年]で、Pは[円/個]でYは[個/年]です。 ここではモノとサービスは一個一個数えられるとして個と言う単位にしてみました。 ここでPはGDPデフレーターで、Yは実質GDPと考えれば、PYは

    貨幣数量理論 - Quantity theory of money - : 金融日記
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    HAGE 2009/08/23
  • 食糧自給問題の正しい解答 : 金融日記

    ホリエモン糧自給率に関してみんなに問いかけていました。 そこで僕も解答をしてみたいと思います。 なんか村上龍のJMMみたいだなー(笑)。 でも村上龍のJMMは選ばれた識者だけが解答できるから、ホリエモンの方が民主的ですね。 さて、料自給の問題はふたつの場合分けが必要でしょう。 今のような平和な世界の時と、なんらかの有事で糧を他国が輸出してくれなくなった時です。 まず、世界が平和な場合を考えましょう。 この場合は間違いなく糧の貿易も関税を撤廃して国内のさまざまな規制を廃止して完全に自由化した方が得です。 前回のエントリーにも書きましたが、日人は農業利権と輸入関税のために毎年5兆円以上負担しています。 いま、年間の税収が40−50兆円ぐらいしかないことを考えると、これは多くの日人にとって大変な負担です。 それほど農業利権と言うのは日経済にとって大きい存在なのです。 しかし、農業

    食糧自給問題の正しい解答 : 金融日記
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    HAGE 2009/08/20
    米8倍か・・・オレの代で米作りができないかもな。
  • そもそもなぜデフレはそんなに悪いのか? : 金融日記

    ところでなんでそんなにデフレは悪いのでしょうか? 学生の中には毎年物価が下がって行って牛丼が200円でべれるようになるし、ジーパンが1000円で買えるようになったり、デフレと言うのはウハウハじゃないかと思っている人もいることでしょう。 しかし、この学生の感覚はある意味でものすごく正しいのです。 デフレと言うのはモノやサービスの値段がどんどん下がって行くことで、逆にいえばお金の価値がどんどん上がって行くことです。 つまり、デフレと言うのは学生のように親の貯金を切り崩して生活している人や、決まった金額を毎月貰える年金生活者や公務員、もう働いていないお金持ちにはとても有利なのです。 逆に言えば、働かないと生活できなく、また、給料も物価に応じて簡単に切り下がってしまう非正規労働者や、借金している中小企業にはデフレは非常に厳しいのです。 もちろん住宅ローンを抱えているサラリーマンは当にしんどい。

    そもそもなぜデフレはそんなに悪いのか? : 金融日記
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    HAGE 2009/08/20
    オレのいまの生活だとデフレは悪いみたい
  • 過疎化の何が問題なのかさっぱり分からない : 金融日記

    過疎化とか地方の疲弊とかマスコミや政治家がよく騒いでいるけど、過疎化のいったい何が問題なのだろうか? 大体、町と言うのはある程度人口がいないとスケールメリットがないから効率が悪いのである。 人口で言ったら最低10万人ぐらい、できれば30万人ぐらいはいないと町としてうまく機能しない。 こじゃれたフランス料理のお店とかネイルサロンとかは小さな村では成り立たたないけど、人口が50万人ぐらいになれば経営が成り立つのである。 もちろん、病院等の施設も過疎地ではコストが高くて運営するのが大変だ。 だから過疎地からはどんどん若者が離れて行き、年金で暮らす老人ばかりになっている。 若者はやっぱり便利だし、仕事もある大きな都市に集まってくるのだ。 そして政治家は、そんな過疎地を救おうと、税金を投入して病院を作ったり、道路を作ったり、そしていろんな公共事業で雇用を創出しようとしたりしている。 しかし、税金を使

    過疎化の何が問題なのかさっぱり分からない : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2009/08/06
    本質。またご教授願いたい。
  • ベーシックインカムの財源 : 金融日記

    ホリエモンのブログに「ベーシックインカムの財源に関するシミュレーションを誰かやっていないか?」と書いてあったので、さっそく僕もググって調べてみたところいろいろ出てきたけど、あまりいいサイトを見つけることが出来なかった。 (多分、僕が無知なだけでもっと探せばいろいろあると思います) そこで僕が超簡単にシミュレーションしてみた。 ちなみに僕はベーシックインカムは月に5万円がいいと思う。 5万円あれば家があればなんとかやっていけるレベルだ。 お父さんとお母さんと子供ふたりで月に20万円。 家があれば何とか生活できる。 月に5万円だと家がなければ非常にきついが、その場合は一部屋に何人も寝るような共同生活をしてもらうしかない。 ベーシックインカムが実現すれば家がない貧困層を相手に小さい部屋に5人ぐらい押し込んで、トイレやお風呂は全て共同で月に3万円ぐらいで住む場所を提供してくれる民間の業者がいくつか

    ベーシックインカムの財源 : 金融日記
  • バリュエーション講座(基本編)最終回 : 金融日記

    おかげさまで、週末は(すっかり忘れていた)バリュエーションの勉強が再び出来ました。 以下の講座を全部読めばMBAのファイナンスコースの基を全部理解したも同然です。 どうです、意外と簡単でしょ? 数式も出てきますがどれも中学生レベルでしたね。 ホリエモンのライブドアによるニッポン放送、フジテレビの買収騒動をきっかけにM&Aは非常に注目されています。 M&Aの基はバリュエーション、つまり企業価値の計算です。 応用編では、さらに財務諸表の読み方、バリュエーション倍率(PER、PBR、EV/EBITDA等)、RoIC、WACC、DCF法、M&Aの仕組み等を勉強します。 最終的にはライブドアの企業価値の計算なんて出来ると面白いですね。 個人投資家にとってバリュエーションの勉強はファンダメンタル分析そのものですね。 私もファイナンスに関わるものとして日人のファイナンシャルリテラシーの向上を願って

    バリュエーション講座(基本編)最終回 : 金融日記
    HAGE
    HAGE 2008/09/17
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