ブックマーク / blog.tinect.jp (31)

  • 「フランスのひきこもりはデートする」から見えてくること

    最近、日で「ひきこもり」の話題を見かけることがめっきり少なくなりました。 精神科医の斎藤環さんが『社会的ひきこもり──終わらない思春期』を出版した90年代後半から、「ひきこもり」はいまどきの青少年の社会問題としてクローズアップされてきました。 しかし、2010年代になってから精神医学の方面で目にするのは、青少年の社会問題としての「ひきこもり」ではなく、高齢化する「ひきこもり」の話題です。 私自身の臨床感覚としても、”青少年が新たに「ひきこもり」になった”という相談を受ける頻度はめっきり少なくなったという印象です。 00年代の精神科では珍しくもない存在だった「十代や二十代のひきこもり」が、現在は少なくなっていることを裏付ける統計的資料を探してはいるのですが、「高齢化するひきこもり」についての資料はザクザク見つかる一方で、「若いのひきこもりの発生率は低下している」ことを裏付ける資料はまだ見つ

    「フランスのひきこもりはデートする」から見えてくること
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2018/05/11
    最近、日本で「ひきこもり」の話題を見かけることがめっきり少なくなりました。←いいえ、中高年のひきこもりの話題で持ちきりです。どこに目が付いてるんですか?肛門の下ですか?(ニコチャン大魔王)
  • 新卒面接で「サークル」や「ボランティア」など、担当者が分かりやすい話だけを聞いていると、社会と大学の断絶を加速するのでは。

    ちょっと極論になるかも知れませんが。 以前いた会社で、新卒の面接担当になったことが割と頻繁にありました。前途あるキラキラした若者たちの人生を、自分のようなしょーもない大人が左右していいものなのか、あれこれ悩んだものです。 私は専門の人事担当ではありませんので、大体の場合、人事担当を含めた何人かで学生さんとお話します。 一番多かったパターンは、他部署のリーダーも含めた数名と、学生さん数名との間でグループ面接を行うというパターンでした。 その期間を通じて、特に企業側の面接スタンスについて、強く疑問に思ったことが二つあります。 「なんで皆、ボランティア経験だとかリーダー経験だとか、大学や院での勉強、研究と関係ないことを聞きたがるんだろう」 「なんで皆、大学で何を学んできたのかについて全然興味がないんだろう」 この二つです。 私の認識が間違っていなければ、大学とは最高学府であって、日で最も純度の

    新卒面接で「サークル」や「ボランティア」など、担当者が分かりやすい話だけを聞いていると、社会と大学の断絶を加速するのでは。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/08/08
    学生は試験対策はするけど、ちゃんと勉強してる人などほとんどいないので、他のことを聞くのだという話を耳にしたことがあります/その試験対策について聞けばいいのにね。それも立派な問題解決法ですからね。
  • なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。

    少し前に、知人がこんな記事を紹介していた。 なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか 20代のころ、自分のずっと上の先輩たちが35歳過ぎくらいにパフォーマンスが落ちていったのを不思議に思っていた。 そして、30歳を超えたとき、いままで一緒に頑張ってきた先輩達が35歳を超えたあたりで突然やる気をなくしていった。 いったい何が起こっているんだ? 35歳にいったいなにがある? 謎は解けないまま、私も37歳になっていた。 すっかり気力が無い。まったく仕事のモチベーションが沸かない。 自分がなってみて謎が解けた。 でも答えは教えな~い。 若手の時は、やる気のないオジサンを見て、自分はああはなるまい、と思っていたが、いざ自分がその立場になると、同じ陥穽にハマってしまう。 そんな話を聞く。 20代のときは 「そんなことって当にあるの?」 と、誰もが思う。 ある。 むしろ特に若い頃に頑張って働いた人ほど、

    なぜ35歳を超えると頑張らなくなるのか。それはロールプレイングゲームの終盤と同じだから。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/07/20
    自分のセミナーの広告なら「広告」とか「PR」とかちゃんと書きましょう。これをしていない段階で、「なんだ結局は広告か」という感情になって信頼性が大きくマイナス方向に振れます。
  • 日本の大企業の2倍の初任給を中国の大企業が出せるという事実に、リアルに日本の衰退を感じた。

    少し前に中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日での初任給が40万円以上だと話題になった。覚えている人も多いだろう。 ファーウェイの初任給月40万円が話題 「普通に就職したい」「優秀な人は流れていっちゃう」 中国の通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)の日での初任給が40万円以上だと話題になっている。 リクナビ2018に掲載されたファーウェイ・ジャパンの求人広告によると、募集職種は「通信ネットワークエンジニア」「端末テストエンジニア」「端末アフターサービスエンジニア」「研究職・アルゴリズムエンジニア」の4つ。月給は学士卒で40万1000円、修士卒で43万円に設定されている。年に1回以上は賞与があるというから、賞与が月給2か月分だとすると年収は初年度から560万円以上になる。 「有給消化50%以上」「完全土日祝休み」ともあり、きちんと休むこともできるようだ。もちろん各種社会保険も

    日本の大企業の2倍の初任給を中国の大企業が出せるという事実に、リアルに日本の衰退を感じた。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/07/14
    賞与も含めた年収や、福利厚生を含めた上で議論しないと意味ないと思うっていうのと、もっと月給が高い外資だってあるわけで、中国だからって色メガネで見すぎよね。
  • なぜ「おじさん」「おばさん」は、人生の下り坂に耐えて生きていけるのか。

    太く短く生きたい若者が、細く長く生きたい中高年層になる瞬間について 「あんまり長生きなんてしたくないんだよね。若い頃にしっかりと人生を楽しんで、太く短く40歳ぐらいで死ぬ方が、細く長く生きるよりも全然いい」 こういう事をいう若い人は結構多い。僕も若い頃はこんな感じの事をよく言っていた。 ところが働き始めた後、ある程度年配の方と接するようになってみて、この世に未練がある人が驚くほど多いという事がわかり非常に驚いた。 この人達に詳しく話を聞いてみると、この人達も若い頃は太く短く生きるのが理想だったけど、実際に自分が40~60になってみると昔は忌み嫌っていた細く長くの生き方に執着するようになってきたというのだ。 これは、私よりも一回り若い医師ブロガーの、高須賀さんによる文章だ。 アラサー時点の気付きを書き綴った文章として、共感できるものだった。たぶんだけど、この気付きだいたい当たっていると思う。

    なぜ「おじさん」「おばさん」は、人生の下り坂に耐えて生きていけるのか。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/06/15
    下がるのは基本的欲求だけで、知識欲とかはむしろ上がるので、できるだけ長生きして勉強を続けたい。
  • 人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。

    僕は業で医者をやっているのだけど、こういう立場になってみると、健康というものがいかに人の精神状態にとって大切かという事がよくわかる。 どんなにお金があろうが、どんなにモテようが、その幸せを享受するための土台としての健康が損なわれていたらどうしようもない。 健康は人の基盤だ。くれぐれも自分の身体は大切にいたわってあげるべきである。 とはいえいくら身体が健康そうでも、あまり幸福そうでもない人がいるのも事実だ。幸せというのは手に入れるのが難しい。みんなが欲しがっているものなのに、それを手に入れている人の数は驚くほど少ない。 最近、様々な実例を観察した結果、人間の幸福についての概略図のようなものが頭の中でまとまってきたので、今回は幸福について書いていこうかと思う。 人間の幸福モデル 多くの場合、人の幸せは大体以下の図のような形で規定されている事が多い。 これだけだと何のことかわからない人もいるだ

    人間の幸福は「健康でいたい。モテたい。お金が欲しい。人から尊敬されたい。」に集約される。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/05/17
    これが仏教でいうところの餓鬼道である。5月になって立て続けにこういう餓鬼の書き込みを見るんだけど、やっぱり暖かくなると欲求不満になるやつが多いんだろうなあ。
  • 頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか

    当たり前の話かも知れないんですが、ちょっと書かせてください。 「頭がいい人は、難解なことでも分かりやすい言葉で説明出来る」みたいな信仰というか、都市伝説というか、聖闘士の伝承みたいなテキストが時折観測されるんですが、みなさんご存知でしょうか。 「頭がいい人 説明」とかでぐぐってみると、いろんなページが引っかかりますよね。 私、あれちょっと違うというか、色々誤解されてるなあ、と思っていまして。 正確には、「頭がいい人は、相手に説明をする目的と、相手にどこまで理解させる必要があるかを見極めることが上手い」というべきなんじゃないかなあ、と。そんな風に考えているのです。 昔、私が今とはまた違う職場にいた頃、一人「すごく説明が上手い人」が同じ部署にいました。彼のことを、仮にTさんと呼びます。 Tさんはエンジニアで、私よりも十年くらい先輩で、当時その職場に参加したばかりだった私がいたチームの、チームリ

    頭がいい人は「分かりやすい説明」をする時、何を考えているのか
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/01/17
    頭が良くても説明が下手な人は多いんです。自分はわかりやすい説明ができるという自負がありますが、それは自分の頭が悪いからこそ、わからない人の気持ちが理解できるという面が影響しています。
  • 頑張ったら収入が増えるべき、といってるひとが、過労死を生み出してる。

    ロバート・ソローはノーベル経済学賞の受賞講演で「人々がより一生懸命働くから成長するのではない、よりスマートに働くから成長するのだ」と述べた。 この言葉通り、アメリカにおいては、ITのお陰でスマートに働けるようになり、生産性は上がったとされている。 2010年のように年4%の伸びとなれば、70年間で生活水準はなんと16倍になる。4%は例外としても、過去10年間のアメリカの労働生産性はなかなか悪くない成績を収めている。平均して2.5%と、1960年代以降最高の数字を達成しているのだ。これは1970年代、80年代を大きく上回り、1990年代さえもしのぐ。 そして経済学者の間ではその原因に概ね合意が形成されている。1990年代から始まったこの生産性急伸の原動力は情報技術IT)だということである。*1 一生懸命働くことは重要だが、豊かになるために「スマートに働くこと」はもっと重要である。 しかし、

    頑張ったら収入が増えるべき、といってるひとが、過労死を生み出してる。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2017/01/06
    頑張る=より多くサボれるように努力する、です。理想的には、自分だけでなくより多くの人がサボれるように、です。働くのキライ~。
  • 「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話

    当たり前の話かも知れないんですが。 この記事の内容を四行でまとめると、以下のような感じになります。 ・世の中に「趣味蔑視」というものは実際にあるんだなあと思いました ・当たり前のことだと思うんですが、子どもが自分で選んだ趣味を、親が「矯正」するということについては、私は全く賛同できません ・法やモラルやTPOに反した行為をするかどうかは上記とは全然別の話で、それを止めるのは教育の内です ・子どもには、自分のしたいことを自分で見つけて欲しい。であれば、子どもが選んだ「やりたいこと」は最大限尊重するべきだ、と私は思うのです よろしくお願いします。 ということで、書きたいことは最初に書いてしまったので、以下ざっくばらんに補足してみます。 長男、9歳。小学三年生。下には4歳・幼稚園年中の双子姉妹がおりまして、パパに「こどもリーダー」に任命された長男は、日々双子姉妹のおにいちゃんであり続けてくれてい

    「小3にもなったらそろそろプラレールやめさせた方がいいよ、鉄オタになっちゃうよ」と言われてびっくりした話
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2016/08/31
    俺プラレール大好き→家が狭くて広げられない→時刻表ヲタになる→毎日楽しく時刻表を読みふける→親子面談で親が担任に相談→担任(鉄)が「時刻表の面白さがわかるとは素晴らしい」と俺のことを激賞&親ポカーン。
  • なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。

    一般的にリーダーをヒラ社員に戻したり、部長を課長にしたりする「降格」が行われている会社は少ない。 降格することが人のプライドを傷つけたり、ヤル気を損なわせたりすることを経営者が危惧するからだ。 しかし、中にはこれをうまく使っている会社もある。 あるテクノロジー企業では「降格」を人事制度の一種として普通に用いており、社員からも普通に受け止められている。 なぜ彼らは降格をうまく使うことができているのか。 その会社の経営者は30代半ばである大手企業から独立し、起業したやり手だ。 彼は独立する前、大手企業で働いている時、常にこう思っていたという。 「有能な管理職が少ない、なぜ、あれほど多くの無能な上司が上に立っているのか?上が入れ替われば、もっと事業はうまくいくのに」 彼は社内で「できる」とされる役員に、この質問をぶつけたという。するとこんな答えが返ってきた。 「うちは年功序列だからな。必ずしも

    なぜ会社はダメな管理職を「降格」しないのか。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2016/03/23
    エビデンスなしのヨタ記事。
  • 「正社員のいない会社」の話。

    少し前訪問した、あるテクノロジー系企業が、少し変わった会社だった。社長、役員、フリーランス、そしてパートタイム労働者だけで事業を構成しているのだ。 つまり、「正社員」は一人もいない。 聞くと、「こういう会社は結構多い」とのこと。 どのように事業を運営しているか。具体的には次のようなものである。 1.経営戦略、企画、新規事業、研究開発、営業は社長と役員が成果主義で行う。 報酬は青天井。成果に応じて支払われる。役員は労基法の適用外とされており、労働時間に対しての対価はない。 社長の給与も会社全体の成果に連動しており、オーナーだからといって、お手盛りは許されていない。 2.実作業はフリーランスが行う。 こちらは契約によって成果が定義され、時間はどれだけかかろうがもちろん支払いは一定である。 だが、成果が定義されているので、一定の要件を満たすと割増の報酬があり、かなりの額を稼ぐことができる。安定し

    「正社員のいない会社」の話。
    Harnoncourt
    Harnoncourt 2015/06/11
    雇う人を選べる会社って、いまどきなかなかないと思う/業績がいいから成り立ってるだけで、業績が悪くなったら報酬が払えなくなって終わりですね。厳しいなあ。