■ Dropboxの躍進 2011年は1000億円規模の企業価値で増資をするベンチャーが頻出した年でした。 スマートフォンでクレジットカード処理を可能にするSquareが10億ドルの企業価値で1億ドル調達、さらに個人宅を短期で貸し出すためのマーケットプレースAirbnbが13億ドルの企業価値で1億ドル超を、ワイヤレスのヘッドセットを作るJawboneは15億ドルの企業価値で7000万ドルを調達するなど、えっと驚く高額増資が次から次へと発表されました。 そんな中でもひときわ高い企業価値で増資したのがDropboxです。一時は80億ドル(約6000億円)規模の企業価値で増資中と噂(うわさ)されましたが、結局は40億ドル(約3000億円)の企業価値で2億5000万ドル(約200億円)を調達しました。それにしても、とても高額なことに変わりはありません。 Dropboxはマサチューセッツ工科