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2021年1月4日のブックマーク (4件)

  • 先月出た本 2021年1月 - HONZ

    いよいよ2021年がスタートしました。ただ、感染拡大を受けてしばらくは巣ごもりが必要な日々が続きそうです。12月も注目すべきノンフィクションが多く発売されています。まずは先月出たの売上ランキングから売場を見ていきましょう。 日販オープンネットワークWINから12月発売のタイトルとHONZのレビュー対象となるノンフィクションジャンルのタイトルを抽出しランキングを作成しています。(2020/12/1~2020/12/31の売上) コロナウイルスに関する書籍が多くなってきています。その中でも、現時点で読んでおくべき現場からの1冊として話題となっているのが『新型コロナからいのちを守れ』です。

    先月出た本 2021年1月 - HONZ
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2021/01/04
  • 轍のあった道

    1月末刊行に向けて『東京「暗渠」散歩』(田創編著)の改訂版の作業を続けているため、上水系の予備知識として読んでおこう…と思って手に取ったら、予想外に東京の「国土」と「生活」を守るために東京市・東京府・東京都(以下東京都)が苦闘した歴史で、むしろダム界隈に関係するような話だった。 「現代の」河川の利用については、ダムの方面からの知識がそれなりにある。しかし、それは「現代の」知識だ。それらがないころ、東京はどうだったのか。考えたことがなかった。東京は井戸水と玉川上水でやりくりしていた、いまの玉川上水には利根川からの…くらいの知識であり、「飲料水の心配をする」という考えに及ばなかったし、(かつての)玉川上水から供給しやすい範囲、というのもあまり考えたことがなかった。それは、別のいい方をすれば、いまは水源など考える必要がないほどにインフラとして整備されている、ということでもある。 「湯水のごとく

    Hi-Fi
    Hi-Fi 2021/01/04
    これだけ読むとやっぱり安易に水道は民営化とかしたらマズイような気がする。電気ガス通信は?詳しくないからわからないけど。ただ、歴史を知っておくことは大事だと思う。読みたい。
  • 誰もが当事者として考えるべきであるという問題提議 『ルポ 「命の選別」誰が弱者を切り捨てるのか?』 - HONZ

    命の選別。重く響く言葉である。そして、その現実は暗くて深い。『ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?』では、「優生社会」のさまざまな問題点が明らかにされていく。 優生思想など過去の遺物と思われるかもしれないが、それは間違えている。国家が強制したトップダウンの優生学ではなく、リベラル優生学とも呼ばれる、個人が望むボトムアップの新しい優生学が横行し始めているからだ。 その要因は大きく2つある。ひとつは生命科学の大きな進歩。もうひとつは、ゆがんだ社会観とでも呼ぶべきものから生み出される誤った考え方。 前者には、出生前診断(特に妊婦の血液検査で簡単に染色体異常がわかる新型出生前診断)、受精後の早い段階で胚の遺伝子異常を調べる着床前診断、そして、2020年のノーベル化学賞を受賞したゲノム編集技術の3つがある。 このような先端技術を用いて、先天的な異常のある子供を「淘汰」できるようになっている。

    誰もが当事者として考えるべきであるという問題提議 『ルポ 「命の選別」誰が弱者を切り捨てるのか?』 - HONZ
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2021/01/04
  • サントリー映画『天気の子』を君は見たか|大門キエフ

    概要日(2021年1月3日)21時、新海誠監督作品『天気の子』が地上波初放送された。まだ視聴されていない向きのためにネタバレ抜きで書くと、あらすじは概ねこうだ。 「離島・神津島から東京都心へ家出してきた少年・帆高は、しかしすぐに生活に行き詰まり、離島からの連絡船で知り合った男・須賀の事務所に転がり込み、須賀のライター業の手伝いを始める。異常気象で連日雨が降り続く東京。母を亡くし、弟と二人だけで暮らす少女・陽菜と知り合った帆高は、陽菜の"祈ると100%晴れにできる"不思議な能力を知り、陽菜とその弟・凪と共に、"晴れ屋"を始める。連日の雨の東京の中ですぐに大人気となる晴れ屋。楽しい日々を過ごす帆高と陽菜たちだったが、しかし帆高に捜索願とある容疑がかけられていることから警察に追われることに。3人で異常気象下の東京を彷徨い、警察から逃れ、ようやくホテルに落ち着いた3人は楽しいひと時を過ごすが、し

    サントリー映画『天気の子』を君は見たか|大門キエフ
    Hi-Fi
    Hi-Fi 2021/01/04
    沢山の留保と注釈を付けた上で民俗学的(考現学的)資料になりそうね。……大塚英志の「電通と大政翼賛会の繋がり」についての論考とかも参考になります。(暮らしの手帖と大政翼賛会の関係も)