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ブックマーク / www.cinra.net (40)

  • 演劇は最も危険な芸術である 三浦基インタビュー | CINRA

    「地点語」と形容される独特の音楽的な発話方法で、これまでチェーホフやシェイクスピア、ブレヒトなどの古典作品や、アルトー、イェリネク、太田省吾など前衛作家の言葉を現代演劇に作り変えてきた40歳の演出家、三浦基。彼は、今日で最も注目されている演出家の一人だ。 そんな三浦が今年3月、KAAT神奈川芸術劇場で上演するのが、ドストエフスキー原作の『悪霊』。ここ数年、太宰治、芥川龍之介と、日文学を次々と舞台作品に立ち上げてきた三浦は、今なぜ巨匠ドストエフスキーに挑もうとしているのか。それをアクチュアルな問題として、どのように現在へと接続しようとしているのか。その理由を辿るインタビューは、ドストエフスキーの魅力だけでなく、演劇という芸術の持つ可能性、地点独自の「音楽的」と言われる発語法、さらには日における現代演劇のあり方、未来にまで話が及ぶものとなった。 ドストエフスキーは人間観察が執拗で、俯瞰し

    演劇は最も危険な芸術である 三浦基インタビュー | CINRA
  • 民俗学とアートのハイブリッドで、若手作家の登竜門を叩いたアーティスト田中望の挑戦 | CINRA

    奈良美智、会田誠も挑戦した『VOCA展』で生まれた新世代のアーティスト 取材の席に現れたのは、まだ「あどけない」という雰囲気を残した女性だった。正直、まだ「アーティスト」というよりも「学生」という肩書の方が似合う彼女。だが、その筆からは『ものおくり』という巨大で力強い作品が生み出された。 田中望『ものおくり』230.0×340.0cm 白亜地、胡粉、墨、箔、モデリングペースト、岩絵具、綿布パネル 彼女の名前は田中望。東北芸術工科大学大学院に在学中の24歳だ。今年『VOCA展2014』の最優秀賞である『VOCA賞』を受賞し、一気に美術界の注目を集めている。同賞はこれまで、まだ若手だった頃の奈良美智、会田誠、中ザワヒデキ、大竹伸朗、蜷川実花など、現在では日のみならず世界のアートシーンで活躍する美術家たちが作品を出品していることでも有名で、若手美術作家の登竜門として位置づけられている。 では、

    民俗学とアートのハイブリッドで、若手作家の登竜門を叩いたアーティスト田中望の挑戦 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2014/04/02
  • 幼い娘のヌード写真を母が撮影、議論を呼んだ実話を娘自身が映画化した『ヴィオレッタ』 | CINRA

    エヴァ・イオネスコ監督の映画『ヴィオレッタ』が、5月10日から東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムほか全国で公開される。 同作は、母親が実の娘のヌードを撮るというテーマで1977年に発売され、世界中で物議を醸したイリナ・イオネスコの写真集『エヴァ』の被写体になったエヴァ自身が、当時の出来事をもとに脚と監督を手掛けた作品。自分の思い通りに娘を動かそうとする母・アンナと、母から逃れたい娘・ヴィオレッタの緊張感漂う関係性を軸に、母の徐々にエスカレートする要求に応える中で、あどけない12歳の娘が大人の女の色香を漂わせた退廃的な少女へと変化していく様を描いている。 ヴィオレッタを演じるのは新人のアナマリア・ヴァルトロメイ。母・アンナ役をイザベル・ユペール、アンナを写真家へと導く画家・エルンスト役をドニ・ラヴァンが演じている。さらに、ジバンシィやシャネルなどのスタイリングを担当するスタイリストの

    幼い娘のヌード写真を母が撮影、議論を呼んだ実話を娘自身が映画化した『ヴィオレッタ』 | CINRA
  • 精神分析医による絵本原作の怖くて可愛いジャンクオペラ、野田秀樹推薦で上演実現 | CINRA

    世界的ベストセラー絵が原作のジャンクオペラ『ショックヘッド・ピーター~よいこのえほん~』が、9月1日から東京・池袋の東京芸術劇場で上演される。 同作の原作は、ドイツの精神分析医ハインリヒ・ホフマンが息子のために執筆した絵作品。1845年に初版が刊行され、日では『もじゃもじゃペーター』や『ぼうぼうあたま』といったタイトルで翻訳出版されている。 今回上演される作品は、1998年にUKパンクバンド「Tiger Lilies」などによって初演されたミュージカルを、ハンガリーを代表する先鋭的な「劇団オルケーニ」が大胆にハンガリー語版にアレンジしたもの。怖さと可愛らしさをあわせもった個性的なキャラクターが舞台上を駆け巡る、リズミカルでエネルギッシュな作品となる。なお、東京芸術劇場のリニューアル記念公演となる今回の上演は、同劇場の芸術監督を務める野田秀樹がその原初的なパワーに惚れ込んだことから実現

    精神分析医による絵本原作の怖くて可愛いジャンクオペラ、野田秀樹推薦で上演実現 | CINRA
  • チェルフィッチュ岡田利規が、ダンサー森山開次と「解り合えない」異色コラボ公演 | CINRA

    演劇カンパニー「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規が作・演出を手掛ける新作公演『家電のように解り合えない』が、9月24日から東京・東池袋のあうるすぽっとで上演される。 同公演は、出演するダンサーの森山開次と岡田が、1年にもわたる長期のワークショップを経て制作したもの。作品タイトルにもなっている「解り合えない」をテーマにしているという。 岡田は、1997年にチェルフィッチュを結成し、2005年に『第49回岸田戯曲賞』を受賞。2008年には初小説で『大江健三郎賞』を受賞するなど、演劇界・文学界から大きな注目を集めている。対する森山は、美しくしなやかで独創的な身体表現を特徴とし、コンテンポラリーダンス界で人気を誇るダンサー。同公演の詳細な内容は明かされていないが、持ち味の異なる両者がどのような舞台を作り上げるのか見どころだ。なお、舞台美術と宣伝美術を現代美術作家の金氏徹平が手掛けている。金氏が舞台

    チェルフィッチュ岡田利規が、ダンサー森山開次と「解り合えない」異色コラボ公演 | CINRA
  • 「見えないものを見る」ためには 八谷和彦インタビュー | CINRA

    他人の目から眺めたこの世界や、伝説上の生き物たち、または見知らぬ誰かの綴る日常の独白。いずれにも共通するのは、来は「見えないもの」だということ。八谷和彦はそれらを人びとに体感可能なメディアアートとして世に送り出してきた。彼の作品のなかでもコミュニケーションツール的なシリーズに位置づけられるこれらの試みはしかし、人いわく「わかりあえない、という事実をわかりあう」地点からスタートしているという。想像するのが楽しいものもそうでないものも含め、「見えないもの」があふれるこの時代。6月2日から、SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアムにて開催中の展覧会『魔法かもしれない。-八谷和彦の見せる世界のひろげかた-』で、彼は何を見せてくれるのだろう。 肉眼では無理でも、何かを通せばそこにあるものが見えてくる ─まずは最新個展『魔法かもしれない。-八谷和彦の見せる世界のひろげかた-』について

    「見えないものを見る」ためには 八谷和彦インタビュー | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/07/06
  • 鬼才ジョン・カーペンター監督の10年ぶり新作『ザ・ウォード/監禁病棟』が9月公開 | CINRA

    ジョン・カーペンターの約10年ぶりとなる監督作品『ザ・ウォード/監禁病棟』が、9月17日から東京・銀座シネパトスほか全国で順次公開される。 1979年の『ハロウィン』、1982年の『遊星からの物体X』でホラーとSFの金字塔を打ちたて、その後も画期的なビジュアルエフェクトや、自らプロデュースするサウンドを駆使した挑戦的な作品を撮り続けてきたカーペンター。2001年に製作された『ゴースト・オブ・マーズ』以来の監督映画となる同作は、1959年の精神病院が舞台となる。身に覚えのない放火の罪で精神病棟に送られた少女クリステンを主人公に、閉鎖病棟の少女たちとの出会いや、クリステンの失われた記憶について、病棟内で起こる怪奇現象などを描くショッキングなサイコホラー作品となっている。 主人公のクリステン役は『ゾンビランド』や『ドライブ・アングリー3D』に出演経験のあるアンバー・ハード。共演者には、メリル・ス

    鬼才ジョン・カーペンター監督の10年ぶり新作『ザ・ウォード/監禁病棟』が9月公開 | CINRA
  • 「結び目」に託し困難を描く、ベ・サンスン個展『ゴルディアスの結び目』 | CINRA

    結び目を描く作家ベ・サンスンの個展『ゴルディアスの結び目 Gordian Knot』が、東京・神楽坂のイムラアートギャラリー東京で7月2日から開催される。 サンスンは、1971年韓国生まれ。ソウルの美術大学を卒業後、東京やロンドンそして京都へと制作拠点を移しながら活動し、白と黒のみで描かれる結び目を制作の継続的なモチーフに、独自の表現を追求している作家だ。これまでに韓国、日アメリカドイツ、イギリスなどで個展の開催や企画展へ参加するなど、精力的な活動をしている。 同展では、インスタレーション形式の作品を含む新作7点を展示予定。同展のタイトルとなっている「ゴルディアスの結び目」とは、紀元前から伝わるアレクサンドロス3世の伝説に由来しており、容易に解決できない困難を複雑な結び目として作中で表現している。 これまでの作品では、人間関係を主なテーマに据えて柔らかくシンプルに描かれてきた結び目だ

    「結び目」に託し困難を描く、ベ・サンスン個展『ゴルディアスの結び目』 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/06/27
  • シャマラン原案のホラー映画『デビル』、密室エレベーター舞台に繰り返される残酷死 | CINRA

    密室と化したエレベーターを舞台にしたホラー映画『デビル』が、7月16日から東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開される。 物語は、ロザリオを握りしめた男が高層ビルから墜落死したことから始まる。現場に急行した刑事は状況から自殺と断定するが、ちょうど同じタイミングでビルのエレベーターが突然停止。エレベーター内の照明が消えるたびに、閉じ込められた5人の男女うち1人が残酷な死を遂げていくという、謎の事態が起こっていた。 『デビル』の原案は、『シックス・センス』の監督・脚で知られるM・ナイト・シャマランが長年にわたって練りあげてきたもの。同作は、シャマランの原案を将来有望な映像作家たちが映画化していくプロジェクトの第1弾作品となっている。 監督はスパニッシュホラーの傑作『REC』のハリウッドリメイク版を手掛けたジョン・エリック・ドゥードル。脚を斬新なアイディアで注目を浴びたホラー映画

    シャマラン原案のホラー映画『デビル』、密室エレベーター舞台に繰り返される残酷死 | CINRA
  • 失踪した父を追って踏み込む神秘の森、絵画的な映像美で少年の成長描く映画『蜂蜜』 | CINRA

    幻想的な森に暮らす少年の成長と家族の絆を描いたトルコ映画『蜂蜜』が、6月から東京・銀座テアトルシネマほか全国で順次公開される。 手つかずの森林に囲まれた山岳で両親と共に暮らしていた6歳の少年・ユスフは、養蜂家の父と神秘に満ちたおとぎの国のような時を過ごしていた。しかしある日、森の蜂たちが忽然と姿を消してしまい、父は蜂を探しにいったまま戻らなくなってしまう。数日経っても父が帰ることはなく、ついにユスフは1人で幻想的な森の奥へ足を踏み入れていった。 同作の監督は、現代トルコ映画界を代表するセミフ・カプランオール。同作では、父を待ち続けて寂しさを抱きながらも、残された母を守るため、大人への第1歩を踏み出す少年の健気な姿を切実に描いている。 また、童話の断片のような絵画的な映像美と、鳥のさえずりや小枝のきしむ音などリアルな音響効果によって、時間の概念を超えた神秘的な森を姿を魅惑的に表現。日語字幕

    失踪した父を追って踏み込む神秘の森、絵画的な映像美で少年の成長描く映画『蜂蜜』 | CINRA
  • 小沢健二、オフィシャルサイトに新テキスト「町に血が流れる時」を掲載 | CINRA

    小沢健二が自身のオフィシャルサイトで新たなテキストコンテンツ「町に血が流れる時」を、日4月12日付けで発表した。 同文章は、社会が大混乱に陥った際に起きる経済の流れや社会の性質について触れながら、そんな社会の中でも確かに存在する善意について書かれたもの。オフィシャルサイトで基調とされている縦書きテキストのほかに、横書きバージョンも掲載されている。 メキシコから届いた小沢のメッセージを、是非一読して欲しい。

    小沢健二、オフィシャルサイトに新テキスト「町に血が流れる時」を掲載 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/04/13
    ozaken
  • ビョークの4年ぶり新作はアプリ形式でリリース、楽曲の一部はiPadで制作 | CINRA

    Bjorkが4年ぶりの新作『Biophilia』をアプリケーション形式でリリースすることがわかった。 TimbalandやDanjaとのコラボも話題となったアルバム『Volta』以来の作品となる『Biophilia』は、楽曲の一部をiPadで制作。同作についてBjorkは「音楽、アプリ、インターネット、機器、そしてライブ・ショウを内包したマルチメディア・プロジェクト」とコメントしている。 リリースの詳細な日程は明らかになっていないが、今年の春から夏にかけての発売を予定。また、『Biophilia』にまつわるプロジェクトの一環として、これまでにもBjorkのPVを手掛けたミシェル・ゴンドリーがSFミュージカルムービーが制作中とのことだ。 (ニュース提供元:bmr.jp)

    ビョークの4年ぶり新作はアプリ形式でリリース、楽曲の一部はiPadで制作 | CINRA
  • 超・振付家シリーズ第3弾は川口隆夫、真鍋大度率いるRhizomatiksと創る舞台 | CINRA

    あらゆるボーダーを越えて活動する振付家を招く「超・振付家シリーズ」の第3弾公演『川口隆夫「TABLEMIND」』が、2月23日から神奈川・川崎市アートセンターのアルテリオ小劇場で開催される。 これまでに、イデビアン・クルーの主宰である井手茂太、The Forsythe Companyの安藤洋子による作品を上演している同シリーズ。今回は、他ジャンルのアーティストとコラボレートしながら、先端的パフォーマンスを展開する川口隆夫に焦点をあてる。 『TABLEMIND』は、会えなくなった友人に宛てた手紙形式のテキストに基づいて構成されるマルチメディアパフォーマンスだ。観客は1~2mほどの至近距離から、身体と言葉、そして密接に絡み合う映像やサウンドを体験することができる。 透明なテーブルと壁を擁したミニマルで冷たい空間は、川口の身体表現と真鍋大度をはじめとするテクニカルチーム「Rhizomatiks」

    超・振付家シリーズ第3弾は川口隆夫、真鍋大度率いるRhizomatiksと創る舞台 | CINRA
  • スパイク・ジョーンズ、ラブストーリー短編リリース記念展を開催 | CINRA

    個性的な映像作品で「奇才」の異名を持つ映像作家スパイク・ジョーンズの展覧会『THERE ARE MANY OF US - I'M HERE』が、東京・渋谷のDIESEL ART GALLERYで2月19日から開催される。 同展は、2010年にサンダンス映画祭で発表されたスパイク・ジョーンズ初となるラブストーリー短編『I'm Here』を、CD、DVD、書籍形式でパッケージ化した『THERE ARE MANY OF US』の日語版発売を記念して行われるもの。 作品に凝縮されたスパイク・ジョーンズのイマジネーションを写真やスケッチ、映像をはじめ、ロボットデザイナーのソニー・ジェラシモウィックや、アメリカの芸術家メリル・スミス、主題歌のアスカ・マツミヤなど、スパイク・ジョーンズの『I'm Here』に参加した注目のアーティストたちと共に紹介する。 会期中には、スパイク・ジョーンズのアート作品や

    スパイク・ジョーンズ、ラブストーリー短編リリース記念展を開催 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/02/17
  • 奥秀太郎作品第5弾はダンサーの黒田育世が主演、映像を駆使した美しい舞台 | CINRA

    国内外から高い評価を受ける映画監督・映像作家の奥秀太郎による、美しく獰猛で凄惨な復讐劇『SOUTH OF HEVEN』が、東京・渋谷のパルコ劇場で2月26日、27日に上演される。 脚・演出・映像を手掛ける奥は、最先端のデジタル技術を駆使しながらも、アナログなあたたかみのある映像でオリジナリティを発揮している映像プランナーだ。映像を用いた独創的な演出でダンスやピアノ、書など様々なジャンルのショーを手がけるほか、これまでにオリジナリティ溢れる舞台作品を発表している。 同作では、オリジナル脚によりさらなる先鋭的な世界観を追求するとともに、演劇的な表現に挑戦。劇場空間を生かした実験的・革新的な映像演出によるエンターテインメント作品となっている。 主演には、飴屋法水演出によるソロ作品『ソコバケツノソコ』などを持つ振付家・ダンサーの黒田育世を迎えるほか、作家・演出家・振付家・パフォーマーとしてジャ

    奥秀太郎作品第5弾はダンサーの黒田育世が主演、映像を駆使した美しい舞台 | CINRA
  • コレクターの視点から眺望するフランスの現代美術シーン、デュシャン作品も展示 | CINRA

    フランス現代アートシーンの10年をコレクターの視点から眺望する『フレンチ・ウィンドウ展:デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線』が、東京・六木の森美術館で3月26日から開催される。 同展は、フランスで最も権威ある現代美術コレクターの団体「ADIAF」が主催する『マルセル・デュシャン賞』の設立10周年を記念したもの。同賞のグランプリ受賞作家に加え、一部最終選考作家とデュシャン人を含む28人のアーティストを一挙に公開する。 フランス窓をモチーフにしたデュシャンの代表作『フレッシュ・ウィドウ』にちなんで名付けられた同展は、窓をテーマにした「デュシャンの窓」「窓からの眺め」「時空の窓」「こころの窓」「窓の内側で」の5部から構成されており、デュシャンの主要作品を含む、世代も文化背景も異なる作家たちの絵画、彫刻、写真、インスタレーション、ビデオ作品など、近年活気を増し国際的にも注目されるフラン

    コレクターの視点から眺望するフランスの現代美術シーン、デュシャン作品も展示 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/02/14
  • 伊達男の破天荒な生涯を描く『ゲンスブールと女たち』、BD作家スファール初監督作 | CINRA

    今なお語り継がれる名曲の数々を生みだしたカリスマであり、シャルロット・ゲンズブールの父としても知られるセルジュ・ゲンスブールの生涯を描いた映画『ゲンスブールと女たち』が、5月から東京・渋谷のBunkamuraル・シネマ、新宿バルト9ほかで公開される。 1991年に62歳で急逝した芸術家、セルジュ・ゲンスブール。ユダヤ人で醜男というコンプレックスを抱えながら、フランス・ギャル、ブリジット・バルドー、ジュリエット・グレコ、ジェーン・バーキン、ヴァネッサ・パラディらの才能を開花させ、独特のダンディズムで数々の女性たちに愛されたフランスきっての伊達男だ。作詞家・作曲家・歌手・映画監督・俳優・画家とマルチな才能を持ちながらも、反体制的で強烈な作風をもつ彼の破天荒でセンセーショナルな生涯が、数々のシャンソン、ジャズ、フレンチ・ポップに彩られてスクリーンに甦る。 監督を務めるのは、これまでに数多くのコミ

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  • ラース・フォン・トリアー監督作オールナイト上映、『アンチクライスト』公開記念 | CINRA

    映画『アンチクライスト』の公開を記念した、ラース・フォン・トリアー監督作品のオールナイト上映が、2月25日に東京・シネセゾン渋谷で行われる。 イベント翌日の2月26日から公開されるラース・フォン・トリアー監督の最新作『アンチクライスト』は、過激な性描写や暴力描写などから日公開が絶望視されていたエロティックサイコスリラー映画。夜の営みの最中に愛する息子を事故で失ったある夫婦が、病んだ神経を治療するために足を運んだ山小屋で、さらなる愛憎と葛藤の渦に巻き込まれていく姿が描かれている。 オールナイト上映では、先行上映となる『アンチクライスト』をはじめ、ビョーク主演映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』、道徳の無意味さを描いたニコール・キッドマン主演映画『ドッグヴィル』の3を一挙に堪能することが出来る。ラース・フォン・トリアー作品ならではの、禍々しく描かれた人間の根底にどっぷりと浸かることのできる一

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  • ダリやマグリットら、20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムの全貌 | CINRA

    ダリやマグリット、エルンスト、デ・キリコ、ミロ、タンギーなど、約170点もの作品からシュルレアリスムの全貌を紹介する『シュルレアリスム展―パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による―』が、東京・六木の国立新美術館で2月9日から開催される。 シュルレアリスムとは、偶然性、夢、幻想、神話、共同性などを鍵に、日常的な現実を超えた新しい美と真実を求め、夢や無意識の世界を探求した詩と芸術の運動のこと。1920年代にパリで始まると瞬く間に世界中に広まり、その影響は文学や絵画、広く文化全域に、そして広告や映画などの表現を通じて現代生活の細部にも及んでいる。 同展では、シュルレアリスムにおける広範で多様な作品を所蔵するパリの国立ポンピドゥセンターの膨大なコレクションの中から、絵画、彫刻、オブジェ、素描、写真、映画などの作品に書籍や雑誌などの資料を加え、その全てを詳細まで紹介。展示は、時系列を追う5部構成とな

    ダリやマグリットら、20世紀の芸術の流れを変えたシュルレアリスムの全貌 | CINRA
    Hi-kari
    Hi-kari 2011/02/14
  • 『リアル脱出ゲーム』が東京ドームに進出、今度は荒廃した地球からの脱出 | CINRA

    現実世界が舞台の参加型イベント『リアル脱出ゲーム』の新作公演『あるドームからの脱出 地球滅亡まであと1時間』が、4月から5月にかけて東京・後楽園の東京ドームで開催される。 『リアル脱出ゲーム』とは、様々な暗号やアイテムをヒントに、参加メンバーと協力して謎解きを行う体験型イベント。今回で8回目を迎える東京公演は、これまでに明治神宮野球場、よみうりランド、BankART Studio NYKなど、個性あふれる会場を舞台に回を重ねてきた。 『あるドームからの脱出』で参加者に用意される舞台は、22世紀の荒廃した地球に取り残された人類最後のドーム空間。崩壊寸前の地球から1時間以内に宇宙船で脱出するというミッションが参加者の前に立ちはだかる。 チケットの一般発売は2月19日12:00からスタート。なお、東京ドームホテルと東京ドーム天然温泉「スパ ラクーア」では、イベントの参加者特典として特別優待プラン

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