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ブックマーク / lessor.hatenablog.com (9)

  • 判決要旨の言っていることがよくわからない - 泣きやむまで 泣くといい

    先日のブログ記事で触れた「受け皿がないから刑務所に長くいてもらおう」判決。多くの人が「判決文はどこで読めるのだ」と思っていたところ、判決要旨がネット上で読めるようになった。どなたかわからないが、アップロードしてくださった方(山眞理さん?)に感謝。 判決要旨 http://www.jngmdp.org/wp-content/uploads/20120730.pdf 特に問題となるのは要旨の終盤部分である。引用したい。 第2 具体的な量刑 1.そこで被告人に対する具体的な量刑について検討する。被告人や関係者等を直接取り調べた上で件行為に見合った適切な刑罰を刑事事件のプロの目から検討し、同種事案との公平、均衡などといった視点も経た上でなされる検察官の科刑意見については相応の重みがあり、裁判所がそれを超える量刑をするに当たっては慎重な態度が望まれるというべきである。 しかしながら、評議の結果、

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    HitTheSupportersBull 2012/08/02
    わからない、わかることがむずかしい、わかることができないことへのサポートとか。少なくてもバカにすることではなさそう。もちろん怒りはあるのだが。
  • 「受け皿がないから刑務所に長くいてもらおう」という判決について - 泣きやむまで 泣くといい

    姉殺害に求刑超え懲役20年判決 発達障害で「社会秩序のため」 http://www.47news.jp/CN/201207/CN2012073001002297.html 司法が「社会秩序」とか言うな。そんなことは誰も頼んでいない。 関係者ならばよく知っている言葉に「社会的入院」というものがある。この言葉に馴染みのない方はwikipediaの説明でも読んでいただければよい。今回の判決には「社会的入院から社会的入獄へ」なんて皮肉まで聞こえているけれど、ダメな福祉や医療が推し進めて批判されてきたことを、新たな形で「司法」が支持するならば、地域生活を送るためのシステムづくりに向けて社会が気で尽力しない現状に、誰がどう歯止めをかけられるのか。 その意味では「社会的入院」よりもさらにタチが悪く、おそろしい話。裁判員裁判「だから」こうなったのか。裁判員裁判「なのに」こうなったのか。裁判員だろうがなか

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    HitTheSupportersBull 2012/07/31
    興味関心の方法を考える
  • あなたの子に「療育」が必要になったとして - 泣きやむまで 泣くといい

    あなたに幼稚園に通っている子どもがいるとしよう。その子が成長するにつれて、少しずつ発達に気がかりな点が見え始める、なんてことがあるかもしれない。他の子どもと比べてやけに言葉が少ないとか、お友達の気持ちがわからずにケンカばかりしているとか、そんな状況を想像してもらえればよい。 「障害」という言葉が頭をよぎりつつ、それを認めたくないという思いと子どもの幸せを願う気持ちが交錯して、いったい自分は何をどうすればよいのだろうかと悩むかもしれない。そんなときに、自治体による乳幼児健診などを通じて関わりのある保健師などから「療育」というものを勧められることがあるだろう。 なんだかすごい字面であるが、最近では「発達支援」なんて呼ばれることもある。その子どもの発達上の強みを活かせる方法や弱みをカバーする方法を考えていこう、とするものとしてひとまずは思ってもらえればいい。「療育機関」などと呼ばれる場所に通って

    あなたの子に「療育」が必要になったとして - 泣きやむまで 泣くといい
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    HitTheSupportersBull 2012/03/29
    早期療育……。利用する人が簡単に使えるように人を増やせればいいのに。
  • 「寛容さ」に救われないから「能力」に引き寄せられていく - 泣きやむまで 泣くといい

    最近、シノドスが「障害者」に言及した記事をよく掲載している。これまで「論壇」的なものの中であまり扱われなかったものに注目が寄せられる背景には、きっとこの記事のような時代診断があるのだろう。 生き延びるための「障害」――「できないこと」を許さない社会 荒井裕樹 http://synodos.livedoor.biz/archives/1902249.html これは「発達障害者」の現況や支援のあり方を示そうとして書かれたものではない。「障害」にまつわる言説が「発達障害」のような白黒のはっきりさせにくい「障害」の存在によって拡張されて、たとえば精神医学的には必ずしも正確ではない「俺は『コミュ障』だから」のような使われ方が日常的な場面でも広まりつつある事態に、社会の側にある「非寛容」からわが身を救おうとする人々の生存戦略を見出そうとするものだ。 障害の「社会モデル」的理解というのは何らかの意味で

    「寛容さ」に救われないから「能力」に引き寄せられていく - 泣きやむまで 泣くといい
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    HitTheSupportersBull 2012/03/01
    自分の能力で支援をしたいってーのは……。自分が、または相手が何がしたい、何に向いてる、何ができるって言うことを考えること。
  • 乙武さんの「おおらかな親のほうがよい」について(※少し追記あり) - 泣きやむまで 泣くといい

    「もしも、自分が障害のある子を授かったら....みなさんはどう思いますか」・・乙武(h_ototake)さんの連続ツイート http://togetter.com/li/198030 このtogetterを読んで「うわー、これはよくない」と思って、寄せられたブックマークコメントを見たら、みんな絶賛(※その後、時間が経って、少しずつ批判的なものも出てきた)。世間的にはこれが「障害があっても人は幸せになれる」という美しい主張としてのみ受けとめられてしまう。自分は、障害児とその家族を支援する者である。無視できない。 彼のツイートの意図はどうあれ、これは「障害を受容できない保護者は望ましくない」「障害を受容できない保護者の子どもは苦労をする」というメッセージとして機能する。それも「受容できない」責任を保護者自身に帰属させる形で(彼自身は「受容」という言葉を用いていないので、もしかしたら「障害受容」

    乙武さんの「おおらかな親のほうがよい」について(※少し追記あり) - 泣きやむまで 泣くといい
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    HitTheSupportersBull 2011/10/10
    仕事柄成人した障碍者の親によく会うが「おおらか」になるにしても時間がかかる人が多いかも。育児とかすることで人が育つ、とか。もっとしんどくない社会になったとしても当人や親族しかわからんことは残る、きっと
  • 「睡眠リズムは脳に大切」で終わらせたくない人たち - 泣きやむまで 泣くといい

    少し前に話題になりつつも、スルーしていたのだけれど、bem21stさんが紹介してくださっていたのをきっかけにちゃんと読んだ。 乳幼児期の規則正しい睡眠のリズムが脳機能の正常な発達に重要であることを実験的に証明しました http://www.pref.aichi.jp/0000042725.html 記事のタイトル通りならば、「まあそうなんじゃないの」で済む話。問題は、記者発表記事中に書かれている 不規則な睡眠のリズムが自閉症様の症状を引き起こす可能性がある の部分である。 これがどのように報道されたのかを、いまネットで読める限り読んでみたけれど、その多くが共同通信のものと思われる文章をそのまま載せているだけであった。以下は抜粋。 仙波りつ子共同研究員は「ヒトでも乳幼児期に早寝早起きの規則正しい生活をしないと、脳に障害を起こす危険性がある」と指摘している。 また、自閉症の人にみられる遺伝子の

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    HitTheSupportersBull 2011/07/07
    自閉症がカモにされやすいと思ってしまうのは数が多いからかなぁ。/自らアスペルガーを名乗る精神科医が漢方をすすめてきたときはもやもやしたなぁ。関係ないけど。
  • 北欧の福祉だけ羨ましがるのはやめにしよう - 泣きやむまで 泣くといい

    北欧諸国が社会保障のモデルとされるのを面白く思わない人は多い。国土、人口、税金、わかりやすい比較ポイントが並べられて、「だから日では無理だ」と言われる。一方で、そうした福祉国家の成立条件うんぬんを言う以前に、社会保障の「手厚さ」が「甘さ」「ぬるさ」のように感じられて、批判したくなってしまう人々も多いだろう。 格差と貧困のないデンマーク―世界一幸福な国の人づくり (PHP新書) 作者: 千葉忠夫出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2011/02/01メディア: 単行購入: 21人 クリック: 616回この商品を含むブログ (5件) を見る このはデンマークの「福祉」に焦点を当てたものではない。著者は日とデンマークの架け橋になろうと長年にわたって尽力されてきた方である。彼によれば、デンマーク型の福祉制度を単純に輸入しようとしてもうまくいかない。しかし、その理由は前述したような論点

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    HitTheSupportersBull 2011/06/22
    自己決定に対する支援/理解できるまで何度かやってくれるのはいいなぁ。個々の到達する目標はどうやって決めるのかな。やりながらじゃないとわからんやろうな。
  • 寄付をすることであなたも伊達直人になれる? - 泣きやむまで 泣くといい

    群馬の児童相談所前に大量のランドセルが積まれていたのは、昨年のクリスマスの朝であった。差出人は伊達直人。 2件目は年明けだった。1月5日。今度は神奈川の児童相談所前にランドセルが置かれた。いっしょに残されていたという手紙にはじめて「タイガーマスク運動」という言葉が登場する。 お正月をはさみ、多くの人は昨年のクリスマスにあった出来事なんて忘れかけていただろう。この2件目の「タイガーマスク」が決定的にこの後の流れを作ったと言える。最初の「フォロワー」の重要性。 3〜5件目は1月7日である。多様化がはじまる。 長野では児童相談所宛てではあるが、ランドセルは宅配便で届けられた。送り主は手紙で「遅れてきたサンタクロース」と名乗った。「私にも小学1年生になる子供がいます。同じ気持ちで楽しい入学式を迎えましょう」「世の中に私と同じ志の方がいらして共感します」などとも書かれていたそうである。 静岡では児童

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    HitTheSupportersBull 2011/01/12
    知的障碍者の施設なら報道にすらならなかったんではとか思ってしまうんですが、それはそれ。
  • 「障害」が笑われているのか? - 泣きやむまで 泣くといい

    ネット上で放映の前後から話題になっているが、視聴率的には0.6%だったらしい例の番組。 笑っていいかも!? http://www.nhk.or.jp/kira/post/info_101204.html 番組内容の紹介記事もなんだか大人気である。 タブーを笑え! 笑う障害者たち http://d.hatena.ne.jp/LittleBoy/ 自分は特に見ようと予定していたわけではないのだが、たまたまチャンネルを合わせて、そのままほとんど全部見た。 脳性マヒブラザーズは以前から知っていて、ツッコミのタイミングもいいし、やっぱり頭ひとつ抜け出ているな、と思った(以前に見たのもこのネタだったので、もっとネタは増やしてほしいが)。あとは2時間の中でそんなに笑うところなかった。NHKがバラエティ的な編集に慣れていないのもあると思う。民放が演出・編集したら、もっと面白く見せられたかもしれない。あと、

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    HitTheSupportersBull 2010/12/16
    こんな番組ですら自閉症者や知的障碍者は出られないのが問題やなと思います。「難しい問題」とか言うて隠すのはやめた方がいいです。まあ、鳥居みゆきもおもしろいですけど、
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