僕の近しい人が富山和彦さんの講演がすごくよかったとしみじみと言っていたので、googleして富山和彦さんの記事を色々と読んでみた。とても多くの示唆があったのですが、一番感じたのは「立場を学ぶことがいかに大切か」ということでした。 以前、僕は28才のリアル〜スーツとギークのあいだを彷徨う〜というエントリを書きました。これは、僕がSIerでプログラマとして働いた時に感じた葛藤を素直に言葉に落としたものです。その当時の僕には、1つ大きな不安がありました。 技術というのは恐ろしいもので、「うわー、すごいじゃん。こんなこと出来るようになったんだ」から「もうそれぐらい誰でも使ってるよね」に変換されてしまう。 28才のリアル〜スーツとギークのあいだを彷徨う〜 これがとても不安だったことを覚えている。自分の価値ってどこにあるのだろう、と空恐ろしくなった。 専門性を追求しそれを武器にして生きることは否定しな