それだけではなく、その同じ新聞の9頁目の「今日関注」(本日のトピックス)では、日本のこのたびの衆議院選挙の特集を組み、投票者の姿とともに、笑顔の鳩山氏と深くうつむく麻生氏の顔を対照的に載せ、詳細に解説を加えている。 そこには“鳩山由紀夫:「宇宙人」梦想成真(「宇宙人」夢を実らせる)”という小見出しがあるが、愛称「宇宙人」を用いているところなどを見ると、好意的に記事を書いている姿勢が垣間見える。 鳩山氏は「日本のオバマ」?! ただ、8月31日の朝刊に間に合わせようとしたためか、民主党の獲得議席数「308」が「306」と書かれていることに、速報を競う中国人記者たちの慌てぶりが感ぜられ、かえってその関心度の高さをうかがわせた。 また、日本の政権交代を「革命的変化」と位置付け、鳩山氏を「日本のオバマ」と礼賛する記事もあり、「スタンフォード大学に留学した、洗練されたスマートな人物」として紹介するテレ