鈴木記者 CPU抽選では“ドラマ”ない 【走論書く論=鈴木正】14日に行われた阪神ジュベナイルフィリーズはブエナビスタが優勝した。2戦1勝のキャリアで出馬登録を行い、17分の6という厳しい抽選を突破してゲートイン。その幸運をVにつなげた。この抽選は11日午後に行われたのだが、関東馬4頭がすべて落選。一方、有力視されたブエナビスタ、ミクロコスモスが当選したことで一部関係者からは「本当に抽選しているのか?」との声も聞かれた。結果は前出2頭が1、3着。自分はJRAの公正さを信頼しているが、少々複雑な心境になった。 それもこれもコンピューター(CPU)で抽選するから妙な疑念がわくのだ。いっそG1に関しては抽選すべてを関係者立ち会いのもと、福引で使う回転式抽選器で行うべきだ。JRAによれば、出走馬抽選や枠順決定にCPUが導入されたのは81年。CPUが乱数を発生させて瞬時に当選馬や、枠順を決める